幻の詩集 『あまたのおろち』 by 紫源二

幻の現在詩人 紫源二 の リアルタイム・ネット・ポエトリー

ニーチェ

2016-01-05 19:14:53 | Weblog


ニーチェ
あなたは理想などないと言った。
神など存在しないと言った。
なんて悲しい目をしているんだろう。
なんて澄んだ目をしているんだろう。

ニーチェは言った。
友よ。友人は存在しないのだ、と。
なんて怒りに満ちた目をしているんだろう。
なんて虚ろな目をしているんだろう。

僕だけは、君の友達。
イデアを信じている友達。
君がいくら存在しないといっても
愛は存在する。
イデアは存在する。

あなたにこの曲を送ろう。
天使の歌だ。

http://youtu.be/-urmcz2RSwI
stand by you

狂気のごとき幸福

2016-01-02 01:31:40 | Weblog


1993.1.1

狂気のごとき幸福
クリスマスのごとき幸福
破滅のごとき幸福
マスターベーションのごとき幸福
アルコホルのごとき幸福
ドラッグのごとき幸福
インディカのごとき幸福
シンセンミヤのごとき幸福
ドープのごとき幸福
ガンジャのごとき幸福
ウィンドー・ペンのごとき幸福
シュリ・ヤントラのごとき幸福
アシッドのごとき幸福
セックスのごとき幸福
堕落のごとき幸福
親殺しのごとき幸福
芸術のごとき幸福


ニーチェは

2016-01-01 00:07:48 | Weblog

ニーチェは脱近代だ

それも過去に帰るのではなく

その先を行こうとした

温故知新

全てを破壊したかった

彼の内ではそれに成功したのかもしれない

狂人になることによって

言葉の意味を読み変えたのだ

彼は彼だけの言葉を作り出した

誰にも理解できない個人言語

それで世界を構築し直し

彼だけの世界を語り

世界から決別した