goo blog サービス終了のお知らせ 

outdoor life by mizota

ヨットでのクルージング日本の名山に登るキャンピングカー旅ダイビング野鳥撮影ジギング等溝田正行がした事する事を報告します

一言が怖いから・・・

2010年01月14日 18時59分41秒 | ヨット世界一周クルージング
大島の朝は穏やかでした

でも夜中には風が強かったらしく、浮き桟橋に繋いでいたホロホロは「きしみ音」が常にしていました

そんなんで・・・八十氏は充分眠れなかったとか・・・僕はと言うと・・・僕にも時には眠れない夜があります。

でもこう思うことにしています

「横になって目を瞑っていたら、眠ってるのとそう変わらない」と

そう思って特に眠ろうと努力などしませんが・・・適当に眠れているのか翌日は普段どうりです

まあ昔から寝不足と船酔いで死ぬ人はいないと言いますから羊を数える必要もないでしょう。

クルージングの話に戻りますが・・・

朝食を済ませて、穏やかな日に蒲生田岬を越えておこうと出発しました

全く風無くエンジンで走ってたんですが・・・蒲生田岬の近くになると

急に風が出てきました

北西の風を遮る山が無くなると随分違うものです

白波が飛ぶ海面を風に向って走ると・・・寒いこと寒いこと

舵はオートパイロットに任せてドジャー(波飛沫などを避ける為にキャビンの入り口にしてある前面が透明のテント)の陰で震えていました。

舞子島、野の島の南を通り・・・来た時と同じコースを戻ります

橘港の繋留場所にヨットを停めて・・少し遅い昼食。

温泉に行って、今日は最後の夜の宴会をしてヨットで泊ろうと思っていたのに・・・

八十氏は「ここまで戻ったら家に帰る」と言います

「そんな事言わないで・・」と言うと「社長だけ泊ったら」と水臭い事を言うんです

僕は一日でも長くヨットで泊りたいんだけれど・・・八十氏の車を倉庫ハウスに置いて来ています

八十氏を倉庫ハウスまで送って行って・・・僕がヨットへ引き返して・・・一人で寝たとすると・・・

八十氏の車が無いことに気付いた美由紀が・・・

「そんなに私と居るのがイヤなのか!!」と怒りそうで

決してそんなことはないんです。ただ・・ヨットで寝たいだけなんですと言っても・・・

オンナには理解が難しいんです

そんなんで・・・仕方なく・・片づけをして・・・泣きながら家に戻りました

一日損したな~


今回のクルージングは結局5泊六日で終ってしまいました。

振り返れば・・紀伊水道を越えて和歌山の白浜温泉方面へ行く事も考えたんですが・・・今の季節は北寄りの強い風が予想されたので・・・行くのは簡単だけれど戻りが大変と思い、風裏になる方面を選びました。

結果、今日の蒲生田岬から橘港までの二時間ほどは厳しかったけれど、他は全てが快適で冬のクルージングとは思えないほどでした

和歌山に行っていたら・・・今日の風で戻ると・・波飛沫で大変だったと思います。

また出港以来で和歌山から比較的楽に戻れたと思える風の日は、我々が日和佐で雨の為に休息した日だけでした。

そんな事で、このコース選択で良かったと思います。

一日の移動距離を極短くして、到着したところでゆっくりする。

これが特に冬のクルージングでは大事と思います

六日間だけでしたが、八十氏は随分ヨットに慣れたと思います。

定年退職したらすぐに沖縄位まで3ヶ月ほど掛けて行こうと話が進みました。

今回は良く知った場所しか行かなかったんですが・・・知らない場所に寄りながらの旅になると「驚きの連続」となって、愉しさも倍増します

僕は・・・ホロホロの船舶検査の航海区域を「近海」にしたいと思い初めています(前は遠洋で受けていたが、14ぶりに日本に戻った時、検査が切れていて着いた港から動けず、そこで受けられる検査は限定沿海プラス沿岸5マイルが最高だった。天下りの全くヨットを知らない連中がおのれらの欲の為だけに作った馬鹿げた規則。世界を周ってきたばかりのヨットがその規則の為に和歌山にも行けなくなった

