とだ*やすこの「いまここ@島本」

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大阪府島本町議会議員
とだ*やすこの活動報告

9月議会が終わりました

2010年10月05日 | とだ*やすこの町政報告
10月5日、9月議会後半の本会議が終了しました。事前にお知らせする原稿をUPする際、画面がフリーズしてしまいインターネットにつながらなくなってしまい、失礼しておりました。ご報告します。

「島本町まちづくり基本条例」が制定されました。賛成(人びと・民主・自民・公明)反対(共産・会派に属さない議員)。島本町のまちづくり基本条例の柱は「住民自治」といえますが、にもかかわらず、条例制定の背景、意義、めざすところなどを制定の過程で広く住民に周知し、意見交換できる双方向性の機会をもたなかったことは問題でした。

今後は条例に定めた「基本理念」を活かし、町長・議会・行政・住民がそれぞれの責務を理解し、地方分権の時代に相応しい住民自治が島本町に根付くよう務めなければなりません。町の憲法と呼ばれるに値する、完成度の高い条例とはいえないというのが正直な感想ですが、小さく生んで大きく育てることが可能であると考え、戸田は賛成しました。

平成21年度の決算は、すべて認定されました。一般会計の歳入歳出決算に戸田は反対しました。主な理由、最大の理由は、平成21年12月11日、川口町長より高槻市長宛に、「合併の議論も含めた広域行政勉強会」を再開して欲しいとした依頼文を提出し、合併を推進する者にとって望ましい、太いレールを敷いたことです。

11日の文書提出について、議会への正式な説明はありませんでした。町長は「勉強会は合併の是非を議論する場ではない」「合併するとは誰もいっていない」という答弁を繰り返していますが、一部の議員の尽力より、12月11日付けの文書を提出し、島本町の存続を左右する合併問題を再浮上させた罪は、島本町史に残るべき失態と、わたしは考えます。

たとえ一部地域への利益誘導や党利党益からではなく(好意的にもてもそうは思えないが)、「合併が島本町の将来に相応しい選択」という誠意ある信念からの「尽力」であったとしても、水面下で物事を進める政治力を「合併」にからませて駆使した議員も同罪。このことをまず、声を大にして住民のみなさんにお伝えしなければなりません。

さて、今議会に提案された「島本町まちづくり基本条例」では、大綱質疑で澤嶋議員が議長によって質問を何度も遮られました。質問が大綱的ではないという理由ですが、直前に質問した議員は「注意」されつつも質問を続けることができました。澤嶋議員は、民主党議員からの野次に応じて、その勢いで議長が「中止」したといえます。

賛成の討論において、上記のことに抗議を申し添えた平野議員の発言が、議長に取り消しを求められました。議運で決着がついたことを蒸し返した「ルール違反」という野次が飛び交うなか、「議案の討論に関係のない議長の采配に関する内容」というのがその理由。

蛇足ですが、総務文教委員会では、町長がわたしに対して「答えられません!」と発言し、あまりに唐突で呆れました。自らマイクを消した後の発言と思われ、録音されていませんので不規則発言として会議録には記録されていませんし、証拠はありませんので戸田の空耳かもしれず、このことは問題にするつもりはありません。

しかし、他、の議員と比較して、わたしたち会派には不当ともいえる厳しい扱いが多いのが現実です。しかし、平野、澤嶋議員とともに、調査と研究の成果を住民と共有する活動を軸にして、地方自治にふさわしい議員活動を発展的に継続するのみ。戸田はへこたれません。

今議会では、我々の会派が申し出た議会運営委員会委員の辞職と選任(澤嶋議員から平野議員に交代します)につき、平野議員の選任に意義ありとして、その理由を述べた民主党の議員の発言が削除されました。いつにも増して波乱に満ちた後半議会でしたが、実質8月の半ばからはじまった長くて暑い9月議会が終わりました。

画像は、西国街道・広瀬地区にて10月2日撮影
コメント
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