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80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

【レイアウト】駅セクションの改築(3)

2020-10-01 00:15:39 | レイアウト
早いものでもう10月ですね。4連休中に駅セクションだけでも完成!と意気込んではみたものの見事に計画倒れでした。
車両製作記も挟みつつ・・・など夢のまた夢。時間は有限だということを身に染みて感じております。
とりあえずあと数回、駅セクションの全貌が見えるまで土木工事におつきあいください。

カーブ区間とのつなぎをスムーズにするため、シーサスのあるボードを50mm延長します。9mmべニアの端材で地面を延長し、ここにカーブ区間と連結するための「端梁」を接着しているところです。乾いたら木ネジで完全固定します。



カーブ区間は元のセクションを内・中・外の3枚にまず解体し、線路間隔を両側10mmずつ広げたうえで中線(出入庫線)の勾配が逆になるように組み直します。中線が半径の基準になるのでまずこれを組み立てているところです。軽量化のため支持脚は両サイドと中間の3か所のみ(従前は4か所)としました。勾配は3%台に収めることができず4%となりました。ブラス客車は出庫に際して補機が要るかも知れません。(笑)



内回りと外回りのベースも取付けます。線路中心間隔を変えたので厳密には半径も変わるわけですが、なんとかごまかしながら修正しました。右上に見えるセクションとは蝶ボルトで仮固定してあります。



その隣接側から見たところ。向かって右側のポイントは固定済み、左側は置いただけです。客車を走らせてカーブが不自然になっていないか確認。



出入庫線の両サイドの擁壁は板目紙をボンドで貼り込んでいきます。「脚」を減らす代わりにこの擁壁で内・中・外の3枚のベース板を一体化し、いわばモノコック構造のようにして強度を確保しようという試み。最初2.3mmべニアを使うつもりで買うは買ったのですが、いざ手にしてみると曲げにくそうな上に重量がかさむのでやめて板目紙にしました。ボンドをコテコテに盛り付ければしっかり強度が出ます。



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【レイアウト】駅セクションの改築【2】

2020-09-21 16:15:48 | レイアウト
シーサスクロッシングのある駅セクションを改築します。主な内容は長さの調整と地下ヤードの建築限界の見直し、すなわちボード裏面のフラット化です。

セクションの長さを550mmにするためこの線でカットします。



裏面にはポイントマシンが2基、中央付近に陣取っているので、連動機構ともども撤去します。改築後は表面に置き、ストラクチャーで隠すことにします。



さっぱりしました!φ1mm真鍮線で連動させていたのですが、撓みが大きく調整が大変だったので悔いなしです。前進前進!



元の踏切あたりもすべて撤去し、カーブしていた手前側の台枠も四角になるように板を当てて補正しました。



こんな感じで隣のカーブセクション(写真はまだ未改築)と連結する予定なのですが、どうみても線形に無理があるので台枠をさらに50mm延長することにしました。切ったり伸ばしたり相変わらず無計画の極みであります。。



反対側は駅中央セクション(左側)と棒で連結できるようにコの字型のキャッチャーを作りましたが、ちょっときつすぎたので、どう調整しようか思案中です。



ということで気分転換にこんなものをいじってみました。当レイアウトのストラクチャー第一号となる予定の黄色いラーメン屋にのれんを付けようとしています。インクジェットプリンタ用の和紙というものを購入して印刷してみたのですが全くテカらずにいい感じです。難点はこのサイズではちょっと厚すぎて綺麗なシワが作りにくいことでしょうか。



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【レイアウト】駅セクションの改築(1)

2020-09-19 11:52:14 | レイアウト
4連休に入りました。予定通りレイアウト再建に集中的に取り組みたいと思います。
が、ただの建設日誌だと飽きてきますしブログ的にも面白くないので、車両製作の投稿も少しずつ織り交ぜながら進めていくことにしたいと思います。

スペースが狭まった関係で駅部分も短縮を余儀なくされました。前作では12両が余裕で入ったのですが今度は10両プラスアルファ程度の見込み。最初に引いた図面ではもっと短くなる予定だったので、駅セクションの半分を大幅にカットしてしまったのですが、今回それを370mmだけ戻すことにします。無計画にも程がある!って感じでグダグダです。(笑)

