こんばんは。引き続き103系を作っていきます。
妻板は作業途中ですが、側板に内貼りと真鍮ドアがすべて貼れたところ。でも何か忘れてるような・・・?

側面方向幕の穴あけを忘れていました。この方向幕、窓の中央でも左右対称でもないんですね。強いて言えばすべて窓の中心から“左寄り”。1か所間違えてしまい修正しました。

妻板の内貼りも側板同様に#400スノーマット(t≒0.5)を使用。貫通扉の窓は貼り合わせてからケガいて抜いています。

幕板部は従来通り3×3mmヒノキ材で補強しました。最終的には屋根板が載るので、補強というよりは、屋根板と側板を接着するためのノリシロと言った方がよいかも知れませんね。

真鍮プレスドアは内貼りよりも薄いため、t=0.2mmくらいの薄紙を貼って段差を埋めておきます。手掛けと戸当たりゴムのプレスを避けて左右別々に貼るのでいささか効率悪し・・・

ロングシートを入れる関係から腰部の補強は4×4mm真鍮アングルを使います。床板取り付け用のネジ穴は、現物合わせで最後に開けた方が位置決めの煩わしさがありませんが、真鍮ボディに半田付けしたものと違い、力を加えて穴開けやネジ切りをするわけにいかないので、床板の穴を慎重に写し取り、あらかじめネジ穴を開けておきました。合わない場合は床板の穴をグリグリ広げるだけです。

これ、電動車ユニットが出てくるといつも書いてるような気がするのですが、8箇所もありながら前後の台車周辺に固まっているネジ穴はなんとかならないものでしょうか。モーターの重みで中央がたわんでくるんですね。もともとがインサイドギヤ&縦型モーターの換装用なので仕方ないといえば仕方ないのですが、左右1箇所ずつでもいいのでモーター付近にも穴が欲しいところ。というわけで、完全に中央ではないですが、写真の右下隅に見えるように片側だけ追加の穴を開けました。なぜ片側だけかというと・・・

はい、もう片側は抵抗器が居座っているので穴を開ける場所がありません!まあこれが補強材の代わりをして“たわみ”を防いでくれているので、なくても問題はないですが。。

穴あけついでに、床下機器取付板の固定ネジのお尻が出っ張っているので削っておきます。完成車ではここはどのようにしてるのでしょうか?アングルに切り欠きを入れて逃げてるんでしょうか。強度が下がってしまいますよね。

アングル取り付けに先立ち妻板を接着してしまいます。アングルを内のり寸法ぴったりに仕上げれば、前後の位置合わせを気にせず、高さ合わせだけに専念できると踏んだのですが、それもこれも写し取ったネジ穴が正確な位置に開いていればのハナシ。このあと床板を当てて確認したところ、グリグリまでは必要ありませんが、若干ナメる程度の修正は必要なようです。

その高さ合わせですが、今回はケガキに依らず、床板の深さ相当の“枕”を当てて位置を決めました。ヒノキ材は角がシャープなのでケガキ線に乗せやすいのですが、アングルは角が丸いので見た目では正確な位置がわからないのです。真鍮ボディの組み立てに使うアングル取り付け治具みたいなものですね。ボルスターが心もち高めなので、取り付け位置は3mmよりわずかに深くなるよう、3×3mmヒノキ材に薄紙を貼ったものを枕にしました。

アングルにセメダインスーパーXを塗り、位置が決まったところでアングルの上に4×4mm角材を当て、表側にもヒノキの帯板を当ててバインダークリップで挟んで乾燥させます。ちなみにクリップの力が強過ぎると斜めに力が掛かり、じわじわと位置がズレてしまうことがあるので、その予防のため瞬着の点づけも併用しています。

ペーパー車体の補強に真鍮アングルを使うのは初めてだったので、工程をひとつずつ確認しながらの作業になりましたが、だいたいイメージしたとおりにできたので、この調子で残り3本のアングル取り付け作業も進めたいと思います。
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妻板は作業途中ですが、側板に内貼りと真鍮ドアがすべて貼れたところ。でも何か忘れてるような・・・?

