四季・めぐりめぐりて

近隣の城館跡・古墳などの史跡めぐりなどをぼちぼちながらやっています

テーマ展「鴻巣市 新屋敷遺跡ー埴輪工人の奥津城ー」

2022年03月06日 | 企画展・見学会


埼玉県立さきたま史跡の博物館
令和3年度 テーマ展、 埼玉の遺跡
 「鴻巣市 新屋敷遺跡ー埴輪工人の奥津城ー」
会 期:令和4年(2022)2月26日(土)~5月29日(日)
会 場:埼玉県立さきたま史跡の博物館 企画展示室

を観覧してきました。




テーマ展会場の「企画展示室」




新屋敷遺跡の位置図  と プロローグ
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  プロローグ

 新屋敷遺跡は、川口市から鴻巣市にかけて南北に延びる大宮台地の北端に位置します。
 市の中心部は標高約25mで、西側を荒川、東には元荒川が流れ、利根川にかけて加須低地ご広がっています。
遺跡は元荒川に向って緩やかに傾斜する標高14~19mの斜面に展開します。
 発掘調査は、昭和60年から平成7年にかけてこうのすい教育委員会と(公財)埼玉県埋蔵文化財調査事業団に
より、7次にわたって約62,000㎡が実施されました。
 遺跡は旧石器時代から江戸時代まで多岐にわたる遺構・遺物が検出される、複合遺跡であることが明らかにな
りました。
 今回の展示では、大地に刻まれた遺構と特徴ある遺物から、各時代の人々の暮らしを紹介します。

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展示品の一部を下に載せておきます。



【1 旧石器・縄文時代】
 ナイフ形石器・角錐状石器・槍先形尖頭器・深鉢・浅鉢・磨石・打製石斧・石鏃




【2 古墳時代(前期)】
 甕・鉢・器台・高坏




【Ⅰ 古墳群の形成と展開】
 円筒埴輪




【Ⅱ 古墳の葬送祭祀 -埴輪工人の墓-】
 第1号埴輪棺




【Ⅲ 中・近世 -大地に残る人の営み-】
 カワラケ・菊皿・壺・天目碗




【人物埴輪(弾琴)】




展示会場(企画展示室)内の模様

観覧日:令和4年(2022)2月26日(土)