群馬県南部、鏑川南岸・鮎川西岸の白石台地南端付近の斜面地に築造された古墳です。古墳名は嘗
ての所有者名に由来します。
名 称:喜蔵塚古墳(きぞうづかこふん)
別 称:平井村567号墳・田村塚
墳 形:円墳(方墳?)
規 模:径23~25m、高さ4m 埋葬施設:両袖式横穴式石室(截石切組積み)
築 造:古墳時代末期・7世紀末
出土品:不明
指 定:藤岡市指定史跡(名称:喜蔵塚古墳 昭和43年〔1968〕4月23日指定)
所在地:群馬県藤岡市白石字中郷
を訪ねてきました。
南側の道路沿いに【市指定史跡 喜蔵塚古墳】の標柱が建っています
駐車場はありません。路上駐車はしないですぐ近くにある白石公民館に駐車してくださいとの看板
があります。古墳へはここの道を徒歩でとあります。他のルートはありません。
この場所が斜面地であることがこの写真からもわかると思います。
墳丘の前に説明版が設置されています
設置されて間もないようできれいな状態で、判読容易ですので今回は転記しないで済みそうです
開口部 左斜めから
開口部 右斜めから
開口部 正面から 南に向けて開口しています
羨道部
長さ4.30~4.41m、幅1.30~1.35m、高さ1.55~1.60m。側壁、天井石ともに表面を平たく加工した
凝灰岩が用いられています。
玄門
玄室 天井は大きな一枚の石です
長さ2.60m、奥壁幅2.10m、高さ1.85m 大きな凝灰岩の切石で築かれています。
玄室から羨道方向
墳丘
周囲は民家と畑に囲まれていて全体を撮るのは無理でした。裾から墳頂を
散策日:令和5年(2023)10月25日(水)