奈良田越、大井川源流釣行 18
いつの間にか明らかに見覚えのないところも過ぎ、かなり下った所で林の間から河原が見え隠れするようになる。
水量がいやに少ない?この辺から踏み跡は急にジグザグとなって、河原の方へ下っている。そして突然消える。河原は近い、と強引に斜面をずり落ちるように、木にぶらさがりながらおり下る。
河原に出ると、少し上手に見たような堰堤がある。なあんだ、取水口よりかなり下にでたのだ。これで難関も一気に飛び越えたのだ。車止めまであと少し、急に安堵感が沸いてくる。
時計は二時半。木陰に荷物を下ろし、崖からしたたり落ちる水で充分に喉を潤し、着ているものを全て脱ぎ、小さな流れで水浴びをする。
着ていたものを洗濯し、日向の熱い石の上に干す。裸のまま昼飯の準備。また冷やしそうめん。とりあえずここでパンツだけ履き、記念写真を撮る。
ゆっくり休んで車をめざす。カーブを曲がるともう車が見える。荷物は車に積み込み林道を行く。あと心配なのはゲート前の坂道のみ。この車は登れるだろうか?
ゲート前で車をかなり下に止め、ゲートを開けに歩いていく。また戻って車のギアをローにし、一気に坂を駆け上がる。なんとか登りきれた。ゲートをあとにして一路甲府へ。
途中夕立もあり、涼しい風が窓に吹き込み心地よい。
三日間全行程踏破。身体的疲労は心地よさを通りこし、極みに至るが思わずヤッター、と叫びたくなる征服感で充ち満ちてきた。
いつの間にか明らかに見覚えのないところも過ぎ、かなり下った所で林の間から河原が見え隠れするようになる。
水量がいやに少ない?この辺から踏み跡は急にジグザグとなって、河原の方へ下っている。そして突然消える。河原は近い、と強引に斜面をずり落ちるように、木にぶらさがりながらおり下る。
河原に出ると、少し上手に見たような堰堤がある。なあんだ、取水口よりかなり下にでたのだ。これで難関も一気に飛び越えたのだ。車止めまであと少し、急に安堵感が沸いてくる。
時計は二時半。木陰に荷物を下ろし、崖からしたたり落ちる水で充分に喉を潤し、着ているものを全て脱ぎ、小さな流れで水浴びをする。
着ていたものを洗濯し、日向の熱い石の上に干す。裸のまま昼飯の準備。また冷やしそうめん。とりあえずここでパンツだけ履き、記念写真を撮る。
ゆっくり休んで車をめざす。カーブを曲がるともう車が見える。荷物は車に積み込み林道を行く。あと心配なのはゲート前の坂道のみ。この車は登れるだろうか?
ゲート前で車をかなり下に止め、ゲートを開けに歩いていく。また戻って車のギアをローにし、一気に坂を駆け上がる。なんとか登りきれた。ゲートをあとにして一路甲府へ。
途中夕立もあり、涼しい風が窓に吹き込み心地よい。
三日間全行程踏破。身体的疲労は心地よさを通りこし、極みに至るが思わずヤッター、と叫びたくなる征服感で充ち満ちてきた。