一度出るとまた行きたくなるのはヨットの旅もキャンピングカーの旅も同じですが・・・

せめて・・・もう一晩泊りたかったな~





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

晴天の大島です

2010年01月13日 18時56分48秒 | ヨット世界一周クルージング
朝起きて

南国四国の中でも・・・暖かくて殆ど雪が降ったことの無い日和佐に停泊しているホロホロのデッキに僅かながら雪が載っていました

夜中に僕が寝ている部屋の一箇所(その部分だけFRP一枚で外と仕切っている)が結露して・・・明け方に雫が一滴落ちてきたほど外も冷えたようです

八十氏が寝ている「バウバース」(一番前の部屋)のハッチを見ると結露した水滴が凍っていました

寝ている僕らは二人共ダウンの布団に包まれているから・・全く寒さは感じません

でも空は青空が広がって・・・風も無く暖かくなりそうなので喜んで大島に向けて出港

途中から南西の風が少し出てきましたが・・波も出ず快適に大島の湾に入りました

ここ牟岐大島は釣りのメッカです。

平日なのに大勢の釣り客が居ましたし・・・湾内ではダイバーも潜っていました

ホロホロを姫神神社(多数の男根が祭られている子宝神社)の前の桟橋に繋いで・・・

風も無く、雲も無く、青空が広がっています。

海水は澄み渡り・・10メートルほどの底までくっきり見えます

日向ぼっこがてらに釣り糸を垂らし・・・

のんびりと日が傾くまで本を読んだりしながら過ごして・・

5時ごろに肴を作って・・・呑み始め

今まで呑んでいました

八十氏は仕掛けてあった釣りの仕掛けにカサゴが釣れていたと喜んでいます。

小物ながらカサゴの他数匹の魚が釣れたので明日のおかずは確保です

こんな無人島の湾内は・・人工の灯りが全くありませんから・・・月が無い時の空を見ると・・・こんなにも星が近くに・・・沢山あったのかと・・・現代人は驚くでしょう

サハラ砂漠に行った時を思い出しました。

ただ・・・ここでも残念だったのは・・今回テンダー(上陸用小舟)を持ってこなかったことです。

この桟橋にヨットを繋いでも島に上陸できません

だから島の探検も散歩も姫神神社の参拝も行けないんです

やはりテンダーを持たないクルージングヨットは・・・餌を持たない釣りのようなものです。

今までずっとテンダーを積んでいたので・・・これほど違いがあると思いませんでした。

持っていたら・・・橘湾、椿泊浦の温泉、ここ大島と三回はテンダーを使っていたと思います。

そんなことで・・次回はたとえ短いクルージングでも絶対にテンダーを積んでこようと思っています

写真は大島の湾奥にある姫神神社です。

沢山の木や石で作られた男根が祭られています。 ご本尊の巨大男根の上に女性が腰を掛けると子宝に恵まれるそうです

写真をクリックすると大きく見えます
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

西村直幸氏を偲ぶ

2009年12月05日 20時25分14秒 | ヨット世界一周クルージング
今朝、何通かの封書に混じって一枚の葉書がありました。

差出人を見ると・・・札幌からで・・・いつもの連名ででなく・・奥様だけの名前でした。

慌てて・・メガネを掛けて読むと・・・

北海道日本ハムが9回裏、満塁逆転勝利した後、夫婦で手を取り合って喜んで・・間もなく、救急車で運ばれ・・・70年と9ヶ月余の生涯を閉じた事が詳しく書かれていました。

お酒と冗談が好きな人でした。

僕が北海道に住む西村直幸氏を知ったのはアマチュア無線です。

ホロホロ二世で単独沖縄航海をしての帰りでした。

台湾坊主に遭遇して、2日間・・・家に連絡がとれなくなって・・・無線で闇雲に呼んでいたとき・・受けてくれたのが、当時シーガルネットのコントローラー九津見先生で・・・

サブコントローラーがJH8FKO西村氏でした。

それから後・・・僕がホロホロ三世で世界一周に出る事を決め、美由紀と二人、沖縄へ4ヶ月の慣らし航海(シェイクダウン)に出た時も毎朝シーガルネットにチェックインしていました。

その後・・出発前に北海道へ一ヶ月、スキーに出たんですが・・・奥秩父のスキー場に奥さんと来てくれて・・・初対面で一緒に愉しく呑んだこともあります。

ホロホロ三世で世界を周っていた14年間。

毎朝シーガルネットに出ていましたから・・・西村氏の声を聞くのが楽しみでした。

西村氏の電波は強く、地中海と大西洋以外では全部直接話が出来たように思います。

キャンピングカーで登山旅をするようになって・・・最初の年は・・一緒に「よさこいソーラン祭り」に行ったり、札幌ビール館へジンギスカンを食べに行ったり・・・

去年は・・パークゴルフとジンギスカン。

毎回家の傍にバスを停めて遅くまで家で一緒に呑んでました。

人は必ず死ぬのだけれど・・・そして突然のほうが良い死に方かも知れないけれど・・

もう一度・・一緒に呑みたかったと・・・

ご冥福をお祈りいたします。


今日の僕は朝はテンダー(上陸用小型ボート)の補強

早飯を食べてヨット(テク)を出して・・ナマコ獲り。

八十氏の家の前に行ったので、声を掛けたら来てくれました

何とか「肴」に余るくらい獲れて・・・

定位置に戻って・・・潜って周辺に放置されている古い係船ロープの整理をしました

アンカーも三つほど出てきたので・・・近々引き揚げてホロホロに一つ追加。残る二つを使って・・もう一隻係船できるようにしたいと思っています。

三隻停めれるようになるよ

今日潜りに行く時「鯛釣り」の人と話したら・・・「15匹しか釣れなかったけど大きい」そうです

これも近々行きたいと思います。

今日湾の奥のほうまで入ったけど・・・橘湾は・・地中海で最高のクルージングスポットと言われている「ケコバロード」(トルコ沿岸)に似た良い泊地が結構あるんですよね~・・・

