自治体と市民との「協働」が叫ばれるようになって何年経つでしょうか?
そして、この「協働」はできているでしょうか?
確かにできつつあるところもあるかも知れませんが、
実際には私はできているようには思えません。
現に仙台市と私が所属する組織との関係も、
実は『協働』であるはずなのに、そうではありません。
仙台市は100万都市で大きくなりすぎているため、
余計できにくいのかも知れませんが、
それにしても「協働」のカケラでもあれば・・と思わずにはいられません。
もっとも、そんなふうに感じているのは私だけで、
仙台市とでもうまく『協働』できているよ!と仰る方もいらっしゃるかも知れません。
『協働』とは、同じ目的に向かって、「対等な立場」で協力し合い、
共に働くことを意味しています。
ということは、極和ファシリテーション的に表現すれば
「横並び」の関係であるはずなのです。
なのに、「横並び」の関係ではなく、「向かい合う関係」になっています。
これは、長年市民は市に対して要望をする人(無理難題を言ったりもする?)
市にとって市民はともすれば今はやりのモンスターであることもあったり、
やってもらいたい人と、それをやる側の人という
向かい合う関係で成り立ってきました。
今更「横並び」と言っても、自治体職員の方も、市民も
今一つピンと来ないかも知れませんし、
慣れていないのでやりにくいかも知れませんね。
ですが、今ここで慣れていないからとか、
やりにくいなどと言ってる場合ではありません!!
今は自治体側も市民側も、双方の共通目的に向かって、
横並びになって進まなければいけないと思います!!
●共通の「目的」は何か?
●真の『協働』とは何か?
●対等な関係とは?
●横並びの関係とは?
●ポジショニング思考とは?
●役割を「担う」とは?
これらの答えを一つずつ見つけながら、
真の『協働』のできるまちづくりをしていかなければと思います!
あなたは真の『協働』について考えたことはありますか?
もし、まだ考えたことがなかったら、
この機会に考えてみてくださいね♪o(^-^)o