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80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

レイアウト基盤やっと1周

2012-08-01 10:55:24 | レイアウト
こんにちは。暑中お見舞い申し上げます m(_._)m

メダルラッシュに沸くロンドン五輪ですが、さすがに未明の観戦は辛いのでニュースや情報番組で結果だけつまみ食いしております。サッカー、柔道、水泳・・・とメジャーどころが騒がれるなかで、私が地味~に注目してるのは卓球女子。もはや福原を超えた石川佳純選手の3位決定戦のゆくえが気になって気になって(笑) 日本時間今夜10時半らしいですが、NHK総合あたりで実況・・・やらないだろーなー??


さて、レイアウト。

昨日やっと基盤が1周つながって、ささやかなボルト締結式を行いました。



今回完成した部分は概ね全体の右半分に相当する区間で、向こう正面の初鹿野ライクなセクションの右手から第3コーナー、そして駅セクションにつながる第4コーナーまでの区間になります。もっとも出来たのは基盤だけで、まだレール敷設は終わっていません(^^;



部材の半分以上は旧レイアウトからの流用で賄えましたが、幾多のやり直しを経ているためコルクやグリーンのマットを貼った道床が細切れ状態に残っています。マットの方がコルクよりはるかに騒音・振動吸収に優れているので、本当は全部剥がしてイチから貼り替えたいところですが、これまでの経験でボンドを吸収したコルクは思いのほか剥がしにくいことがわかっているので、残念ながらこの状態をベースにレール敷設を行っていくことになりそうです。


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ダブルスリップの再生手術

2012-07-14 14:39:43 | レイアウト
こんにちは。

3連休突入でも天気はパッとしませんね。
夜になっても蒸し暑くて細かい車両工作をやる気が起きず、ある意味大雑把でも済まされる?レイアウトの土木工作に専念しています。でも今日の話題はちょっと手ごわい・・・

旧レイアウトから剥がした拍子にバラバラになってしまったダブルクロスを復旧・整備した話はだいぶ前に書きましたが、今度はダブルスリップの復旧工事です。


このダブルスリップ、もとはといえば件のダブルクロスの一角を削り、そこに割り込ませるようにしてセットしたものでした。
当時の写真がこちら。これはこれで美しく収まっています(^^;



これを解体して、まず何が一番問題かというと、ダブルクロスに深く突き刺さっていた名残の、この大きな傷跡でしょう。片側のレールが大きく欠けてしまっています。



フレキの切れ端を使って必要な部分を再生。。



そして今回のプランでは、このように6番ポイントと組み合わせていきます。



もう一端はノーズレール(中央)の片側が抜け落ち、紛失していました。
残っている方のレールを見るとわかるように、このレールは先端部を斜めに削って絶縁ブロックに突っ込んであるため、同じように先端を削ってやる必要があります。しかもただ斜めに削るだけじゃなく、レールの頭は残して底面(「エ」の下側の出っ張り)だけさらにレールの腹と同じところまで削り込んでやらないとうまく刺さらないことが判明。



泣く泣く削って、やっとのことでそれらしいものができたのもつかの間・・・



ジャンク箱で半端モノのレールを漁っていると、妙にフィット感のある先端が尖ったレールを発見。ムム、これは!?
そうです。何のことはない、今格闘している部分から以前に取り払った残骸がひょっこり出てきたのでした。
苦労して削ったのはいい練習だったと諦め、おとなしく元のレールを使って復元することにしました。



ところでこのシノハラのダブルスリップ。普通のポイントだとつながっているノーズレール先端付近(写真中央の赤○)にもギャップがあって、選択式ポイントをDCC化するときのように、青線のようなたすきがけ配線でつなぐ必要があります。前に出した写真にチラチラ写っているのがそれなのですが、結局このダブルスリップは電気的にここだけ独立したブロックを構成しますので、ノーズレールのギャップと同じ位置(写真の左右の赤○)にギャップを切ることで面倒な配線をなくしました。
写真右側はちょうどレールを継ぎ足したところなので絶縁ジョイナーでつないでいますが、左側はもともとつながっていたレールを糸鋸でカットしただけで何も挟んでいません。道床に敷設する時に接触しないよう注意すればこのままでも大丈夫ではないかと思います。



出来上がったパーツを置くとこうなります。写真奥が駅セクションで左から1番線、中線、2番線、3番線の順。手前側に内・外回り用のカーブポイントを並べ複線にまとめていきます。



