80分の1丁目16番地

ペーパースクラッチによる車両作りを中心に1/80、16.5ミリゲージの鉄道模型を楽しんでいます。

ダブルスリップの再生手術

2012-07-14 14:39:43 | レイアウト
こんにちは。

3連休突入でも天気はパッとしませんね。
夜になっても蒸し暑くて細かい車両工作をやる気が起きず、ある意味大雑把でも済まされる?レイアウトの土木工作に専念しています。でも今日の話題はちょっと手ごわい・・・

旧レイアウトから剥がした拍子にバラバラになってしまったダブルクロスを復旧・整備した話はだいぶ前に書きましたが、今度はダブルスリップの復旧工事です。


このダブルスリップ、もとはといえば件のダブルクロスの一角を削り、そこに割り込ませるようにしてセットしたものでした。
当時の写真がこちら。これはこれで美しく収まっています(^^;



これを解体して、まず何が一番問題かというと、ダブルクロスに深く突き刺さっていた名残の、この大きな傷跡でしょう。片側のレールが大きく欠けてしまっています。



フレキの切れ端を使って必要な部分を再生。。



そして今回のプランでは、このように6番ポイントと組み合わせていきます。



もう一端はノーズレール(中央)の片側が抜け落ち、紛失していました。
残っている方のレールを見るとわかるように、このレールは先端部を斜めに削って絶縁ブロックに突っ込んであるため、同じように先端を削ってやる必要があります。しかもただ斜めに削るだけじゃなく、レールの頭は残して底面(「エ」の下側の出っ張り)だけさらにレールの腹と同じところまで削り込んでやらないとうまく刺さらないことが判明。



泣く泣く削って、やっとのことでそれらしいものができたのもつかの間・・・



ジャンク箱で半端モノのレールを漁っていると、妙にフィット感のある先端が尖ったレールを発見。ムム、これは!?
そうです。何のことはない、今格闘している部分から以前に取り払った残骸がひょっこり出てきたのでした。
苦労して削ったのはいい練習だったと諦め、おとなしく元のレールを使って復元することにしました。



ところでこのシノハラのダブルスリップ。普通のポイントだとつながっているノーズレール先端付近(写真中央の赤○)にもギャップがあって、選択式ポイントをDCC化するときのように、青線のようなたすきがけ配線でつなぐ必要があります。前に出した写真にチラチラ写っているのがそれなのですが、結局このダブルスリップは電気的にここだけ独立したブロックを構成しますので、ノーズレールのギャップと同じ位置(写真の左右の赤○)にギャップを切ることで面倒な配線をなくしました。
写真右側はちょうどレールを継ぎ足したところなので絶縁ジョイナーでつないでいますが、左側はもともとつながっていたレールを糸鋸でカットしただけで何も挟んでいません。道床に敷設する時に接触しないよう注意すればこのままでも大丈夫ではないかと思います。



出来上がったパーツを置くとこうなります。写真奥が駅セクションで左から1番線、中線、2番線、3番線の順。手前側に内・外回り用のカーブポイントを並べ複線にまとめていきます。



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