とだ*やすこの「いまここ@島本」

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大阪府島本町議会議員
とだ*やすこの活動報告

クリーンピア沢

2010年07月29日 | とだ*やすこの活動日記
学習会「し尿処理の広域化って何?~施設の現状と課題~」(7月17日・主催:しまもと広域行政・合併問題学習会)で、島本町が抱えるし尿処理の現状を、平野・澤嶋・外村・戸田、4人の議員担当を決めてお話しました。

質疑応答・意見交換の際に、住民の方から「通勤途中で通る『沢クリーンピア』を見学されてはいかがですか?」と提言があり、急遽、その方とご一緒に4議員で視察して参りました。「クリーンピア沢」は「城南衛生管理組合(一部組合方式)沢第1清掃工場」の名称です。

宇治市・城陽市・八幡市・久御山町・宇治田原町・井手町の3市3町で運営されています。
平成9年の開設で、島本町とは異なる方式で処理されていました。将来的に処理量が減少することを見込んで、一日あたりの処理能力を115キロリットルとして施設を開設されていました。

そのうえで、まかないきれないし尿については、京都府との委託契約で、隣接する洛南浄化センターに希釈処理して配管によって送っておられると知りました。当然のことながら、契約量は年々減っており、向こう数年で委託契約は終了するという計画を立てておられます。

たいへん興味深くお話をおききし、続けて、隣接する洛南浄化センターを視察。敷地面積を、島本町役場前の関西電力グランドの7・5倍、一日の処理量を第3小学校のプール450倍というようにご説明いただきました。

行政職員の公務員としての覚悟と職人魂、優れた技術力によって、わたしたちが安全で衛生的な生活を送れていると、感謝の気持ちが湧いてくる視察でした。現場に出向き、顔を合わせて話をきき、はじめてつかめることは多く、「現場」へ足を運ぶ大事さを再確認しました。

画像は、クリーンピア沢の水質検査室