本蔵院 律良日記

熊本県にあるお寺“真言宗 本蔵院 律良のブログ”日々感じるままに活動のご報告や独り言などを書いた日記を公開しています。

おはようございます !

2010-11-24 07:27:54 | 住職の活動日記
 今日も宮崎は     

ホテルプラザ宮崎 14階の最上階 での朝食。

大淀川を一望に見渡せる、素晴らしいところです。



  皆さん元気にお目覚めのようです。



宮崎市内の2ヶ寺をお参りし、日南  ~  えびの   とお参りをします。


 今日の6ヶ寺  元気にお参りしてきます。  


7:45 出発です。     外の風はちょっと冷たそう 








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宮崎巡礼 十二ヶ寺

2010-11-23 17:12:38 | 住職の活動日記
     秋晴れの 『 宮崎巡礼 』 です。

いつも出かけるたびに、パソコンを持って出かけるのですが、

宿では使えるところも少なく、今日は持参しませんでした。


 ところが ここ、 『 ホテル プラザ宮崎 』 は Wi-Fi も使える

ということです。  ( 残念 !! )


 今、5時に無事ホテルに着きました。

ロビーに無料サービスのパソコンがありましたので、    してみました。

 
 画像は  無理のようです。


 朝7時半に 「 宇城役所 」 で待ち合わせ、

一路、延岡を目指します。

 午前中に 2ヶ寺、「 三十二番 光明院 」 さん、

「 三十一番 龍仙寺 」 さんを打ちました。

ここの2ヶ寺もそうですが、

宮崎は、当院と同じく 『 醍醐派 』 のお寺さんが多いのです。


 「 空腹山 満腹寺 」  でお昼を頂いたあと、

三十三番さんから三十六番さんまで 「 順打ち 」 にお参りします。


 宮崎は天気も良かったせいか、とても暖かく、

花々がとても元気に見えました。




     



 日南の海は好天にも恵まれ、空の青と海の景色が何ともいえません !!





    




 ご家族でお出迎えしていただきます。

ちょうど、空手の試合で優勝したお嬢さんのも柔道着のままお出迎えです。







     

          三十五番 行真寺にて


 九州八十八ヶ所のお寺では本堂に上がってお参りし、その後

ご住職のお話をお聞きします。そして、あたたかいお接待を受けます。


 こういう事も九州の札所の特色です。





    六地蔵さまをお祀りした 三十六番 貫川寺さん




      



 明日は24日 「 お地蔵さま 」 のご縁日です。

その準備が整っていました。




     




 お持ちや果物、精進供がきれいに飾ってありました。





     




 よく見ると、お地蔵さまのまなざしはとても優しさに溢れていました。











 今晩は6時半から夕食です。

添乗員のご両親もご一緒で、大分の時と同じ皆さんです。

たぶん、   いろいろ飛び出すのではないか    と思います。


 明日も六ヶ寺お参りがあります。

時間の許す限り、大いに楽しみましょう。  


   皆さんの健康と安全を祈って      です。  




  画像はまた、帰ってから    補足しようと思います。








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錦秋の中をゆく九州八十八ヶ所巡礼

2010-11-22 22:36:18 | 住職の活動日記
 今日は日帰り、福岡方面です。

六ヶ寺お参りしてまいりました。




     




 一番札所 『 東長寺 』 さまです。とても厳かな本堂です。

初めての方も多く、最初のうちは、おろうそくを上げ、お線香を上げる

段取りもままならず、神妙な面持ちで本堂へ上がります。





     




 ご住職より、巡礼の功徳、その意味についてお聞きします。

総勢23名の巡礼です。




    



 東長寺さまでは 『 五重塔 』 が完成していました。

まだ、内部の絵を今制作中とのことで、来年5月頃落慶とのことです。




    



 六番札所 『 南淋寺 』 さまは山手にあるせいか、

今が、紅葉の見所です。




   



 600年前の欄間も見せていただきました。

ここのお寺も古く、ご本尊 「 薬師如来 」 は

比叡山を開かれた 『 最澄 』 の作になるものです。

秘仏なので、収蔵庫の奥に静かにましましておられました。




     