カットしたセクションはレールも剥ぎ取って捨てるだけだったのですが、コルク道床も残っていたので再利用することにします。取っといて良かった~♪ 余談ですが、こういう成功体験があるから断捨離できずにモノが溜まっていくんですねー。。



駅の下はヤードになりますが、出入庫線の勾配を緩和するため高さを低く見直しました。その結果、従来のような蝶ボルトによるセクション同士の連結ができなくなったので、ホゾ+ローラーキャッチャーで連結することにします。ホゾというには長すぎるヒノキ角棒をまずはボンドで接着。乾燥後に皿木ネジで補強します。



ヤードにすると言っている割に、ボード裏側には30×40mmというぶっとい補強材が無造作に貼られていたりします。計算上はギリ大丈夫なはずですが、念のためパンタに当たりそうな部分をカンナでザクザクカットしました。



延長した部分にレールを敷設します。いまや貴重品のシノハラ製フレキ。残っていた端材の中から状態の良いものを選び、まずはスーパーXクリアで貼り付けてテープで仮固定(写真下の状態)。キッチンペーパーで養生してから重しを乗せて乾燥させます(写真上の状態)。



ジョイナーの下に空洞ができるので、犬釘のモールドをすべてカットした枕木を差し込んで埋めます。



レール端部を切り揃えます。後ほど隣接ボードと仮連結してレール位置を合わせるため、ボード端部から5センチぐらいはレールを接着しておらず動かせる状態です。



実はこのボード、このレイアウトを最初に手掛けた時の「旧規格」で作られていて、ボードの板厚が5.5mm(他は9mm)と薄いので、ローラーキャッチャーを取り付ける準備兼補強の意味で3.5mmかさ上げします。ただし、ホームセンターなどで手に入る素材でt3.5mmというのはないので、床板用に買ってあったt3mmアガチス板にt0.5mmの厚紙を貼り重ねてt3.5mmにしました。



かくして駅セクションが仮完成しました。まだかさ上げするための脚部分の工事が残っているため「仮」です。



そして、その脚部分の製作に移るためには駅セクション全体を完成さる必要があるので、続いて、このシーサスを持つ駅端部セクションを改築していくことにします。線路の線形もいじる必要がありますが、そもそもボードの形自体も赤枠のように整形しなければならず難工事になりそうです。




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レイアウト改築が本格化

2020-09-12 11:31:45 | レイアウト
車両製作の傍らレイアウトの改築に着手しています。シルバーウィークの4連休に合わせて集中的に作業しようともくろんでますが・・・。

6年前には、まがりなりにも周回運転に成功してるんですね。トラス橋のある外回り線を475系が走ります。
<2014年レイアウト試運転>



内回り線でゴハチを先頭にタキを牽かせています。確か3軸台車の走破性を確認したはず。ガーダー橋の一部で動輪の浮き上がりがみられたので修正。
<2014年レイアウト試運転 2>



半年後、山が新聞紙とキッチンペーパーで覆われました。カマを変えてロクヨン重連!!
<2014年レイアウト試運転3>



と、ここで引っ越して部屋の形も大きさも変わってしまい、暫く塩漬けになっていたわけですね。


そして新プラン・・・名付けて第5次レイアウトプランが固まりました。エンドレスに駅と山岳セクションを配置する構成は変わりませんが、駅本屋を内側に配置するため駅セクションが左右真逆になりました。おかげで大量のカーブポイントが使えなくなったというのが前回の話。やはり駅は正面から見たいですから。旧プラン図の画像データから切り取ったので不要な線が一部見えていますが無視してください。



駅セクションの左側は部屋の形をうまく利用して元のカーブポイントが残せました。しかし、右側は地下ヤードへの出入庫線も含めて真逆となるので、このセクションも左側が下向きにカーブするように修正が必至。新製した方が早いのですが、シーサスが一度バラバラに分解しているので、再び剥がして移植するのに二の足を踏んでおります。



駅と反対側の山岳セクション、通称「初鹿野ライクなセクション」もコンセプトそのままに残しますが、現在の様々な不具合を直したうえで部屋の形に合わせて図のように改築します。天地寸法を十分取って谷が深くなる予定。



この区間は外回り線だけ60mm程度高くして鉄橋に変化をつけるのも一緒。そして、前回は余り物の発泡スチロールやベニヤ端材で作っていた路盤を、今回は、ウッドランド・シーニックス社製「サブテレイン」システムを使ってスマートに作っていきたいと思います。



