久しぶりに九州の話題です。夜行鈍行「ながさき」を仕立てていて、旅客車はだいたいメドがついているのですが、2両のマニ36(門モシ)が決着していませんでした。
そういえば去年のJAMで買ってきたトラムウェイのB級品ボディがあったな・・・と思い、これも前から出たり引っ込んだりしている、もともと「急行津軽鳥海」向けに作ったマニ36 2057(秋アキ)(ロコモデルキット組み)も引っ張り出して、なんとかこれらをあてがうことはできないか考えてみました。右のボディだけのがトラムウェイ、左が2057です。

マニ36という「沼」のこと、ネットを徘徊するだけでは十分な情報が得られないので、ついに有害優良図書を購入してしまいました。以前、上・下巻で出たものの合冊リメイク版です。ちなみに前回のはマニ37の情報が欲しかったので下巻だけ買っていました。さすがに写真点数は限られますが、1両ごとに形態分類された一覧表は圧巻で各車の形態が想像でき、今までのモヤモヤが一挙に晴れた気がしました。

しかし、モヤモヤが晴れたということはごまかしが利かなくなったのと一緒です。案の定、このままのスタイルで1980年前後の門モシ配置車にしようとすると無理があることが分かりました。
トラムウェイのボディは「オロ40改」とされる品番のものらしく、オハ35戦後型と同じくデッキが「絞り折妻」形状で鋼板屋根のスタイルとなっています。実車では200番台に該当するとのこと。門モシには226、227という番号がみられるので「ラッキー!」と思ったのですが、これらはまさに「オハ35戦後型」からの改造で後位(車掌室寄り)の窓が1個多いのでした。一気にショボン・・・です。
門サキ(長崎)に203という個体がいて、これがオロ40改らしいのでしらばっくれるか?という案も浮上したのですが、今少し優良図書やネット情報を読み込むと、門モシに居る62番が「ほぼ同一形態で屋根がキャンバス屋根」ということが判明したので、せっかく鋼板屋根特有の継ぎ目が奇麗にモールドされていますが、これを削って62番に仕立てることにしました。

ボディにはデッキステップと端梁が一体化したパーツも同梱されていましたが、一般客車用(右;カプラーなし)だったので、ステップが車体下端とツライチに近い荷物車用(左;カプラー付き)をメーカーから通販で取り寄せました。楽をしようと手すりや縦樋も一緒に通販したので安物買いのナンチャラ・・・になりつつあります。でもラク♪笑

台車は日光のTR23コロ軸を履かせました。原則、200番台の鋼板屋根車はTR34、キャンバス屋根車はTR23なのだそうです。屋根改造は1日あればできるかな〜?

ラク〜とか言っていたら1か所ステップ(足かけ)が折れているのに気が付きました。折れたパーツが行方不明なのでプラか真鍮帯材で自作しないといけません。全然ラクじゃなくなりました。。

ということでトラムウェイのボディはうまく収まったのですが2057番はやっかいでした。実車はオロ36を格下げしたオハ55をタネ車にしているとのことで、一見すると丸屋根キャンバス貼りなので仲間は多そうですが、厳密な同一改造グループ車は6両しかなく、もちろん門モシの配置はありません。さて困った。
スロ62を先祖返りさせるくらいなので改造はいとわないのですが、この車はまだ普通に買えた頃にスエード調スプレーで屋根を塗っていて、割と綺麗に仕上がっているので、変にいじりたくありません。(リベット付のガラベンは何とかしたいけど・・・)

結局、2057番はこのままいじらないことにしました。

PCのフォルダを探したところ、かなり前に作画したデータが残っていたので、見た目の変化を狙って荷物ドア間の窓が3つあるオロ35格下げ車(門モシでは47番、83〜85番が該当;図の上側)を作ることにします。オロ時代にアルミサッシ改造された車がいて、ぶどう色2号にアルミサッシというなかなかお洒落な車を期待したのですが、前記の優良図書によるとアルミサッシ車は思ったほど多くなく、上記の番号もすべて非該当でした。残念ではありますが、「どーだアルミサッシかっこいいだろ?」みたいな痛いことにならずに済みました。優良図書有能!!

