AKB48をとり上げるなんて、わたくしにも邪心があるのかな。
“こども文化”の元凶、とののしっておりますからね。
よりましなタレントを見つけるための(よくいって、育てるための)予備集団であって、
そこに自分たちも一枚も二枚も噛んでいる満足感、というような妙な階層環境なんですね。
ネットを散歩してザラーッと眺めてみました。もちろん興味本位です。
ネット特有のしょうもない、スキャンダラスな誹謗・中傷はないかとね。
“さしこ”も当然ですが、2位の大島優子がなかなかに興味深いようです。

「3位・渡辺麻友のアナウンスにびっくり顔」とある。
「指原莉乃1位の理由が判明!中国の猛者が9108票をぶっこみ話題に」。
ネット上では、これくらいかな。
しかし、票数を見ると決め手とまでは言いにくいでしょう。
「もはや、日本国内にとどまらない」、これもどうか。
自分たちで、中国、タイ、インドネシアなどに手を出しているんですからね。
「AKB48 32ndシングル 選抜総選挙 」投票結果最終発表
1位:指原莉乃(HKT48チームH:速報1位/昨年4位/150570票)
2位:大島優子(チームK:速報3位/昨年1位/136503票)
3位:渡辺麻友(チームA:速報2位/昨年2位/101210票)
4位:柏木由紀(チームB:速報5位/昨年3位/96905票)
5位:篠田麻里子(チームA:速報15位/昨年5位/92599票)
新聞からのとり上げです。
指原莉乃(さしはら りの、20)は、
すぐにくじける”へたれキャラ”がファンの応援したいという心をくすぐり、昨年の総選挙では前年
9位から4位に大躍進。が、その直後に研究生時代の恋愛スキャンダルが発覚。ペナルティーで福岡の
姉妹グループ・HKT48へ移籍させられた。
「テレビでは明るくがんばっていたけど、本当は孤独だった。でも、今このステージで、私は孤独じゃないんだと
実感しました」と感謝を伝えていた。
指原莉乃は、ぬきんでたトーク力で、バラエティーで活躍。
2位に陥落した大島優子さん(24)は「どんなコミカルグループになるのか、もっともっとアイドルになるのか。
期待してほしい」と冗談まじりに新しい”顔”の誕生を祝った。
だってさ。

この絵は、ちょっと前のものです。
さて、お二方の見かたです。
くらたま分析 男性スキャンダル…さしこと峯岸の“差” 2013.6.9 12:10
AKBウオッチャーで漫画家の倉田真由美さん(41)は
「たとえば一般の会社で、指原さんは一番男性にモテるタイプじゃないでしょ。でも、かわいそうと思った人が
多かったのでは」と分析。(サンケイスポーツ)
その理由について、倉田さんは順位を落とした峯岸みなみと違い、指原がHKTに移籍する原因となった男性スキャンダルが、
現在進行形ではなく過去のことだったことを指摘。
その上で「元カレが週刊誌に写真や情報をタレこむようなひどい男だったので、かえって応援するファンが増えたのでは」
と語る。
やくみつる氏 さしこ1位は「ねじれ現象」 2013.6.9 08:31
漫画家、やくみつるさん(54)はこの日、HKT48の指原莉乃が1位に輝いたことを受け、「指原さんはAKBの
メンバーじゃないから、一種のねじれ現象みたいなもの。でも、この現象を主催者もファンも楽しんでいくのではないか」と。
指原さんも「AKB48を壊しません!」と宣言しています。
その上で「営業的にはうまくできたなという印象。ただ、敗れた大島さんは今後、女優業を本格化させて卒業するのでは」
と分析。
篠田麻里子が卒業を電撃発表したことには、「よかったと思う。お子様たちの間で、お姉さんがちょっと無理をしてきた
という感じだったので」と語った。
大人がウオッチして、コメントするのは愉しいといえば、言えるけど。
「一種のねじれ現象みたいなもの」などと"やく"さんもよくおっしゃる。
指原莉乃の1位決定の瞬間、大島優子さんがたいへん怖い顔をしている絵がブログに載っていたのだが、
どうも見つからない。
"おりこうさん"の篠田麻里子はもう27ですよ。
指原莉乃は、たしかに大島優子さんよりはキャラを感じる。
板野くんは、どうした。
などと、わたくしもおっしゃっている。
ジャーニーズがもっとも"こども文化"の元祖元凶だと思うのですが、
AKBは、女の子系列の現在ですよね。オタク文化と見事に合致した。
ということでしょうが、… 。