地球散歩♪

いもとなおこのBLOG

モザンビークの楽園編。

世界陸上

2005年08月12日 | sports
為末選手の銅メダル獲得 素晴らしいですねーーー

私は2002年、彼がエドモントン世界陸上で銅メダルを獲った後に彼を取材している
それからプロになり
アテネ五輪や他の大会の彼を見てたけど
あまりパッとせず
かなりフラストレーションが溜まってるんだろうなぁと思ってた
いつかやってやる!と必ず思ってたはず

メダルというのは不思議なもので
一時的かもしれないけど
それだけでテレビに出られたり
メダルを獲ったから「恩返し」とまで言えちゃったりする
メダルを獲ることは確かに素晴らしいけど
その露骨な評価の明暗には疑問を感じることはある。。。

とにかく よかった よかった


さて今大会 私はちょっと違った世界陸上の見方をしている

ケニア勢に注目してしまいます

これまでに銀1個 銅3個
それでもケニア人たちは
「俺たちは昔はもっと強かったんだ!
今じゃエチオピアにやられっぱなしだ!」

注:エチオピアは金2 銀2 銅1
メダルテーブルもアメリカに次いで2位

3000m障害では
ケニアが銀・銅をとりました

実はこの種目の金メダリスト・サイードはカタール人なのですが
もともとケニア人

お金のために国籍を代えたと言われる

「売国者め!」

ケニア人は怒っている
彼は今でもケニアでトレーニングしたり
家族もこっちにいるのに
彼のケニア滞在を拒んだりしているのだ

でも彼は祖国と引き換えに
世界記録保持者の名声と富を手にし
それはそれでなかなか立派なストーリーではないか
と私は傍観している

いろいろあります この国のスポーツも。。。
貧しいがゆえ。。。

今後もケニア勢が続々決勝進出!
貧困に負けずがんばっているケニア人たちを
みなさんも応援してねー