モルゲンロートは、登山用語(ドイツ語)で、モルゲン(Morgen)「朝」とロート(rot)「赤い」というそれぞれの意味を掛け合わせたモルゲンロート(Morgenrot)「朝焼け」という意味で、朝日で山がバラ色に美しく染まることを言う。
朝焼けが山肌に当たり赤く染まることにより、燃え上がるようにも見えるので「アルペングリューエン」とも言われ、山がもっとも美しく見えるときの一つである。夕陽に染まることは、アーベントロート(Abendrot)「夕焼け」と言われている。
しかしながら、身近な低い山に朝日が当たっても、或いは富士山に朝日が当たっても「モルゲンロート」とは言わない。冬のアルプスが赤く染まってこその言葉である。(ちなみに、富士が朝日に赤く染まるの様は、「紅富士」と言われている。)
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北アルプスの夜明け
Canon EOS 5D Mark2 / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F18 1/8秒 ISO 100 -1/3EV(撮影地:長野県諏訪市/霧ヶ峰高原 2011.2.19)
北アルプスの夜明け
Canon EOS 5D Mark2 / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F4.5 30秒 ISO 100(撮影地:長野県松本市/美ヶ原高原 2012.11.25)
北アルプスの夜明け
Canon EOS 5D Mark2 / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F11 1秒 ISO 100(撮影地:長野県塩尻市/高ボッチ高原 2012.12.02)
南アルプスの夜明け
Canon EOS 5D Mark2 / TAMRON SP AF70-200mm F/2.8 Di LD (IF) MACRO
絞り優先AE F18 1/8秒 ISO 100 -1/3EV(撮影地:長野県諏訪市/霧ヶ峰高原 2011.2.19)
穂高連峰の夜明け
Canon EOS 5D Mark2 / EF17-35mm f/2.8L USM
絞り優先AE F18 1.6秒 ISO 50 -2EV(撮影地:長野県松本市/上高地 2013.1.5)
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早朝の朝焼け、モルゲンロートのお写真
どれも素晴らしいですね。
真冬の凍てつく寒さの時に撮りにいらして
これらの光景をご覧になったら撮影場所までたどり着くまでの努力は報われて
感激なさったことでしょう。
最近、なかなか撮影に行けないので、
過去の写真を別項目でまとめたりして掲載しております。
今回は、朝焼けのアルプスばかりを集めてみました。
今年は暖かいので、いつ霧氷が撮れるか・・・
今シーズンも、真冬でしか撮れない風景を追い求めたいと思います。