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80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

新年度

2016-04-03 12:18:03 | レイアウト
こんにちは。新年度がはじまりました。と言ってももう3日ですが・・・汗

年度が明けたら仕事もラクになる予定だったんですが、なんだかんだで引きずっていて模型三昧というわけにはいきません。残念!

こういうモンモンとした心理に巧みに入り込んでくるのがポチリの誘惑ですね。
先日ブラス電機の大きな買い物をしてしまったばかりなのに、まあ発売はまだ先だからいいか♪みたいなノリで、富の153系の予約注文を入れてしまいました。
東海道筋のクモニ付きフル編成をいきたいところですが、あまり散在ばかりできないのとMyレイアウトの規模を考え、房総急行の7連を再現すべく基本+増結(M)+サロという陣容でオーダーした次第。




さて、そのレイアウトの方ですが“初鹿野ライクなセクション”の「のり面保護工」に着手すべく、石粉粘土で地面の塗り重ねをしたところ、乾燥したらこのようなひび割れが数か所発生してしまいました。練る際に水分を多めに含ませた影響と思われますが、下地が吸水性抜群のクッキングペーパーだったため急速に吸水されてしまったのも一因かも知れません。山肌も実際はもう少し大きな凹凸があるようなので、その表現も兼ねてさらに粘土を盛り付けて補修したいと思います。




ついでにいくつか不満のある個所を修正することにしました。これは山側の犬走り部分の路盤用マットをカットしているところ。このままだとバラストを撒いた時に扁平になってしまうので、しっかり“盛り上がり”感を出すために掘り下げることにしました。そのままにして実感的でなくなってしまった場所が何か所もあるので、せめてメインの見せ場は雰囲気を壊さないようにということで・・・





こちらはセクションの端部。フレキの枕木の間が接着剤で埋まってしまっていたので、部分的に枕木を抜いて新しいものに差し替えているところです。樹脂マットへフレキの固定は、防音・防振効果をなるべく消さないように接着剤をメインに、小クギをサブで使用しているのですが、この端部のように、なるべくズレが生じないようにしたい部分は「接着剤過多」になる傾向があり、バラスト散布前の除去に苦労しています。。




そして補修最大のヤマ場はこれ。つまずいて転んだ拍子に山に手を突っ込んでしまいまして・・・泣
軌道面まで貫入しなかったのが不幸中の幸い。新聞紙とクッキングペーパーの貼り重ねでなんとか補修できそうです。




バラスト撒きは粛々と・・・と言いたいところですが、いささか煮詰まってきて根気が続かなくなっています。以前はこのくらいの区間は2回くらいで撒いてしまったのですが、今では「とりあえず片側だけ・・・」というありさまで。。




ということで、忙しいなりに少し時間ができてくると思うので、レイアウトと並行して車両工作も少しずつ再開したいと思います。



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のり面保護工の表現(前編)

2016-03-25 01:11:40 | レイアウト
こんばんは。

前の投稿で予告したとおり、“初鹿野ライクなセクション”の「のり面保護工」を表現するための材料を買ってきました。GSIクレオスの「Mr.クレイ」(石粉粘土)です。




余談ですがこれを買ったのは東京・新宿西口のヨドバシカメラです。最近はヨドバシカメラの通販サイト「Yodobashi.com」をたまに使っています。小さなものなら昼過ぎに注文しても夜までにメール便で配達してくれます。もっとすごいのは、在庫があれば注文から30分後にヨドバシカメラの店舗で受け取れること。ウチから新宿までは20~30分で行けるので至急欲しい場合など超便利なのです。例えア○ゾンの倉庫の隣に住んでても、こんなわけにはいきませんよね(^^;



のり面保護工は短冊状に切った粘土を斜面に貼り付けて表現する予定ですが、下地がキッチンペーパーのままでは何かと都合が悪いので、石粉粘土の施工性の確認を兼ねて、薄く延ばした粘土でキッチンペーパーの表面をコーティングすることにしました。試しに少量を取り、水を含ませながらよく練って水分が均一に混ざりあうようにします。両手が粘土だらけになったので練っているところの写真はありません。(笑)




