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AKB48の旅

AKB48の旅

WOWOW「私を"映画"に連れてって」の川栄さん

2015年09月28日 | AKB
いつから放送されてるんだろ。WOWOWの「私を"映画"に連れてって」という宣伝コーナーに、川栄さんが起用されてる。クリス松村氏と二人で、「80~90年代の懐かしの邦画を続々放送」という名目で、「私をスキーに連れてって」「おニャン子・ザ・ムービー 危機イッパツ!」「CHECKERS in TAN TAN たぬき」「チ・ン・ピ・ラ」という、いかにもな作品群を紹介してる。

クリス松村氏とのやり取りはほぼ台本と見て良いんだろうけど、それでも随所に川栄さんらしさが現れてて、たぶんアドリブでのやり取りとかもしっかり採用されてる。これを見るに付け、返す返すも川栄さんの「卒業」という、AKBにとっての大損失を実感させられる。AKBの若手とか「次世代」とか呼ばれてるメンバーで、これが実現できてる人材がほぼいない。

こういった川栄さんの姿からも、決め手は「知性」というか、さらにその先の「知性」の裏付けの上に構築される、言わば知的個性の発露であることが実感される。そういった知的個性は、硬質で存在感が強いにもかかわらず、嫌悪感を招きにくい。クリス松村氏という癖のある文化人とのやり取りで、そんな川栄さんの存在様式が輝いてる。

もちろん明るさとか親しみやすさ、そして何よりカワイサが必須なのは言うまでもないけど、それは必要条件に過ぎない。少なくともAKBG総選挙ランカーならほぼみんな持ってる。そこから先、いわゆる「村外」で戦えるために必要なのが、この知的個性ということになるんだろう。

高橋さん、指原さんは言わずもがなだけど、小嶋さんも島崎さんもこれをしっかり持ってる。けれども現状、ここまで辿り着けそうな若手は、宮脇さんぐらいしか見当たらない。そんな宮脇さんと言えども、なお道半ばかな。