明日の朝に神戸港着岸です。
今朝目覚めたら屋久島や種子島が見えていました。
ヨットで何度も通った南西諸島海域のこの季節は北西の風で荒れています。
世界の海を長く航海して一番緊張し慎重になった日本近海は世界で一番気象が厳しく変化が激しい海域です。
この様な天気にヨットでは航海したくないとつくづく思いました。
体調は相変わらずで南アフリカ以来の下痢も収まりきらずですが腸炎の方は養生の甲斐あって痛みは消えています。
しかし帰国したら1番にすることは病院通いです。
半月以上下痢が続くのも普通でないし小便にも問題があるから色々検査が必要です。
それでもどうにか生きて日本の土が踏めそうです。
僅か3ヶ月余りなのに、自分のヨットで10年以上世界一周航海したときの何倍も身の危険を感じた最悪な航海でした。
私が思うのは一番に船長の能力不足。
ピースボートとジャパングレイスの無責任さ。
何事も隠そうとして嘘をつく体質。
死者や逃げ出す人が多かったのはこれらの上に医療体制の余りの低さでしょう。
これらを直せば一人でも200万円程払えば普段着でとりあえず地球一回り出来る貴重なクルーズ船だと思います。
特に自主企画と言う色々な知識や技術を持つ乗客が行う教室は他の船には無いものと思います。
1日最大で60以上の多岐にわたる教室がありました。
私はラジオ体操と太極拳とサルサと歌謡演歌塾と歌の散歩道にしか参加しませんでしたが美由紀は社交ダンスの2つの教室、太極拳も2つの教室に余分に参加して1日中走り回っていました。
今も風邪をひいて声が出ないのに社交ダンスに行っています。
帰ったらクルーズ船に乗る場合の準備や心得を書きたいと思います。