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80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

蒸すねえ・・・

2012-07-06 01:38:35 | レイアウト
こんばんは。

昼間も暑かったけどこんな夜中になっても蒸し蒸しです。
節電というよりは節約により空調はウチワと首タオル。
たまりませんなぁ。。


その首タオル姿でレイアウトのバックストレートの製作を進めています。
「初鹿野ライクなセクション」では外回り線のトラス橋を内回り線より高めに配置するため、そこにつながる勾配を作ります。
材料は引っ越しの時に取っておいた梱包材の発泡スチロール。やっと日の目を見ることになりました。



15×30mmくらいの薄板状のものが使えそうなので、これを所定の勾配にカットします。
ところが安っぽい梱包材の悲しさ、ちょっとカッターの刃を立て気味にしたところ、こんなボロボロになってしまいました。



3列並べて接着したところです。接着剤が乾いたところで滑らかな勾配になるようにやすりをあて、さらに、ほんの気持ち程度ですがカントをつけてあります。
市販の「ライザー」と比べると圧倒的に手間がかかりますが、何せ材料代ゼロ円に勝るものはありません・・・(笑)



内回りは勾配なしなのでこんな形になります。道床代わりのマットを貼ったところ。



続いて大物の「初鹿野ライクなセクション」の台枠の加工に移ります。
1820×430mmと大きいため、30mm角のスチールアングル材で補強します。
ただ、アングルはとても重いので、一番奥側に1本だけ入れることにしました。



φ6×25mmボルト・ナットで6ヶ所固定します。
背景や山の「背板」を立てられるよう、台枠とアングルの間に約3mmのすき間をあけてあります。



裏返してゴム足を貼ったところ。ゴム足はセコく「点づけ」としています。
少しでも軽量化しようとボードの端をカットしてみましたが、あまり効果はなかったようです。




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調布名物といえば

2012-07-04 10:58:22 | レイアウト
こんにちは。
今日の東京地方、朝方は曇りでしたが陽が出始め、気温もぐんぐん上昇中。真夏日になるようです。

さて、京王電鉄調布駅周辺の連続立体交差が終盤を迎え、いよいよ8月18日深夜から翌19日午前にかけて地下線への切り替え工事が行われる予定です。名物の京王線と相模原線が接触限界ギリギリで同時進入する光景もいよいよ見納めとなりました。

その工事区間のど真ん中、調布駅西端の踏切脇に、そんなアクロバティックな光景を毎日見届けてきた1軒のレトロなラーメン屋があります。京王線に乗ったことがある方は誰もが目を奪われるそのハデな色づかい。駅近くとはいえ都心の繁華街でもないのにまっ黄色に塗られたその外観はイヤでも目に付きます。
しかも正面から見ると微妙に傾いている・・・。いや、これは道路が盛り上がっているから目の錯覚だという人もいて真相は定かではありませんが、とにかく怪しげなオーラを発し続けているのがこの「調布名物 萬来軒」なのです。



どうですこの店構え? ショーウィンドウの片隅には招き猫も鎮座しています。扉の高さは明らかに低く一間分はありませんね。1.6mくらいでしょうか?



で、本題なのですが、前々から作りたかったこの萬来軒。レイアウトの軌道工事が粛々と進んでいることもあって、ストラクチャーのひとつとしてサックリ作ってみることにしました。
さすがに採寸はできませんから(笑)寸法は目測で決め、厚手の板目紙にケガきました。

しかしこのお店、裏手の様子がどうなっているのかさっぱりわかりません。上の写真を撮った時はまだ作るつもりはなかったので、もの珍しさに見える部分だけパッパと撮って帰ってきてしまったのです。屋根の形も大きな看板に隠れてよく見えないし、店舗だけなのか居住部分があるのかさえも不詳・・・。

仕方ないので後日、裏手の様子と屋根の構造を調査しに行ったのですが、裏の敷地が迫っているのに加え人通りも多く、とてもカメラを構えられるような雰囲気ではないので、グッと引いて少し離れた場所から屋根を中心に望遠で狙ってみました。すると・・・

なんと3軒長屋構造のこの店舗群は、正面の看板を頂点とするトタンの傾斜屋根だったのです。
中央の店だけは居住部分なのかロフトのような2階がついていますが、萬来軒(イナバ物置の看板から右部分)は平屋のようで、しかも屋根の傾斜はスキーのジャンプ台のような美しい?カーブを描いています!



