outdoor life by mizota

ヨットでのクルージング日本の名山に登るキャンピングカー旅ダイビング野鳥撮影ジギング等溝田正行がした事する事を報告します

残り年数

2008年12月30日 20時58分12秒 | 退職生活
昨日植えた蜜柑やネギ、挿し木したヤナギ等に水をやった後今日は正月を控えているので車を洗う事にしました

最初に愛車(愛しすぎて殆ど乗らない)BMW-Z3を倉庫から出してタイヤまでしっかり洗って水をふき取っていたら柳田氏が寄ってくれました

デッキで先日作った自家製干し柿を食べながら話していたら・・・

柳田氏の両親は「二人共70代で亡くなった」と言う話になって・・・

それなら後十年で70代になるから残りが10年余り

などと非常に先が短い話で終ったんですが


次に最も有効利用している軽トラを洗い終わった時に娘が高松から帰ってきました

32歳になる娘だから「いつ結婚する?」と聞いたら「手相を見てもらったら35歳で出合いがある」と言われたとか

最近の若い女性は我が家の娘に限らず神は信じないけれど手相は信じているような・・

何はともあれ元気であれば良いんですが

昼飯を食べた後トイレへ徳島新聞を持ち込んで読みながらじっくり座っていたら・・

この暗い時代にご丁寧に益々暗くなるように一ページを使って今年亡くなった日本の有名人と徳島の有名人が紹介されていました

徳島新聞に勤めている友達もいるんですが・・・「もっと元気が出る記事は無いのか!」と叫びたいながら・・・読んでみると

70代で亡くなった人が意外に多い

僕は今まで自分は90代まで生きると信じ込んでいたんだけれど・・・こんな記事や話しを聞くとちょっと心配が芽生えてきます

残りが10年余りとなるとこれは全く的外れで生きていることになりますから

人間に限らず生あるものは必ず死ぬんですが・・・その死ぬ時が何時か全くわからないから色々な問題が発生します。

以前書いたかも知れませんが・・ある日本人ヨッティは両親や両親の兄弟が全て70代で死んだから自分もその頃に死ぬと80歳までにすべての財産を使いきろうと旅に出たのが70歳

ところが・・・僕と会って話した時は80歳でなを非常に元気でした。

しかし・・・本人も言っていましたが75歳になった頃余りにも自分が元気なので「もしかしたら80歳以上まで生きるかも??」と思ったそうです

そんな中で「でも死ぬ少し前まで元気なものだ」と思い返し「生きるはずが無い」と自分に言い聞かせながらお金を使ったそうです。

78歳になった時これはもしかしたら??と再度考え直し少し出費を控えたそうですが・・・

僕に会った時は「国民年金だから数日後に日本へ帰って仕事を探す」と言っていました

80歳になった氏が仕事を見つけたかどうかは知りません。

しかし国民年金では食べていけませんから・・・


その後久しぶりに甘利氏が寄ってくれてデッキでお茶

その後キャンピングバスを洗って今日の作業を終了して一杯飲んでいたら柳田夫妻が来てくれました

正月休みで子供が帰っているけれど皆出かけたそうで・・我が家もだけど大きくなると子供も親の処にいるより友達と出かけます。

色々な話をしていて・・・奥さんが言った一言が非常に心に残りました

それは・・「子供が大きくなって皆家を出てしまい寂しくなったけれど二人で心は豊かに過ごしている」

との事でした

「お金はないけど・・」と言うのが付いていましたが

これ以上に幸せなことは無いのでは?と思いました。

それについて考えて見たんですが・・確かに非常に仲良しの夫婦なんですが・・彼女は趣味と実益を兼ねて野菜を作っています。(本業は蜜柑農家)

殆どが土と太陽の力で小さな種から大きな白菜が出来たり、数え切れないほどナスやキューリができるのを見てきたからそんな平穏な心になれるのではないでしょうか

それは水戸黄門を見る時の安心感にも繋がると思うのですが・・多少の違いはあったりしますがほぼ想像通りの結果を体験できるのが野菜作りのような気がします。
(いつも頂くけれど彼女が作った野菜は想像以上に大きく立派に育っている)


僕は昔から年をとると「土を相手に」と思っていたので「正解」を感じました

残り10年余りは困るけど野菜を作ることで人はかなり幸せになれると思います。

そんな事を感じ考えた一日でした

やはり90までは元気で遊べると考えて「土や太陽と友達になる」野菜つくりも人生に欠かせない妙薬だと思いました

野菜を育てたことが無い方は「一つのプランター」からでも試して見てください。

きっと心が豊かな気分になれますよ
コメント
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