気が向いたとき感じたままに

皆さんの文章を読ませて戴くのは楽しいのですが、気が向いた時には自分でも・・・と思い

お化粧

2011-12-23 06:58:42 | Weblog

大分以前のことであるが、≪「この味がいいね」と君が言ったから七月六日はサラダ記念日≫――日常の何げない行動を素晴らしい感性で綴った俵万智の短歌集『サラダ記念日』が発表されてから、若い人の間にも新短歌の人気が広まった。

NHKのラジオでも、短歌の募集、入選作の発表・講評を行っている。私は自分で作ることはしないが、何時も感心しながら聴いている。先日の募集テーマ2つの中の1つが『お化粧』であった。

考えてみると、女性が毎日化粧をしなければならないということは大変なことだと思う。男の髭そりとは比較にならない作業であり、電車の中で化粧をする女性の気持ちが解らなくもない。女性はその化粧を何歳ぐらいから始めるのであろうか?

私が初めて化粧をしたのは高校2年の秋だった。祭で神輿を担いだときである。その後、和太鼓チームの競演である「初午太鼓コンクール」に参加した時も化粧をしている。その自分の姿を鏡で見た時の気持ちは、何とも不思議な感覚であった。

 

『若き日の神輿担ぎで初化粧クセにならずに済んでよかった』