隣家のロフトよりは小さいものの、何か三角屋根のような出っ張りがあるので寄ってみると、うーん、何というか小屋のようなものが突き出していました。位置的には調理場の上あたりなので恐らく排煙口ではないかと思われますが、単調な屋根のアクセントとしては良いかもしれません。



ということで、優雅な屋根カーブは円定規でケガき・・・



4面のパーツを10分くらいで切り出しました。
結局判明しなかった裏側は勝手口と便所、それに調理場用の高窓を開けてみました。実物は長屋で隣家と接する部分に窓はありませんが、模型は単体とするので店と調理場のそれぞれに窓を開けてもよいかも知れません。



ということでストラクチャーの練習作品はレトロなラーメン屋さんです。
京王線の地下化後、跡地は緑道などに整備される予定ですが、レトロ感漂う踏切脇の3軒長屋一帯はどうなるのでしょうか。持主も高齢化しているでしょうし再開発は免れないのか?
どうかこのど派手な黄色いラーメン店が、看板に偽りなく末長く「調布名物」であり続けられるよう祈ってマス!


さて、一方のレイアウト本体は第2コーナーに差し掛かっています。ここはラックの下というか中をもろに貫通するので、カーブの中間はラックの棚で支えることにしました。



そしてこれにつながるバックストレートの一部も路盤だけできてきました。手前側が膨らんでいますが、ここに前回書いた「初鹿野ライクなセクション」がつながります。




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今日の583とレイアウト

2012-06-28 23:52:47 | レイアウト
こんばんは。

583のペースが劇落ちです(汗)

パテ埋めしたところをあらあら地ならしし、一度サフェーサーを吹いて研磨、その後雨樋を貼ったところです。とりあえずモハネ582だけ・・・
TOMIXと釣り合いをとるにはシャープに真鍮線かなぁ・・・という気の迷いを押し殺し、ペーパーにはペーパーを!と、t0.3のいさみや方眼紙から0.75mm幅(もちろん自称)に切り出した雨樋をボンドで貼り付けました。妻面のキャンバス止めもt0.3で、縦樋はt0.5のスノーマット紙です。




レイアウトの方は第1コーナーから第2コーナーへ向けて施工が完了しました。
この区間は旧レイアウトの部材をそっくり転用しているので、新たに作ったものは下に履かせるゲタのみです。

ヤード入出庫線を挟んだ3線区間の第1コーナー。左上が駅セクションです。



一応カントがつけてあります。カント量とすり付け長さはどんぶりなので0系の走破性が心配。
ならば0系でチェックしながら敷いてけばいいじゃん? ・・・正論ですな。。



第2コーナーまでの短いストレート。ここで入出庫線はほぼグランドレベルとなります。
いちばん手前に見えるのは本線に合流するための6番分岐の一部。セクションの単位をカーブはカーブ、直線は直線と統一したため、旧レイアウトでこの境界上にあった分岐器を真ん中で切り離さざるを得ませんでした。



そして、バックストレートは長さのアドバンテージを活かして、ちょっとした作り込みをたくらんでます。
ベースとなるのがコレ。1820×430×9mmの合板で、駅セクションの延長用に使ったものの残り半分ですね。
これがどうなるかというと・・・



あくまでイメージですよ、イメージ(^^;
中央に川を流し、その両側に山を配してトンネルで抜けるようにします。
川のためにボードを切り抜くと作業的に大変だし強度の確保も難しいので、ボードを一番底にして、ゲタに相当する高さ分(80mm)だけ線路をかさ上げする構造にしようかと。。



外回り線(左)は内回り線より30~50mmくらい高くして立体感を出し、アトラス製の曲弦トラスを配します。
内回り線(右)は根気が続けばボルチモアトラス、玉砕なら(笑)普通のガーダー橋にする予定。
奥側の山は上下線ともトンネル、手前側は外回り線だけトンネルに入れ、内回り線を絶壁に這わせて“初鹿野”を演出する・・・
ああ、構想だけは完璧なんだけど。。



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ダブルクロスが復活

2012-06-26 01:57:44 | レイアウト
こんばんは。

この土日で尾瀬へ行ってきました。好天に恵まれて風も爽やかで良かったですヨ。

朝霧立つ尾瀬ヶ原。さすがに朝は冷え込みます。



残雪がほとんど消えた至仏山(しぶつさん)を正面に見ながら。ミズバショウのベストシーズンは終わっているためか、それほどの混雑はありませんでした。



さて、復旧が続くレイアウトですが、一時はバラバラで危篤状態だったダブルクロス(「シーサス」って呼ぶと歯が浮いちゃう・・・)が、手術の甲斐あって見事復活しました! まだ通電してないので見かけだけですが・・・