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ガーダー橋の組み立て

2012-07-11 22:36:30 | レイアウト
こんばんは。

前回「腹」(ウェブ)だけお見せしたプレートガーダー橋を組み立てました。まだ4橋分の1橋だけですが・・・(汗)

ウェブの上下につくフランジと呼ばれる板と、斜め・横の構造材を一体化したものを切り出します。
チラリズムは諦めようと思ったのですが、枕木の間から意外と中がよく見えるため雰囲気優先で表現することにしました。



斜めのパターンが反転したものを2枚作ります。横方向(枕木方向)の構造部材は垂直補剛板と呼ばれる縦の補強材2本分の間隔になるようなのですが、後先考えずに「腹」を作ってしまったため半端なセクションが出現してしまいました。



下側のフランジの上に2枚のウェブを貼り、さらに荷重で断面方向に変形しないよう両端に「フタ」をします。一応ここにもX形の構造材を表現したものの、考えてみればここは橋台に接して外から見えなくなってしまうので、わざわざ表現する必要はありませんでした。これも場当たり工法の成せるワザかと・・・



上側のフランジを貼る前に垂直補剛材を貼ります。約1mm幅に切った紙をウェブのケガキ線の位置に貼っていくのですが、あらかじめ桁高に合わせて切ってしまうと、いくら注意していても上下のフランジとの間にすき間ができたり、反対に飛び出したりして面倒なことになるので、2mm程度長めに切っておき乾いてからカットするようにしました。
貼る時もこの“ミミ”をピンセットでつまんでやれば位置決めがしやすく、曲がりなく貼れます。



すべての垂直補剛材を貼り終えたところです。



接着剤が乾いたところを見計らってニッパーで“ミミ”をカットしていきます。



最後にウェブの上面にボンドを塗って上側のフランジを貼れば完成です。



できあがったガーダー橋にフレキの切れ端を載せて雰囲気を確かめます。まずまずではないでしょうか?
このフレキというか道床なしレールは一般的に、枕木がバラストに埋まった状態を表現しやすくするためか枕木の断面がかなり扁平につくられていて、枕木が露出した鉄橋部分ではもっと厚さがほしくなりますが、枕木1本1本にプラ板貼るわけにもいきませんのでこのままです。



上から見ると斜めの構造材がチラリと覗いて、なかなかいい感じ。
さあ、あと3橋つくるべ。。



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続・鉄橋は愉し

2012-07-10 10:37:24 | レイアウト
こんにちは。

PCモニターに関するいろいろなご助言ありがとうございました。
普段はなるべく「スイッチ箱」経由で我慢して使い、どうしても精緻な作業をしたい時だけダイレクト結線につなぎ直すというハイブリッドな使い方で暫くはお茶を濁そうかと思っておりますm(_._)m


さて、外回り線にトラス橋の設置が終わった「初鹿野ライクなセクション」。
その勢いに乗って内回り線のプレートガーダー橋も作ってみることにしました。

基本は紙でいきます。何かサイズの参考になるものはないかと探ってみたもののめぼしいものが発見できず、実物の走行写真などを参考に、まーこんなもんかと支間162mm、桁高さ20mmで4橋分をスノーマット紙にケガきました。



実物と同じ構造にすれば紙だけでも十分強度は出て、かつ実感的なものが出来ますが、床面からの高さが低いこのレイアウトでは下から覗いた時のチラリズムはあまり期待できないため、今回は実用面重視の“ハリボテ”作戦でいくことにしました。
すなわち、主桁の裏側にべったりとヒノキ材を貼って強度と直線性を確保します。



できあがった主桁だけ並べて雰囲気を確認。手前の2連が初鹿野の横吹沢橋梁っぽく山肌にへばりつく感じになる予定(あくまで予定)。なんだか廃線モノレールの遺構みたいだ・・・



そしてこちらがトラス橋の下流にかかる旧線鉄橋部分。高さが足りないためボルチモアトラスを諦めたわけですが、ガーダー橋でも桁下のクリアランスは不足気味。まあこの高さで渓谷感を出そうとするのはどだい無理ということか・・・
こうして2橋が並ぶと欲しくなるのが、この背後にそびえるであろう中央道の高架橋。でもさすがにそれをやるには奥行きが足りませーん!