 ここでも、「 ど根性南天 」 を発見です。



 本日の最後の札所、三番札所 『 如意輪寺 』 さんです。

ここは一番の見事な紅葉でした。





    




 でも、もう散り始めていました。


 「 裏を見せ 表を見せて 散るもみじ 」


です。  


 本堂はとても美しく、




    




 まばゆいばかりの 「 如意輪観世音菩薩 」 さまです。

立っていらっしゃるお姿はたぶんここだけではないかとおもいます。


 ここは、「 かえる寺 」  として、とても有名で

今では全国からお見えになるそうです。

もう、4000匹に増えているということです。





     




 本堂の隅の座布団のうえに、まるで置物のように

貫禄充分、とても大きいネコちゃんがいました。

なでなですると、「 ごろにゃ~ん 」 お腹を見せて

とてもリラックスさせていただきました。




     




 帰り際には、見送るかのように、興味深げに見つめていました。



      
       



 一路、高速に乗り、私たち熊本組は 「 熊本北サービスエリア 」 で

お別れです。

 皆さま方は、これより天草まで帰られます。

たぶん、最後の方は10時頃着の予定だそうです。


早朝より、日帰りの巡礼ご苦労さまです。


 どうぞまた、ご一緒に八十八ヶ所巡礼満願までよろしくお願いします。

また次回は北九州方面です。


    どうぞお元気でまいりましょう   





 明日から、また宮へ一泊二日の巡礼です。

   明日のブログはお休みです。



 それではいってまいりま~~す。  




   
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八代 『 明言院 』 さん

2010-11-21 22:47:54 | 住職の活動日記
 明言院さんは熊本の古刹で、国の重要文化財 『 毘沙門天 』 を

有する、歴史も古く、由緒正しきお寺です。

 今日は先代のご住職の 「 七回忌 」 のご法要が勤められました。

同じ醍醐派のお寺で、当院とはとても深いご縁のお寺です。

 お邪魔するたびに、拝見していると、その到るところに

歴史を物語るような品々が無造作に置いてあります。





      




 この火鉢、素晴らしいでしょう。

これだけ立派な火鉢は最近では見かけなくなりました。





    




 そして、当院の先々代住職 「 晋亮法印 」 の掛け軸も掛けてありました。

ここらのご配慮が心憎い !


 京都の料亭でも、お見えになるお寺さまが書かれた 「 書 」 を掛けて

お待ち受けされるのです。


 私も、久しぶりに 「 晋亮法印 」 の書に接する事が出来ました。

感謝です    





     




 明言院さんの山門です。

入ったところに収蔵庫があり、 「 毘沙門天 」  がいらっしゃいます。


 そして、お斎の席は場所を変えて、勤められました。

幸いなことに、11月23日が 「 八代妙見祭 」 ということで

珍しい 「 鉾 」 を見ることが出来ました。





     




 「 本蝶蕪 」 という 「 笠鉾二番 」 です。





     



 蝶々と蕪という珍しい取り合わせです。

  としか、見てませんが、

とても歴史のある 「 お祭り 」 のように感じました。

「 一見の価値アリ ! 」   です。

残念ながら、ご縁に合うことが出来ません。


 『 妙見 』 さん、という仏さまも 本来は仏教のようです。

北斗七星の化身というか神格化したものといわれています。


 そして、お土産に 「 ぎんなん 」 と 「 ゆず胡椒 」 を

いただきました。





      



 テーブルの横に山積みになっていました。

「 何だろう ?? 」 とおもっていたのですが、

まさか、いただける 「 ぎんなん 」 とは思いませんでした。

夕食の時にいただきました。

とても、美味なるかな !  です。





     




 このゆず胡椒もお手製でとても美味しいのです。

少しずついただきます。

 作っていただいた方から、

「 ブログ見てますよ ! 」

との、お言葉をいただき、 …    そういわれてみると

「 うれしはずかし  」 不思議な気持ちです。


 またよろしくお願いします。

今日はとても有意義な素敵な時間をありがとうございました。  







    