柔らかめに練った粘土を斜面に塗り込み終わったところ。上と同じ理由から作業中の写真はありません。。




余った粘土を薄くのばし、短冊状にうまく切り出せるかサンプルで確認することにしました。半乾きの状態になったところで、カッターを使って切れ目を入れたところです。




さらに30分くらい乾燥させた状態で試しに1本切り離してみたところ、表面は乾いていてもまだ中が柔らかいため簡単に変形してしまいました。もっと乾燥させないとダメなようです。




さらに3時間経過した状態。こんどは板にくっつくこともなくきれいに剥がれましたが、まだふにゃふにゃで、指に力が入るとすぐに変形してしまいます。5~6時間は必要なようです。




サンプルを試しに山肌に貼ってみた(「置いた」というのが正しいけど・・・)のですが、ミミズが這ったような写真になってしまったので掲載は控えます(^^;



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ポイント部分のバラスト撒き

2016-03-24 10:23:00 | レイアウト
こんにちは。

先送りになっていたポイント部分のバラスト撒きをやってみました。トングレールや転換ロッドなどを固着させると面倒なのでなかなか踏み切れなかったのですが、ここを突破しないと次へ進めませんので・・・


まずは形を整えつつバラストを敷き詰めます。トングレールの下側は、マットメディウムが流れ込んで枕木とくっついてしまわないよう、他の部分より心もちバラスト上面が低くなるように量を調整します。とはいえ、大きな粒だと枕木の高さほどある模型用バラストのこと、なかなかこちらの意図どおりに低くはなってはくれず、“気は心”程度の調整にとどまりました。




あと、前回撒いた部分(手前側)では、グランドマットと接する裾の部分がデコボコになってしまったので、マットをあらかじめバラスト境界でカットし、その段差で流れ落ちるバラストを止めるようにしたところ、きれいなラインに揃えることができました。




すでにバラストが固着してしまった手前側はマットをカットできないので、なるべくきれいなラインになるように指で整えながらバラストを足して調整中。ちょっと広げすぎですな・・・(^^;;




マットメディウム希釈液を流して乾燥させる間、ときどきトングレールを指で動かして固着していないことを確認しました。ポイントマシンの設置場所の関係で外回り線側は転換用ロッドがレール脇に飛び出た形になっているので、マスキングテープを巻いて保護してあります。
物理的にはなんとか固着は免れたのですが、ふとした瞬間に毛細管現象でトングレール根元側のジョイナー内部にマットメディウムが吸い込まれてしまったため、電気的なトラブルが発生していないか確認する必要があります。




さて、バラスト撒きもそろそろ飽きてきたので(まだ4分の1くらいしか撒いてないけど(爆))、次は久々に“初鹿野ライクなセクション”に手を出そうと思います。横吹高架橋の下側に広がるメッシュ状の“のり面保護工”を再現していきます。




凹凸のある斜面に帯状のものを這わせるためヒノキ材のような固いものは使えず、紙粘土は地面の下地にはいいが、こういった造形物には向かないため、何か良い材料はないものかと探した結果、フィギュアなどの造形に使う「石粉粘土」を使ってみることにしました。薄く延ばして帯状に切って貼る・・・。イメージだけはできているのですがうまくいくかどうか。。今のところ候補に考えているのはGSIクレオスの「Mr.クレイ」です。




こちらの方のブログに保護工部分をアップで撮った写真が掲載されていました。これを見ると山肌は想像以上にデコボコで、切り株をモルタルでコーティングしたような大きな突起も見受けられます。遠景写真ではこうした部分はなかなかわからないので参考になりますね。



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バラスト一気撒き

2016-03-21 00:24:13 | レイアウト
こんばんは。
再びレイアウトの進捗状況です。ヤード出入庫線セクションとは駅を挟んで反対側となるカーブセクションのバラスト撒きをしました。駅を含め大物が多いので、どんどん撒かないといつまでたっても「景色」が変わりません。。



