イリスの色いろのお話

イリスのエレガンス★コミュニケーション blog
色彩・着物・ファッション・アート

マドンナ政治家のカラーコーディネート

2005-10-21 11:54:49 | Weblog
衆院選の熱も冷めかけたころ、神奈川県の参議院補欠選挙という、地味な話題を盛り上げているのが3人の候補者。
今朝、フジTVで彼女達の勝負服の色に焦点があてられていました。
川口順子さんは、「赤」。やる気、行動力、リーダーシップ・・・さすが、元外務大臣。自信がなければ着れませんよね。ビニ傘まで赤にこだわっていました。畑野君枝さんは、「オレンジ」。庶民の味方?共産党だけあります。オレンジには、親しみと陽気さを感じさせ、社交的な色なのです。明るい笑顔とよく似合っていました。演説がうまくて、好感度高いですね。41歳で一番若い候補の牧山弘恵さんは、「白」プラス民主党の「赤」。実際には黒のジャケットを羽織ったりすると、白のイメージはあまりないかもしれませんが、襟もとにのぞかせるだけでも、清潔感あり、新鮮さをアピールします。
やはり、選挙活動中は、短い期間で多くの人に訴えなければならないのですから、「話せばわかる」みたいなことでは、間に合いません。まず、話を聞いてもらうために服装など、外観があると認識しなければ。
そういえば、衆院選当確の報道で、印象に残ったお二人のこと。
元大蔵官僚・片山さつきさんは、淡いピンクのスーツで、「これからも私に協力してくださいね」という、お願いメッセージが感じられました。実際、かなりお疲れだったのかもしれません。ピンクは、相手にも、自分にも優しい癒しの色ですから。
また、お菓子研究家のカリスママダム・藤野真紀子さんは、いつも黒でシックなのだけど、この時は赤のジャケットで、「わたくし、やりますわよ!」みたいな決意を感じました。
選挙見てても、カラーのことばかりになってしまいます・・・。