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地鎮式

2010-11-21 22:14:51 | 住職の活動日記
 盛りだくさんの一日でした。

朝8時過ぎにはお寺を出て、いざ! 「 地鎮式 」 です。


そして、八代にて 「 お寺さま 」 先代住職の法事を務め、

ご家族でのお参りやら、若いカップルのご供養、

そして、受験生も祖母の代参で見えられました。


「 地鎮式 」 には、

まず 「 御幣 」  を作ります。





     




 一枚の奉書から、折ったり、切ったりして 「 御幣 」 を作っていきます。

地鎮式というと 「 神社 」 が普通のようですが、

本来は 「 土公供作法 」 といって、昔はお寺も神社も仲良くやっていたようです。




    



 だから、神式と、とてもよく似ています。

壇の真ん中に、お札と御幣を挟んで立てます。





    



 若い方の新築です。

「 功徳聚 」 ( くどくじゅう )  という言葉で仏教にはよく出てきます。

五重塔にしても、ご家族の家にしても、同じように

ただ一人の力では出来ないのです。

無量無数の人と物によって成り立っています。

そして、時と場所、まわりの数知れない力の集まり、

そのような力の結晶が一つのモノを成り立たせるのです。


 これから、ご苦労も多いと思いますが、

  ガンバレ !!    

  フレフレ  メールを送ります。  





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今週の言葉 11/22~11/28 「 ならぬ堪忍 するが堪忍 」

2010-11-21 21:33:24 | 今週の言葉

    『 ならぬ堪忍 するが堪忍 』

                      昔からのことわざ


 今日のご法事の席でのご挨拶、

ご苦労された父や祖父母の方々を偲んでのお話の中で、

今でも心の底に深く響いている言葉が、この言葉だそうです。

そのご様子が伝わってくるようなお話で、とても感銘を受けました。


 昔は 「 モノ 」 がなかった時代は、

どんなに欲しくても、買えない時代でした。

 それはそれで、仕方のないことで、諦めざるをえないことです。

それは誰でも出来る 「 ならぬ堪忍 」 ということでしょう。

 あってもなくても、我慢するときは我慢しなければいけない、

そこが、 「 するが堪忍 」 ということではないでしょうか。


 今日もご家族でお参りに見えられた方、

小さいお子さんが一緒で、最初はちょっとぐずっておられました。

しかし、そのあとは、とてもお利口さんで

不思議そうに本堂をのぞき込んでおられました。

お勤めが終わってから、お供えしてあった 「 バナナ 」 を

差し上げました。

とても嬉しそうに、ニコニコしていただきました。

 「 欲しい !! 」  というとき   すぐにあげないで、

例えば、  「 ほとけさまにお供えしてからね 」 

と、ワンクッションおくという、動作が

人間の脳にとっては、忍耐力を付けるという、とても大事なことのようです。

このことは脳科学者の方の言葉です。

簡単なことのようですが、知らず知らずのうちに

「 耐え忍ぶ 」 という力を身につけることが出来るのでしょう。


 仏教学では 「 忍 」 ということは 「 智慧 」 とみるのです。

ただ  「 我慢しなさい !! 」  というだけではなく、

「 忍 」 には、言偏をつけると 「 認 」 ということで

「 認識 」 ということをいうのです。

「 あきらめる 」 も  「 諦める 」 

「 諦 」 ( たい ) という字は 「 真理 」 という意味も

含んでいます。

お釈迦さまが、最初に悟られた 「 法 」 は

「 四諦八正道 」 ( したいはっしょうどう ) といいます。

四つの明らかな真理と、それに到る八つの正しい道、ということで

「 あきらめる 」 ということも、

本来は 「 明らかに見る 」 ということになります。

「 あきらめる 」 と、普通にいうと、未練がましいのですが、

「 明らかに見る 」 となると、

「 そうか !! 」 と、堂々と頷けるような気がします。



 「 ならぬ堪忍  するが堪忍 」  という言葉、

死語になりつつあるようですが、

「 はっ  」 と、とても大事なことを

忘れかけているような気がしました。







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『 ピッチ君 』

2010-11-20 21:59:11 | 住職の活動日記
 我が家には、実はもう一匹、ニャンコがいるのです。

娘と一緒に東京からやって来ました。

けど、今までいる仔たち、と折り合いが合わず、

特にアヤちゃんとは肌が合わず、

「 アヤちゃん 」 は京都からですし、東京から来た 「 ピッチ 」 とは

関西と東京とでは、どうもしっくりこないところもあるのでしょうか ??


