≪鳩山前首相と話をし、『出馬の決断をするなら私としては全面的に支援していきたい』という話をいただきましたので、ただいま、鳩山前首相の前で、不肖の身だが代表選に出馬する決意をしました≫
以上は昨日報道された小沢一郎の発言である。現状の儘では力を発揮できなくなると判断したのであろう。
鳩山前首相は予てより、代表選では菅首相の続投を支持する旨の発言をしていた。だが、人事面で「脱小沢」の方針を撤回するよう条件に含みを持たせていた。本人は党内での指導性を発揮する積りでいたのかも知れぬが、その目論見は失敗に終わった。結果的に、直接菅首相との接触を拒んでいた老獪な小沢一郎の意のままに動いていただけということになり、思うような結果が出せなかった鳩山前首相は、またも前言を翻したわけである。
小沢一郎は、総理になれば検察審査会からも逃げられるし政治生命も延びると考えたのであろう。だが国民の8割は、金銭にまつわる疑惑の多い“小沢総理”を歓迎していない。この先どう動くかは判らぬが、民主党は、それよりも日本はどうなってしまうのであろうか? まともな政治が行なわれる日が待たれる。
以上は昨日報道された小沢一郎の発言である。現状の儘では力を発揮できなくなると判断したのであろう。
鳩山前首相は予てより、代表選では菅首相の続投を支持する旨の発言をしていた。だが、人事面で「脱小沢」の方針を撤回するよう条件に含みを持たせていた。本人は党内での指導性を発揮する積りでいたのかも知れぬが、その目論見は失敗に終わった。結果的に、直接菅首相との接触を拒んでいた老獪な小沢一郎の意のままに動いていただけということになり、思うような結果が出せなかった鳩山前首相は、またも前言を翻したわけである。
小沢一郎は、総理になれば検察審査会からも逃げられるし政治生命も延びると考えたのであろう。だが国民の8割は、金銭にまつわる疑惑の多い“小沢総理”を歓迎していない。この先どう動くかは判らぬが、民主党は、それよりも日本はどうなってしまうのであろうか? まともな政治が行なわれる日が待たれる。