和ちゃんのgoodな日々

私の毎日の暮らし

肘折温泉

2019-02-23 17:11:03 | 旅行
≪南東北秘湯をたどる肘折温泉・高湯温泉≫ 二つの秘湯でくつろぐツアーに参加(19日~21日)大宮駅からつばさ17号・12:26に乗車する。
夫が花輪大八湯守日記「湯けむり浄土」・・高橋義夫著を読んでからしばしば肘折温泉を話題にしていた。私も遠い昔NHKの湯宿の旅番組で「肘折温泉」を知りいつかは行ってみたいと思っていた温泉でもある。
霊峰月山の麓 火山噴火によって生まれたカルデラに位置する開湯1200年の歴史を持ち、肘を折った老僧が治療した伝説から名付けられた温泉である。傷や疲れを癒してきた湯が脈々と湧き出ていて農閑期には骨休みする湯治客で賑あい、冬になると当たり一面はすっぽり深い雪に包まれるという温泉にのんびりゆったりと浸ってみたいと思っていたので、まだまだ寒いが、雪景色に期待して思い切って出かけた。大正ロマンの風情にあふれる銀山温泉よりさらに北に、新庄からバスで50分ほど、湯治場の風情が色濃く醸しだす山間の秘湯へ
  
福島駅を出て米沢に入るとやっと車窓から雪景色が眺められるが、かみのやま温泉から山形、村山まではほとんど雪が見られない、期待していたのに・・・新庄駅(15:30着)からホテルのバスに乗ると目線は雪の回廊、雪などめったに見られないので物珍しさでウキウキ気分になるがここで生活する人の大変さはいか程か。
     
    

   夕闇が迫り、雪がちらほら舞って来たので足早に「旧郵便局舎」や「湯守小屋」日帰り温泉「上の湯」を見学する。湯宿が立ち並ぶ温泉街をブラブラ歩くのも風情があるが「シーズンオフ」なので人影が少なく寂しい気がする。せめて2~3日は湯治客でいたいが一晩の観光客の身なので精いっぱいその時を楽しむことにした。 7月から9月にある「ひじおりの灯」のイベントは面白そうだ。
     

        

      




ナトリウム・酸化物・炭酸水素温泉でのんびりと一晩心地よく過ごした旅館「優心の宿・観月」