 そんなわけで、いつの間にか 「 ピッチ君 」 も

それなりに生きるところを見つけて、たぶん別の名前で呼ばれながら、

可愛がってもらっていたようです。

時たま見かける、姿はまるまると毛並みもよく

  と見ながら  安心していました。



 ところが、そのご主人様が引っ越されたのでしょうか ?

ここのところ、ご飯を食べにやってくるようになりました。

ほかの仔に見つからないように、

私の車を見かけると、そっと飛んできます。

母の部屋が一番安心できるところで、

そこでご飯を頂くと、また自分の居場所があるのでしょう、帰って行きます。







       





 この仔が 『 ピッチ君 』 です。

よく太っているでしょう。

体は立派なのですが、アカンたれで、とても気が弱いのです。





     




「 ピッチ !   ピッチ ! 」

と呼ぶと、カメラ目線でこちらを見てくれました。

この仔なりに、ちょっと、面白い顔でしょう。  ?



 今日も秋晴れのすばらしい天気で、  

ネコちゃんたちが日向ぼっこをしていました。




     



 野良ちゃんはどことなしに寂しげです。

    ( 望遠にして撮ってみました。 )





    




 この仔も日が恋しげに、  おてんとうさまを前身で浴びているようでした。






     




 この仔たちはお友達なのでしょうか ?

カメラに気がつくと、仲良く連れ立っていってしまいました。

 ( 私が邪魔だったのでしょう  )



 楽しい日向ぼっこを邪魔して、ごめんなさい 



 たまに登場するかもしれませんが、

どうぞ、 『 ピッチ君 』 もよろしくお願いします。  







    




     
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七回忌 『阿閦如来』 ? 

2010-11-20 20:21:43 | 住職の活動日記
  表題の文字が変換できません。 

 『 阿閦如来 』 です。

 
 七回忌のご本尊は 『 阿閦如来 』 です。

「 阿閦 」 難しい字を書きますが ( あしゅく ) と読みます。

「 もんがまえ 」 の中に 「 人 」 という字を三つ書きます。

 
 高校生の時、 「 金子大栄 」 という方の 『 人・仏 』 という本を読んで

一番印象に残った 「 ほとけさま 」 です。

金子先生の文はとても格調が高く、それでいて高校生の私にも読める

とてもわかりやすく書いてあります。

 「 わかりやすい 」 というのは、うれしいのですが、

ややもすると、品がなくなるというか、あまりに身近に書いてしまっても

問題があるようにも思います。


 「 阿閦 」 の意味は ( 怒らない・腹を立てない ) ということです。

インドの言葉を翻訳せずに、そのまま音写したのです。

「 阿弥陀 」 という言葉も同じように、音写された言葉です。

インドの言葉は 「 あ 」 という文字が前に来ると、否定をあらわします。

「 NOT 」 という意味です。


 昨日から 「 七回忌 」 のご法事があり、決まって

「 阿閦如来 」 のお話をします。


  「 怒らないという修行をされて、仏さまになられた方です。 」

( 普通は ふ~ん !  とか  へ~ ! とかで終わってしまうのですが、

  今日の方は )

 「 怒らない・腹を立てない、というのはどういう修行をされるのですか ? 」

と聞いてこられました。


 一瞬、戸惑いました    

 
     …   …    ナムナム  

そう     三浦先生の話を思い出しました。


  「 自分も好き嫌いの激しい人間や !