まずはセクションどうしを仮連結した状態で道床代わりのウレタンマットを敷きます。左が既設の駅セクション、右がダブルクロスの載る駅端セクションで、板厚の違いを調整したつもりだったのにわずかな段差ができてしまったため、t0.5mmのペーパーを敷いて調整しました。



この状態でダブルクロスの片割れを接着。



続いて内回り線側に左右を入れ替えた6番分岐を連結します。組み立ての様子は以前に紹介したとおりで、渡り線側がストレートになるように改造したものです。



残る外回り線側の分機器は、左右を入れ替えた残りを使うと今度のプランでは「大股開き」になって外へはみ出してしまうので、仕方なく普通の6番分岐を買ってきて組み付けました。



接合部分はかなり複雑になっていますが、現物合わせで、なんとか曲がり・すき間なく仕上げることができました。



変則ダブルクロスが完成した状態。



ここからは車両を入れて走行状態を確認しながら敷いていくことにします。何となく目に付いたカツミのオハ12系がスタンバイ。



手前に見えるカーブセクションに乗っかるカーブポイントも一体的に敷いていきます。左の内回り用が7.5番、右の外回り用が8番
分岐です。
その間に挟まる出入庫線は、以前のプランではこのまま直進して駅セクションの真下の地下ヤードにつながる構造でしたが、今度は右へ90度カーブしてローカに沿ったヤードへつながります。



真上から見るとこういう配線になっています。なかばフリーハンドで施工しているので、左下の内回り線あたりは結構急なカーブ(それでもR=700以上はあると思うが・・・)になっています。車長の長い0系は外回り限定かも知れませんね(汗)



ところで、このレイアウトは組立式のため、セクションどうしを連結する際にレールジョイナーを使うと接続が面倒なので省略していますが、レールに上下左右の段差がなるべく生じないようにするため、セクション端部では柔らかいウレタンマットに代えてコルク板を敷き、接着剤とともに、スパイク代わりの小クギをレールの外側に刺して固定してあります。さらにクギの頭周辺には瞬着を流して固めてあるので脱線の心配はないようです。




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せっせとゲタづくり

2012-06-20 02:13:24 | レイアウト
こんばんは。

この時間になってようやく台風4号はヤマを超えたようです。
雨はあがりましたが、まだものすごい風が吹いていて気温も異常に高い!
皆さんお住まいの地域は被害はありませんでしたか?

こんな天気なので車両(583系)の方は手を付けることができず、もっぱらレイアウトにゲタを履かせてました。

まずは既設の駅セクションから。
ボードの裏側の全長いっぱいに30×40mmの木材を貼って補強します。これは旧レイアウトの支持柱の解体発生品なのですが、曲がりが激しいものが多いため、一番まっすぐなものを選び出して使いました。木工用ボンドと木ネジを併用して固定しています。



両サイドと中央の3箇所にゲタを履かせます。接地面にはゴムを貼りますが、このセクションは板厚が5.5mmと薄い(他は9mmが標準)ため、4mm厚のベニヤを挟んでいます。



セクションの連結面はこんな感じになります。連結用のφ6mmボルト用の穴が2箇所と配線用の穴が1箇所あけてありますが、ゴム足の間にすき間があるため、無理して配線用の穴をあける必要はありませんでした。。



駅セクションは少しでも有効長を長くするため斜めに配置しているのですが、スペースにゆとりができたため、その角度を緩くしました。このため、カーブから駅セクションにつながるボードも作り直しました。右下の欠けている部分でヤードの入出庫線が地下へ潜る構造は変わりません。本当は左半分はいらないのですが、切るのがかったるいので残しました。何かストラクチャーを置くスペースにしようと思います。



こいつにもゲタを履かせます。



次なるは新たに延長する駅セクション。こちらは9mm厚の針葉樹合板で、同じくセンターに補強用の30×40mm角材を貼り付けます。このあと3箇所に同じくゲタを履かせています。



できあがった駅部分を仮連結したところ。でかッ!(笑)



先ほどの駅端セクションに道床がわりのクッションマットを貼り、ダブルクロスなどを仮置きしてみます。右上に見えるバスは、まあ何となくイメージということで・・・
今まで使っていた緑色のマットがなかったので黒を買ったのですが間違いでした。ケガキ線が見えない!(爆)



隣接セクションと接する部分にはマットに代えて幅1cmくらいのコルクを貼ってあります。これは、セクションどうしの接続にはレールジョイナーを使わない方向なので、レールの位置がなるべくずれないようにするためです。他はゴム系接着剤や両面テープでレールを貼っていきますが、ここだけはスパイクでしっかりと固定します。



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