こちらがそのセクション。線路の両サイドは紙粘土を盛ってフラットアースで着色してあります。




まずは線路脇にグランドマットを貼り込みます。カーブや幅が一定でないので、いちいちチラシで貼り込む場所の“型取り”をし、それをマットに写し取っては切り出すという地道な作業を繰り返しました。




このセクションには、旧レイアウトを分解した際に残ってしまった突起を紙粘土で隠した小山があるので、植栽の練習のつもりでフォーリッジクラスターをちぎって植えてみましたが、ただのスポンジのかたまりにしか見えず残念な結果に。。もっと丁寧にボリュームを出しながらほぐさないといけないようです。




続いてレール側面を薄く溶いたレッドブラウンで塗装。ところどころにこんな接着剤の盛り上がりがあるのでカットしておきます。




バラストは最初はチマチマと形を整えながら撒いてたのですが、一向に進まないため整形は後回しにして、バーっと一気に撒くだけ撒いてしまいました。一番手前の10センチくらいがチマチマやったところ。




そして整形。結局後にやっても先にやっても、苦しく長い作業でした。今回はとりあえずポイントの手前まで撒いてあります。




キリ吹きをしてマットメディウムの希釈液を流し込んだところ。グランドマットに浸み出た部分が白くなっていますが、乾燥したらうまく消えてくれるでしょうか?? あと、バラストの裾の部分がデコボコなので乾いてから補修するか、シーナリーパウダーで隠すかしないといけませんね。




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限界突破はほどほどに

2016-03-14 08:43:23 | レイアウト
おはようございます。3月半ばというのに寒い朝です。ブルッ!


ヤード出入庫線の本線と接続する側のセクションを工事しているのですが、案の定、建築限界違反が続々と判明してしまいました。もとより限界定規なんて使っていないのでこうなることはわかっていましたけど~(^^;;
接近して見るまでもなく、この写真でもその悲惨さがおわかりいただけるかと思います。入線予定車両の中でも最大級、しかも車両限界突破の疑いもある自家製の0系で検証してみました。




上の写真では内側がギリギリになっているのがわかりますが、外側の方がむしろ悲惨な状況でした。怪しい個所は柵の基礎部分となるヒノキ材を外側に振り、高さも切り下げたのですが効果なし。




こりゃムリだ(^^ ガリガリになってるのは車両がこすったわけでなく、削らないことには通過試験すら始められないので急きょカッターで削ったもの。




ベースボードの切り出しやレールの敷設位置が一定でないので壁が近づいたり離れたりしますが、もう少し下がった場所にも1か所、こんな危険な場所がありました。もはや全区間補修は必須ですね。。




あと、本線から分岐してすぐに3.8%勾配が始まるため、本線との接触限界内で車端部の床下機器が本線レールスレスレになるという事態も発生していました。




いやはや建築限界、車両限界、接触限界・・・すべてに抵触しているとは恐れ入ります。(他人ごと)
人生いろいろな場面で「限界を超えろ!」「殻を破れ!」とさんざん言われ続けて育った結果がこれということで諦めましょう。。(さらに他人事)



さて、悲惨な話はこれくらいにしてちょっと楽しい話題を。
先日の投稿についてSatokawaさんから「鴬谷~上野間の列車線の掘割の雰囲気も感じる」とのコメントをいただきました。宇都宮線などはあまり利用しないので動画投稿サイトのかぶりつき動画を適当に検索して見てみたところ、掘割や擁壁の雰囲気もさることながら、それ以上になるほど!と思わせるブツを発見してしまいました。

場所はこちらですね。中央の掘割が13、14番線などの地平ホームへ降りていくアプローチ部分で下側が上野駅方向です。この掘割の上を高架ホームへの到着線がカーブしながら斜めに越えていく感じが、本レイアウトのトンネル入口にそっくりでした。




下から見上げるとこんな感じで、馬蹄形の補強材がオーバーハング状に張り出している部分がガーダー橋のイメージと重なります。実際のシーンは「上野」「前面展望」などで動画検索して確認してみてください。





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