    けど、組織に立ったら、自分から好きになっていく努力をする。

    こちらから先に挨拶する。

    『 嫌い ! 』  と思っても、

    口では相手のいいところを見つけて、褒める。

    そうしていると、相手も好意的に思ってくれるようになる。 」


とっさに、そのような話をいたしました。



 ふと思うのです。

自分はさほど苦労もしていないのに、本当に苦労された 『 三浦先生 』 という

師匠を持っていることは何とありがたいことでしょう。 


 ということで、最近は法話をするようにしています。

本当は当然のことなのですが、

今までは、「 興に任せて 」 というところもあったのです。


 まあ~ 問題提起というか、話が広がりを見せることが

おもしろくもあります。




           


  
      



 玄関先には 「 ど根性 菊 」 でしょうか 

石垣の間から、小さな花を咲かせています。

家の方も、心優しいのです。 玄関の通り道でややもすると

踏みつけてしまうか、 邪魔 !  といって切り取ってしまうか、




     




 でも、あちこちですくすくと育っておりました。








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「 観音さま と お地蔵さま 」

2010-11-19 18:33:00 | 住職の活動日記
 昨日、18日は 「 お観音さまの縁日 」 です。

『 永代供養墓の島崎観音 』 さまでは毎月18日1時より

永代供養の方々のお参りをします。




    



    晴天に恵まれ、汗ばむほどの陽気になりました。

 日差しも強く、お参りしていると、じわ~っと汗が滲んできます。


 お参りが終わって、少し法話をします。

最近は 『 脳科学 』 の本を読んでおりまして、

「 お参りするということは、脳の活性化にとてもいいのですよ ! 

ということが、

私の中では     な事柄なのです。



 帰りがけに、お観音さまと向き合ってお祀りしてあります

お地蔵さまにもお参りをします。

 今日は、なんだか  視線を感じました。







       






 「 水子のお地蔵さま 」 です。

寒くなってきたからでしょうか、可愛い毛糸の帽子をかぶっていらっしゃいました。

お地蔵さまを中心に、見守られるように

いろいろなお姿の 「 水子の地蔵さま 」 がお祀りしてあります。


 石のお地蔵さまとはいえ、とても表情が変わるようにおもいます。

「 今日はとても素敵な笑顔でした。」






 



    
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「 よみ・かき・そろばん 」 パート2

2010-11-18 21:41:47 | 住職の活動日記
 先ほどの 「 Yさん 」 ではないですが、

元気な方は、やはりすべてのことに前向きで、

行動が早いようです。


 先日、16日 『 不動の光 』 を発送いたしました。

すると、すぐにお便りをいただいたのです。





      




 もうこの方も、父より一つ上ですから、とっくに90を越えておられるのです。

手紙の文章もしっかりしていらっしゃる。

 起承転結もきっちっとしていて  …   やはり若い頃から

ずっと書き慣れていらっしゃるのです。


 ( 三浦先生も筆まめ、というのは失礼かもしれませんが、

   いつも、お手紙を頂きました。

   「 これが私として師匠の仕事です。 返事はいいから 」

   手を見せていただくと、中指には大きな筆だこが出来ていました。 )


見習って、すぐに手紙を書きましたが、時間のかかること !

指の力もなくなっているようで、筆も進みません  


 それから、一昨日から 「 新聞の音読 」 を始めました。

お経を読んでるからと、思っていたのですが、口が回らないこと  

わからない字も出てきます。

「 牧野 」   ???

ちょうど、熊日新聞で連載されている 、


【 草原が危ない  『 細る牧野  秋 輪地切り 』 】


という題で書いてあります。 

何気なく、黙読ですと読み過ごしてしまいそうですが、

「 牧野 」  ( まきの ) だったけ ?  

( ぼくや  ? ) 

あわてて、広辞苑を引っ張り出して、  …

ああっつ ~   『 ぼくや 』 でよかったのか

やはり、声に出して読むということは、ええかげんに読み過ごすことは出来ないのです。


 便利すぎるということ、

何か、基本的な大切なものまで、無くしていっているのかもしれません。



 それから、

「 ちょっとお洒落 」 ではないですが、

年とともに、気にするようにしています。

身の回りに気を遣うということも大事ではないかと、考えるからです。




    
     




 久しぶりに、ワイシャツとネクタイを買いました。

店の方のお勧めもあり、珍しくチョット細身の黒に近い茶色のネクタイです。

ワイシャツはストライプで襟と袖の部分は白です。



 脳を元気に生き生きと、です。  








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