そして、プラン図に2つ「NEW」の文字を付けた部分がありますが、ここが今回新しくなる部分で、1つ目が左側の黄色いカーブ区間の「ユニラックコーナー」です。部屋の出入り動線に当たるため、他の部分は残しつつ、ここだけ簡単にバラして通路を確保できるようにします。実際は、長大区間のバラスト撒きに疲れたというのが本音。(笑)13mm厚のファルカタ集成材パネルにTOMIXのレイアウトマットを敷き、その上にこのカント付PCレールを敷設します。



さらに2つ目の「NEW」は「鳥沢ライクな橋梁」です。ここも動線にかかるため大きなスパンを取った結果、空中に浮かぶ味気ないストレートとなってしまったため、もうどうにでもなれ!精神であの有名な新桂川橋梁、通称鳥沢鉄橋(のミニ版)を再現しようかなーという構想です。重要なことなので2度言います。「構想」です!
<出来上がりイメージwww>



ということで、まずは作業場所を確保しなくてはいけないので、最も大きくて場所を取っている「初鹿野ライクなセクション」の解体に入ります。



何度か倒したり足を引っかけたりしているので既にボロボロですが・・・。



再利用するストラクチャー類は順次取り外して確保します。まずはガーダー橋4本をサルベージ。



左側の山肌を剥いだところ。ほとんどが厚紙と新聞紙なのであっという間です。若干の未練はありますが、路盤幅が足りなくて新幹線0系が通過できない(そんなモン通すなよって話ですが笑)とか、中央東線を意識しすぎたためトンネルの天地寸法が恐ろしく低い(ロクヨンがパンタ壊しました・・・)とか様々な問題があったので、むしろ新生「初鹿野ライクなセクション」への期待の方が上回っています。



小一時間の作業で大方の解体が終わりました。割と強固に接着した線路の一部が残った状態です。



サルベージしたものがこちら。ロック(スノー?)シェッド、トンネルポータル、石積みパターンシート、トラス橋などです。使えないものもありますが、再建のための見本用に確保しました。よーし今度こそ完成させるぞ!



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第5次レイアウト製作開始

2019-06-03 02:40:40 | レイアウト
一度も完成することなく既に第5次となってしまったレイアウト。まがりなりにも周回運転が実現していた第3次が懐かしい。今回はレイアウトを生活の一部、インテリアの一部にしてしまおうという「割り切り」にもとづいているので完成しないことには生活ができません!

・・・というくらいの意気込みで取りかかろうと思ってはいるのですが、中途半端なりに生活できてしまうカメレオンのような私には難しいかも。

前回書いたように、改築後のレイアウトは腰の高さレベルとなるように設計します。駅セクションを載せるのは横倒しにした本棚!このままだと縦方向がガバガバなので、ホームセンターで買ってきた板を渡して上下2段入るように改造します。しかし、そもそもこういう方向に荷重がかかることを想定していないため、このままRM MODELSなどを入れると底板(元の側板)が凹んでしまいます。思ったより補強が必要です。。



駅セクションを載せてみます。実際はさらにこの下に3線程度のヤードを抱え込んだ二階建てにする予定。概算でもう10センチほど高くなります。ちなみに1両置いてある客車は、今回の模様変えで「発掘」されたタニカワのスロ62帯ナシ(未完)です。



現状では下側のクリアランスはこんな感じですが、これにプラス10センチなら、縦横のハリやポイントマシンは気にしなくてもクリアランスは確保できる見込み。ただ、アプローチ線の勾配が追いつくかどうかは要検討ですね。



問題はそのヤードへのアプローチがうまくいくかどうか。なんか毎回同じことで悩んでいる気がします(汗)。このセクションの下側にアプローチ線があるわけですが・・・。



従前のプランでは、このようにカーブでエンドレスの内側にもっていく格好になっていました。これを手前側に直線でもって来るとポイントマシンに確実に当たります。おまけにこのポイントマシンは、ダブルクロスの相対する2か所のポイントを連動させているので、できれば場所の置き換えはしたくない。。うまくS字カーブで逃げるしかないのかなぁ。。



とまあ色々悩ましい問題は多々ありますが、とりあえず、ダブルスリップごしに将来の駅構内を想像してニヤニヤしているわけであります。^^;




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