指原莉乃写真集「スキャンダル中毒」の「2万字インタビュー アイドル史上No.1トリックスター 指原莉乃 すべてを語る」だけど、思い切りハードルを上げた身としては、少々肩透かしだったかもしれない。たぶん録音の文字おこし原文に近い感じで、編集の手があんまり入ってないんだろうと思われる。強いて感想を言うなら、淡泊で薄味。
そんな中でも秋元氏評とのことだけど「ピュアな非処女」という表現が、やはりというか印象に残った。この言葉のねじれた感触が秋元氏らしいと言えそうだし、それ以上に指原さんの存在様式の、実は分かりづらさが、巧みに表現されていると思う。さらには、このいささかショッキングとも言える表現を指原さん自らが紹介するという自己言及的なメタ構造が、これまた指原さんらしいと言うか。
ふと「ゲロブスとおじさんのオールナイトニッポン」を、指原さん自らが言い放ったのを思い出した。こういったあらゆるシーンで階層化構造を提示して見せてくれる、けれどもそれすら指原さんという怪物の一面に過ぎないという底知れなさ。本インタビューもそういう視点からは、「淡泊で薄味」ではあるけど、何者にも似ていない、誰でもないどこにもいない、そんな指原さんという存在を、それなりに飾らない範囲で彫琢して見せてくれてると言えなくもないか。
そんな中でも秋元氏評とのことだけど「ピュアな非処女」という表現が、やはりというか印象に残った。この言葉のねじれた感触が秋元氏らしいと言えそうだし、それ以上に指原さんの存在様式の、実は分かりづらさが、巧みに表現されていると思う。さらには、このいささかショッキングとも言える表現を指原さん自らが紹介するという自己言及的なメタ構造が、これまた指原さんらしいと言うか。
ふと「ゲロブスとおじさんのオールナイトニッポン」を、指原さん自らが言い放ったのを思い出した。こういったあらゆるシーンで階層化構造を提示して見せてくれる、けれどもそれすら指原さんという怪物の一面に過ぎないという底知れなさ。本インタビューもそういう視点からは、「淡泊で薄味」ではあるけど、何者にも似ていない、誰でもないどこにもいない、そんな指原さんという存在を、それなりに飾らない範囲で彫琢して見せてくれてると言えなくもないか。