『バトルシップ』2012年アメリカ映画が面白かった。
わたくしは、Twitterはしていませんが、そこでは“バトルシップ祭り”
といった様相であったというのです。
「バトルシップ」放送でツイート実況が大爆発「チキンブリトー」もトレンド入りする謎のGWに
チキンブリトーに始まりチキンブリトーに終わった5月3日の夜。 2015年05月04日 02時44分
5月3日夜にテレビ朝日系列「日曜洋画劇場」で地上波初放送された映画「バトルシップ」。
放映が決定した2週間前の時点で、作品名がTwitterでトレンド入りするなど注目を集めていました。
いざ始まるや実況や感想が続々とツイートされ、一時はトレンドワード10個のうち半分が同作関連と
なるなどTwitterはバトルシップ祭りに。みんな大好きだな![黒木 貴啓,ねとらぼ]


「チキンブリトー」とは、メキシコ系のスナックのようです。
3年前の公開時にそんなセットがつくられたんでしょう。
映画の中で効果的に使われたからです。
お調子者の30歳くらいの主人公アレックス・ホッパー大尉が、
お店でお腹を空かせた魅力的な女性・サムの「チキン・ブリトーを食べたい」
の声に、「5分間だけくれたら、食べさせて上げるよ」といって飛び出す。
お店も、目指したコンビニも終業時間でアウト。そこでアレックスは
コンビニにしのび込む。結果はOKだが、駆けつけたポリスにテイザー銃(ワイヤー銃)
をお見舞いされる。


放映中の3日午後10時15分ごろ、Twitterのトレンドの半分が「バトルシップ」状態に(左)。
「バトルシップ」のツイート数も急上昇。
ということらしいのだが、この“お祭り”はネット世代だろうから若いヒトが
多いと思う。わたくしとはオモシロがりの場所が違うね。おそらく。

浅野忠信が出ている。ユウジ・ナガタ海上自衛隊一等海佐、「護衛艦みょうこう」艦長である。
写真が小さいけれど、ケッコー活躍しています。
海を舞台にしたSFモノは珍しいと思う。
わたくしは、よくできた海戦シーンに満足しました。
舞台はハワイとその周辺で、当然ながら“太平洋戦争”が意識されている。
驚くべき仕掛けは、あの70年前の戦艦「ミズーリ号」が最後の反撃で登場いたします。

右ページが戦艦「ミズーリ号」です。
が、アメリカではこの映画サンザンの評価であるらしい。
評価:批評家からは酷評されており、Rotten Tomatoesでは34%と低い評価を下されている。
ローリング・ストーン誌のピーター・トラヴァースは2012年の年間ワースト映画の1つに挙げており、
現在のところワースト1位であると評している。
第33回ゴールデンラズベリー賞において最低作品賞、最低監督賞、最低脚本賞、最低助演男優賞(リーアム・ニーソン)、
最低助演女優賞(リアーナ、ブルックリン・デッカー)、最低スクリーンアンサンブル賞の6部門にノミネートされ、
最低助演女優賞(リアーナ)を受賞した。
ということらしい。
なんで、日本の一部(?)の若者に受けてしまったんだろう。
わたくしに受けたキャラはつぎに三人。
コーラ・レイクス(リアーナ) アメリカ海軍兵曹。「USSジョン・ポール・ジョーンズ」のCICに所属する
女性クルー。小柄だが気の強いアフリカ系女性で、アレックスの部下。
キャル・ザパタ(ハミッシュ・リンクレイター) 国際ビーコンプロジェクトのオアフ島施設に勤める
研究員の一人。
ミック・キャナルズ(グレゴリー・D・ガトソン) アメリカ陸軍退役中佐。過去の受傷が元で両足が義足。
可哀想に“リアーナ”は最低助演女優賞です。むしろ名誉かな。