名 称:五厘沼窯跡(ごりんぬまかまあと)
形 態:窯跡
時 期:古墳時代終末期(6世紀末~7世紀初頭)
指 定:県指定史跡(名称・五厘沼窯跡群で昭和55年(1980)3月29日指定)
所在地:埼玉県比企郡滑川町羽尾4532
【五厘沼窯跡】
古墳時代に造られた県内最古級の須恵器(すえき)窯跡。五厘沼と呼ばれている沼に向かって斜面に掘られた登窯です。
岩盤を幅2~2.5メートル、高さ1.5~1.7メートルくらいで長さ15メートルほど掘り、トンネルのようにして斜面なりに
上に登っています。現在砂で埋め戻して保存しています。 (滑川町ホームページ「主な文化財」から引用)
窯跡と五厘沼
路端に標柱が立っていなければ、ただの小屋として見過ごしそうです。
窯の斜角は15度くらいのようです。
覆屋の横には案内板も設置されていますが・・・
滑川町がまだ滑川村であった昭和55年(1980)3月の設置のようで、すでに37年経っています。読むには読めないことも
ないのですがだいぶ褪せていますので読むとなると一苦労するでしょう。
格子・金網越しに覗いてみましたが、砂で埋め戻されていますので窯跡の形状は確認できません。
大した変わりはありませんが別角度から・・・
雨天でしたので、傘をさしての写真撮影し始めたのですが、撮りずらいため途中からは濡れながらになりました。
散策日:平成29年(2017)10月15日(日)