モノレールの遺構では寂しいのでフレキを置いてみた。ウン、がぜん鉄道らしくなった。。



ついでに車両も置いてみた。これで山肌ができてくれば、そこそこ格好がつくでしょうか。



山ができると陰になって見通せなくなる外回り線からのビューも撮っておきました。



今まで机上で考えているときはイマイチ実感が湧きませんでしたが、たとえ仮設でも、こうして立体物として置いてみると完成形のイメージがフツフツと湧いてきますね。レイアウトやジオラマづくりに心酔されている方の気持ちがよくわかるようになりました。



こうなると欲が出てきて、もっと中央東線沿線にあるものを置いてみたくなります。
実はこのレイアウトでシーナリーの作り込みをするのはこの「初鹿野ライクなセクション」だけにして、あとはバラスト撒いて架線柱を立てるくらいかなぁ(たぶん根気が続かないので)と思っていたのですが、この次に来る第3コーナー手前の1m強のセクションにも作り込みをしてみようかという気になってきました。

色々盛り込みたいシーンはあるのですが、いかんせん横長のスペースなので、身近なところで「崖の下の国際マス釣り場とお豆腐やさん」あたりかと。。どこらあたりかはカメラ抱えてうろついた経験がある方ならお分かりですよネ(^^


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鉄橋は愉し

2012-07-07 23:54:14 | レイアウト
こんばんは。

仕事用にノートPCというかネットブックといわれるものを使っているのですが、携帯性は抜群な半面、いかんせん画面が小さく、エクセルやワードを立ちあげるとツールバーだらけで使える部分が画面の半分くらいしかないという状態でした。
しばらく我慢して使っていたもののあまりにも使いづらいため、デスクトップPCのモニターにつなげたところ大幅に使いやすくなったものの、いちいちコネクターをつなぎ直すのは面倒なうえピンの破損も心配・・・
調べてみると「ディスプレイチェンジャー」なる機器があるとのことなので買ってみました。



機器といってもD-Sub15ピンコネクターをつなげて切り替えるだけの「スイッチ箱」。
これでいちいちコネクターをつなぎ直す必要もなく、スイッチをパチンと切り替えれば使いたいPCの画面が表示されるようになったのですが、思った以上にゴーストがひどいのに驚きました。
映像信号は劣化しやすく、このようなスイッチを入れたりケーブルを長くしたりするとゴーストや滲みが発生しやすくなるそうですが、これはちょっといただけません。



解像度を落としたりリフレッシュレートを下げれば改善する、とのことらしいですが、解像度は下げたくないし、リフレッシュレートも調べてみたら既に低い方だったのでなすすべなし。(ちなみにリフレッシュレートを上げてみたら完全な二重映しになっちゃった!)

潔くもう一台モニター買っちゃえばいいんでしょうけど、あまりにも財政事情がムニャムニャ・・・(汗)


さて、モニター1、2台分は軽く投資してるんじゃぁないの?というレイアウトですが、それはそれ、これはこれ(笑)
いよいよ「初鹿野ライクなセクション」に突入しました。

まずはど真ん中に据えるトラス橋の橋脚を立てます。15mm厚の廃材の板から高さ120mmのものを2枚切り出しました。



基盤にボンドと木ネジで固定し、トラスを載せて位置を確認します。
なお、この板はトラス橋を支えるための「芯」で、実際の橋台はこの周りに厚紙を巻いてシルエットを整えます。
ちなみにトラスが架かる外回り線は新線をイメージしているためコンクリート橋台、旧線イメージの内回り線は石積みを予定しています。



トラスの前後は緩衝材の発泡スチロールで高架路盤を組みます。ここはトンネルで隠れてしまうためほとんど整形せず、長さと高さを合わせただけで大きなブロックのまま貼りつけてしまいました。道床部分には3mm厚のコルクシートを敷いています。



反対側も発泡スチロールですが、あり合わせのものを使ったため色や厚さが違っています。



全景です。外回りがストレートにトンネルで抜けていくのに対し、旧線の内回りは山肌にへばりつくようなS字カーブで抜けていくイメージです。



ところでこのトラス橋は径間が450mmもあって、このままでは川幅がやたら広く渓谷の雰囲気が出ないので、左端の富士急バスが顔を出している位置に道路を通す予定です。



盤面からの高さは120mm程度ですが、下から見上げると結構な高さに見えます。
ただ、内回り線はこれより40mmも低いためやはりボルチモアトラスは無理そうで、シンプルなガーダー橋になりそうです。



ちょっとイメージが違いますがカレンダーの写真を背景に置いてキハ120を撮影してみました。
早く実際に走らせたいですね。




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