幻の詩集 『あまたのおろち』 by 紫源二

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霊的絵画

2017-05-31 00:04:58 | Weblog

私は若い頃、熱海の山の上に建っていた海の見える家に居候させていただいていました。盲目の霊能者の先生の家でした。目が見えないのに、絵を描かれていました。アトリエには、絵の具が、ビリジアンならビリジアンだけのチューブが2、3ダース、箱に入って引き出しに入れてありました。先生はいつでもそのアトリエを使って好きなだけ絵を描いていいと言ってくださいました。私はそこで恐る恐る絵を描いて、とても不思議な体現をしました。そこのお家に居候させていただいている間に、何度か神秘的な体験もしました。霊能者の先生と寝起きを共にしていたので、先生の波動が伝わったのかもしれません。先生がされるお話もとても不思議でした。私の未来について話されたことは、驚くほどぴったりでした。今でも、そこで見た熱海の海を懐かしく思い出します。

先生のお名前は、伴野重虎といいます。

そこで絵を描いて神秘体験をしてから、私の描く絵は “霊的絵画” になったのです。
自分で言うのもおこがましいですが、私が描く絵は、“霊的絵画” なのです。