注)下段の111番はスハ32由来の600mm窓が正しいのですが700mm窓になっています。ご注意を。
そういえば去年のJAMで買ってきたトラムウェイのB級品ボディがあったな・・・と思い、これも前から出たり引っ込んだりしている、もともと「急行

マニ36という「沼」のこと、ネットを徘徊するだけでは十分な情報が得られないので、ついに

しかし、モヤモヤが晴れたということはごまかしが利かなくなったのと一緒です。案の定、このままのスタイルで1980年前後の門モシ配置車にしようとすると無理があることが分かりました。
トラムウェイのボディは「オロ40改」とされる品番のものらしく、オハ35戦後型と同じくデッキが「絞り折妻」形状で鋼板屋根のスタイルとなっています。実車では200番台に該当するとのこと。門モシには226、227という番号がみられるので「ラッキー!」と思ったのですが、これらはまさに「オハ35戦後型」からの改造で後位(車掌室寄り)の窓が1個多いのでした。一気にショボン・・・です。
門サキ(長崎)に203という個体がいて、これがオロ40改らしいのでしらばっくれるか?という案も浮上したのですが、今少し優良図書やネット情報を読み込むと、門モシに居る62番が「ほぼ同一形態で屋根がキャンバス屋根」ということが判明したので、せっかく鋼板屋根特有の継ぎ目が奇麗にモールドされていますが、これを削って62番に仕立てることにしました。

ボディにはデッキステップと端梁が一体化したパーツも同梱されていましたが、一般客車用(右;カプラーなし)だったので、ステップが車体下端とツライチに近い荷物車用(左;カプラー付き)をメーカーから通販で取り寄せました。楽をしようと手すりや縦樋も一緒に通販したので安物買いのナンチャラ・・・になりつつあります。でもラク♪笑

台車は日光のTR23コロ軸を履かせました。原則、200番台の鋼板屋根車はTR34、キャンバス屋根車はTR23なのだそうです。屋根改造は1日あればできるかな〜?

ラク〜とか言っていたら1か所ステップ(足かけ)が折れているのに気が付きました。折れたパーツが行方不明なのでプラか真鍮帯材で自作しないといけません。全然ラクじゃなくなりました。。

ということでトラムウェイのボディはうまく収まったのですが2057番はやっかいでした。実車はオロ36を格下げしたオハ55をタネ車にしているとのことで、一見すると丸屋根キャンバス貼りなので仲間は多そうですが、厳密な同一改造グループ車は6両しかなく、もちろん門モシの配置はありません。さて困った。
スロ62を先祖返りさせるくらいなので改造はいとわないのですが、この車はまだ普通に買えた頃にスエード調スプレーで屋根を塗っていて、割と綺麗に仕上がっているので、変にいじりたくありません。(リベット付のガラベンは何とかしたいけど・・・)

結局、2057番はこのままいじらないことにしました。

PCのフォルダを探したところ、かなり前に作画したデータが残っていたので、見た目の変化を狙って荷物ドア間の窓が3つあるオロ35格下げ車(門モシでは47番、83〜85番が該当;図の上側)を作ることにします。オロ時代にアルミサッシ改造された車がいて、ぶどう色2号にアルミサッシというなかなかお洒落な車を期待したのですが、前記の優良図書によるとアルミサッシ車は思ったほど多くなく、上記の番号もすべて非該当でした。残念ではありますが、「どーだアルミサッシかっこいいだろ?」みたいな痛いことにならずに済みました。優良図書有能!!

注)下段の111番はスハ32由来の600mm窓が正しいのですが700mm窓になっています。ご注意を。