幻の詩集 『あまたのおろち』 by 紫源二

幻の現在詩人 紫源二 の リアルタイム・ネット・ポエトリー

入院中の母の夕食

2016-01-19 21:50:39 | Weblog

今日は仕事帰りに

病院に入院している母に

夕食を食べさせに行った。

身体をベッドに固定され

両手に袋みたいのを被されて

仰向けになって寝ていた。

ベッドの背もたれを上げて上半身を起こし

私だったら三口で完食してしまいそうな少しの糖尿病食を

少しずつフォークで母の口に運び

番茶を飲ませ

やっとのことで、全部食べ終わることができた。