学校やスポーツ界でのいじめや体罰が問題になっています。
今までは隠ぺいしたり、事なかれ主義の中で埋没していたことも
膿となって表出しているように思います。
権力を持っている者(例えば生徒に対する教師や監督)が振るう体罰は
パワーハラスメントであり、悪質な暴力です。
これは明らかに「上下関係」を悪用しており、
単なる向かい合う関係だけでなく、更に上下の関係を用いた
悪質な対人関係の在り方です。
暴力を振るう人は「言葉」を持たない人なのでしょうか?
いえ、決してそうではないはずです。
「言葉」を上手く用いることができない人なのかも知れません。
だとしたら、教師や監督などという上の立場に立つ
資格がないのではないでしょうか?
まるで軍隊のように暴力で人を支配しようとするなど、
本来人間のすることではありません。
人間としての知性も教養も持ち合わせていない証拠だと思います。
如何にその人がわかるように指導するか?
如何にその人が理解できる言葉を使うか?
如何にその人が成長できるように仕向けるか?
教師や監督、コーチなどには
まさにファシリテーション力が求められています。
その人の能力や脳力を引き出し、
向かい合うのではなく横並びの関係で同じ目的へ向かって進む!!
相手にわかる言葉で、相手に伝わる表現力で
成長を促し、目的達成を支援する。
上に立つ立場の人には
是非ともファシリテーションを身に着けて欲しいと思いました。
体罰ではなく対話を♪