いいしらせのグッドニュース[パート・Ⅱ]

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あの論文に疑義を指摘したのは 誰だ ? ! !    4.29.

2014-04-29 21:04:16 | Weblog


       ネットによる“GOOD”を選んだあと、この記事が気になりました。
       『 2000年の論文疑義に反論 山中教授「一点の曇りもない」 』です。
       (14.04.29. SANKEI EXPRESS)



       



       わたくし達には、あの小保方さんのSTAP細胞論文騒動から目が向いた、
       というか、始まりましたね。
       そうして、このところの動きに、ストーリーをつくり上げているのではないでしょうか。
       小保方さんのあと、調査委員長の論文に疑義が上がり辞任、そうして、今回が
       山中教授論文への疑義。
       あたかも仕組まれたような、摘発のストーリーです。

       しかし、わたくしが検証したいのは、そのストーリーではなく、だれが疑義を
       指摘しているのかであります。



       



    STAP細胞論文を最初に疑惑指摘したのは、海外の論文検証サイト「PubPeer(パブピア)」。
    科学者が匿名で投稿できて、世界中の論文を検証し、議論も活発に行われているのだそうです。

    山中教授論文に疑義を指摘したのは、日本語による匿名の不正疑惑告発ブログなんだそうで、
    実績(?)もあって、ネットでは有名なサイトなんだとか。
    マッタク。まったく。


       ホントにこれだけなんであろうか。


    山中教授論文のケースの場合ですが、「疑問を呈されたことは、去年の4月初めに把握した」とあり、
    「指摘された4月に調査を開始、山中教授から段ボール5箱分の実験ノートの提出を受けた」。
    これは京大iPS細胞研究所のコメントです。
    「その結果、画像については同じ条件での実験データがあり、切り張りはなかったとされたが、
    グラフは生データが確認されなかった」という見解であります。
    山中教授は、今、公表した理由を質問されて、「生データがないという自分にとって恥ずかしい
    事実も含めて公表したいという気持ちがずっとあった。世界からも研究者倫理について問われる中で、
    公開すべきだという気持ちが大きくなった」と。


       これは28日夕方の記者会見での発言です。



       



       いくつかのポイントが確認されましたね。
       前記の“ストーリー”は完全に崩れました。


       インターネットの利便性は、飛躍的な展開をもたらしています。
       しかし、“匿名性”がもたらすものはどうもいただけない。
       こんなにわかりやすい、機能性は歓迎すべきものですが、裏腹に
       人間性の“闇”が付きまとう。



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