側面方向幕の穴あけを忘れていました。この方向幕、窓の中央でも左右対称でもないんですね。強いて言えばすべて窓の中心から“左寄り”。1か所間違えてしまい修正しました。

妻板の内貼りも側板同様に#400スノーマット(t≒0.5)を使用。貫通扉の窓は貼り合わせてからケガいて抜いています。

幕板部は従来通り3×3mmヒノキ材で補強しました。最終的には屋根板が載るので、補強というよりは、屋根板と側板を接着するためのノリシロと言った方がよいかも知れませんね。

真鍮プレスドアは内貼りよりも薄いため、t=0.2mmくらいの薄紙を貼って段差を埋めておきます。手掛けと戸当たりゴムのプレスを避けて左右別々に貼るのでいささか効率悪し・・・

ロングシートを入れる関係から腰部の補強は4×4mm真鍮アングルを使います。床板取り付け用のネジ穴は、現物合わせで最後に開けた方が位置決めの煩わしさがありませんが、真鍮ボディに半田付けしたものと違い、力を加えて穴開けやネジ切りをするわけにいかないので、床板の穴を慎重に写し取り、あらかじめネジ穴を開けておきました。合わない場合は床板の穴をグリグリ広げるだけです。

これ、電動車ユニットが出てくるといつも書いてるような気がするのですが、8箇所もありながら前後の台車周辺に固まっているネジ穴はなんとかならないものでしょうか。モーターの重みで中央がたわんでくるんですね。もともとがインサイドギヤ&縦型モーターの換装用なので仕方ないといえば仕方ないのですが、左右1箇所ずつでもいいのでモーター付近にも穴が欲しいところ。というわけで、完全に中央ではないですが、写真の右下隅に見えるように片側だけ追加の穴を開けました。なぜ片側だけかというと・・・

はい、もう片側は抵抗器が居座っているので穴を開ける場所がありません!まあこれが補強材の代わりをして“たわみ”を防いでくれているので、なくても問題はないですが。。

穴あけついでに、床下機器取付板の固定ネジのお尻が出っ張っているので削っておきます。完成車ではここはどのようにしてるのでしょうか?アングルに切り欠きを入れて逃げてるんでしょうか。強度が下がってしまいますよね。

アングル取り付けに先立ち妻板を接着してしまいます。アングルを内のり寸法ぴったりに仕上げれば、前後の位置合わせを気にせず、高さ合わせだけに専念できると踏んだのですが、それもこれも写し取ったネジ穴が正確な位置に開いていればのハナシ。このあと床板を当てて確認したところ、グリグリまでは必要ありませんが、若干ナメる程度の修正は必要なようです。

その高さ合わせですが、今回はケガキに依らず、床板の深さ相当の“枕”を当てて位置を決めました。ヒノキ材は角がシャープなのでケガキ線に乗せやすいのですが、アングルは角が丸いので見た目では正確な位置がわからないのです。真鍮ボディの組み立てに使うアングル取り付け治具みたいなものですね。ボルスターが心もち高めなので、取り付け位置は3mmよりわずかに深くなるよう、3×3mmヒノキ材に薄紙を貼ったものを枕にしました。

アングルにセメダインスーパーXを塗り、位置が決まったところでアングルの上に4×4mm角材を当て、表側にもヒノキの帯板を当ててバインダークリップで挟んで乾燥させます。ちなみにクリップの力が強過ぎると斜めに力が掛かり、じわじわと位置がズレてしまうことがあるので、その予防のため瞬着の点づけも併用しています。

ペーパー車体の補強に真鍮アングルを使うのは初めてだったので、工程をひとつずつ確認しながらの作業になりましたが、だいたいイメージしたとおりにできたので、この調子で残り3本のアングル取り付け作業も進めたいと思います。
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