イリスの色いろのお話

イリスのエレガンス★コミュニケーション blog
色彩・着物・ファッション・アート

「男」もすなる化粧というものを??

2006-03-11 11:40:41 | Weblog
エステ、ネイル&フットケア、歩き方レッスン・・・・と聞けば、たいてい女性のものと相場が決まっておりました。
過去形で書いたのは、もうそれらが女性だけのものではないご時世になったから。

デパートのメンズ化粧品は毎年、倍々の売上げだとか。また、都内のネイルサロンも男性が落ち着けるよう個室完備で対応。
化粧やネイルといっても、男性の場合、あくまで基礎的な身だしなみのためのものとして利用されているよう。
利用は30代から40代前半が主流だとか。仕事の責任も重くなり、評価を得るためには好印象を与え、相手に自分をいかにインプットできるか、にかかっていることもあるでしょう。なんといっても、自分自身のモチベーションのためかもしれません。自信のある人は自然と立ち居振る舞いが違ってきますから。
かの小泉首相も、握手をした時に手が奇麗にみえるよう、気を遣っているとか。

先日、電車で隣り合わせた30代くらいのビジネスマンの二人連れが、「やっぱり外見が大事だよな。」と、結構本気モードで話していたのを小耳にしました。
「だってさ、仕事のスキルが同じくらいなら、相手だってかっこいい方と仕事したいと思うよな」と。
私がパーソナルカラーに興味をもったのは、色によって、相手の受け取り方が違うことはもちろん、自分の心持ちにも影響が大きい事を実感したからです。色と形によるイメージメイキングは、さらに力を入れていこうと思っているところです。
今春、メンズファッションは、パステルカラーのシャツやスーツが増えてカラフルになりました。職業によっては仕事にはムリかもしれませんが、ぜひ、男性の方々にも、カラーコーディネートの楽しさを知っていただきたいものです。
それにしても、女性もうかうかしていられませんね。
「あ、最近お手入れしてないんじゃないの?」なんて、男性から指摘されないようにしなくては!