市さんの自然との対話日誌

里山師、釣師を自称のオヤジが遠州の山間地に3千坪の山林を購入、自給自足を目指し田舎暮らし開始。魚釣、生き者達との対話

自家製奈良漬け

2012-12-22 09:41:38 | 山菜
 土井酒造で無濾過純米を買うとき、毎回酒粕をサービスしてくれる。

 酒粕を色々調理して食べたが、結局美味い調理法が見つからず、たまる一方だった。

 冷蔵庫に入れて一年ほど経過したものは、アルコール発酵して、柔らかく且ついい香りになった。冷蔵庫の外に出しておいたものは、一部カビが成長してしまった。

 夏の終わりに、アルコール発酵した酒粕に、ゴーヤとキュウリを漬け込んでみた。
 

 それから3~4ヶ月経って、よく漬かった奈良漬けが出来た。
 

 久しぶりの自家製奈良漬けじゃ。ゴーヤは苦味があって珍味。キュウリは普通に奈良漬け。
 酒粕から仕込んだ奈良漬けは今回初めて、まあ成功だ。今のところ腹をこわすこともないし。

 過去、酒造をやっていた友人のところから奈良漬けの元を頂き、それに漬けた自家製奈良漬けではいろいろな野菜をトライしたことがある。小メロン、白ウリ、スイカの皮、タクワン、セロリ、タラの芽、ナスなどなど。一番美味しかったのは白ウリ。その友人のところが酒造を廃業してしまったため、奈良漬けの元を入手できず、10年以上経ってしまっていたが、今回、酒粕から奈良漬けを作れることがわかった。

 白ウリをスーパーで見つけたら、又奈良漬けを作るのだ。

 奈良漬けの元が出来たらあとは簡単。野菜に塩をすり込み、重石をして水分を抜いてから、漬け込むだけ。何度も使うと、塩分濃度が増すので、少しづついれかえる。

 これで、この冬、熱燗のおともの一品が手に入れられる。
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