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場所:枝幸町歌登辺毛内3664 うたのぼり健康回復村
保存車両:歌登町営軌道 機関車(無番号)
(2011年7月3日訪問)
枝幸町歌登に保存されている機関車です。歌登町営軌道は軌間762mmの軽便鉄道です。
※歌登町は2006年に枝幸町と合併し、枝幸町の一地区となっています。
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釧路製作所で製造された8tディーゼル機関車です。ほぼ同型の機関車が北海道浜中町で保存されています。
一部錆がありますが部品も揃い良い状態を保っています。
歌登町営軌道(開業時は歌登村営軌道)は1929年に開業し、一時期は国鉄小頓別駅~枝幸港や多数の枝線が開業するなど栄えましたが、国鉄美幸線に後を託すように1971年に全線廃止されました。
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少し開いているドアから車内を見てみました。最低限の機器しか付いていない簡素なものです。鉄道車両というより重機に近い運転台です。
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乗り込むのも大変なほど小さな機関車です。この小さな車両が歌登を支えていた時代がありました。
冬期はシートを鰍ッて保護されるため見学出来ません。
軽便の廃止を見届け、待ち焦がれた美幸線が開業しなかった歌登の人々はどのように感じていたのでしょうか・・・。
2017年8月3日 現存を確認
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