天気の心配なく、安心して数日を時に釣りをしたり、本読んだり、泳いだり、日光浴で過ごす「ヨットの休暇」にいいところです。

一般の人には夏がいいんだけれど・・・暖かいからこの冬にも一度ゆっくりしてみたいと考えています





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

寝てみなければ解らない

2009年11月30日 19時04分30秒 | ヨット世界一周クルージング
昨日は前触れ無くヨットで泊り、ブログアップ出来ずすみません

昨日のことです。

朝から美由紀は高松市の娘の所へ一泊予定で行きました

僕はそれはチャンスとヨットで一泊の予定で家を出ました

相変わらず・・橘湾に作った泊地で・・・

ヨットに渡る為の「通船ボート」の作業をしてるんですが

ハグレもの6兄弟の一人「セブンの中西氏」が寄ってくれて少しお話し

その後・・同じく6兄弟のマカナ品川氏が「アイデア持参」で来てくれました

しかし・・・僕と似たようなものでした

お茶をしてゆっくり話はできたんですが・・・

何しろ・・僕のアイデアは調整が難しすぎます おまけに・・曲げた針金で舟を止め、人が引っ張ると・・伸びて外れるような方式なので・・・

格好が悪い上に・・・かなりの熟練を要するんです

夜になって・・これまた6兄弟の一人「サーモン三谷氏」がアイデアを持って来てくれました

その図を見て・・・しばらく考えてしまいました

三谷氏はハグレもの6兄弟の中でも群を抜いたハグレものですが・・・

頭が極めて良いんです。

その方法は・・・現在は一個しか使っていない「滑車」を三つ使います。

当然ながら・・・ロープは倍必要です。

しかし・・・他からヨットを回航して来ても・・・次々何人が来ようと帰ろうと・・どんな場合にも問題なく対処でき、僕の方法より遥かに確実で解り易いんです。(僕は図面を見てしばらくそれが自覚出来なかったけど

兎に角「この方法より他にない」と・・・三谷氏が帰った後・・夜中になって確信したんです

皆さんには「なんのこっちゃ」と思われる事を、ここ数日かいてますが

昨日はヨットで寝ました

男も女も「寝てみなければ解らない」と言いますが・・・ヨットもキャンピングカーも寝てみないと解りません。

ホロホロでは何千泊としているのですが・・・夕べの場合「新しく作った泊地に繋いだ状態」で泊るのは初めてだったんです。

一晩寝ると言うのは・・・結構長い時間を続いて過ごすので・・・風が変わったり、潮の満ち引きが体験できます

ロープの張り具合がどうか

隣りのヨットの関係

他に・・・悪いところがあれば、ヨットが話しかけてきます

そんなんで・・・一人で静かにヨットで泊るのは大事なことです。

そして殆ど「申し分なし」の結果でした

一つだけ・・・通船ボートの二つの物入れの間に係船しているロープがはまり込んで・・・岸に寄せられなくなることが判明しました。

今日は・・・ゆっくり寝て・・ホロホロで一人軽い朝食

その後、通船ボートの物入れの横に開いていた穴二つを塞いで陸地に上がり、三谷氏のアイデアをイメージして確認

準備するものを書き出して・・・ホームセンターへ

倉庫ハウスへ戻って・・鉄パイプに電気溶接

それから係船ロープがひっかかる物入れの蓋に板を張りつけてペンキ塗り。

皆が新しい橘湾の海図のコピーが必要そうなので・・・コンビニへ行って6兄弟分をコピーして帰ると・・・美由紀が戻っていました。

通常ヨットには「ボートフック」(ロープを引っ掛けて持ち上げたり、隣りのヨットを引き寄せたり、また隣りのヨットに当たらないように押したりする鈎が付いた棒)を乗せています

ホロホロのボートフックは「フィリピンの竹」なんですが・・・約2メートルの長さです。

今回橘に来て「もう少し長いのが欲しい」と感じていたので・・・竹を切ってきて、ガスコンロで焼いて脂を抜き、真っ直ぐに整えて先端にフックを取り付けたら夕ご飯になりました

一日休みたい位疲れているんですが・・・

明日も頑張って通船ボートの作業します





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

橘港 繋留場所 完成

2009年11月22日 17時32分25秒 | ヨット世界一周クルージング
昨日の事からです

朝、美由紀に送って貰って、八十氏とホロホロのあるケンチョピアへ行きました。

北西の風がそこそこ吹いていたんですが・・無事出港

途中(500メートル程川下)で整備している「マハリン」に寄り道して、少し話をしてから再出港しようとギアをバックに入れたんですが・・・ヨットが動きません

あれっ!!と今度は前進にギアを入れたけれど・・動きません

プロペラが回ってないんです

慌てて中に入って、エンジンルームを覗いてみると

エンジンとプロペラシャフトを繋いでいる所のエンジン側が抜けて・・・歯車が見えていました

ケンチョピアは川港だからそんなに広くありません。

そして丁度その辺りの風下川岸は浅いから・・・そちらに流されたら・・座礁します

「まずいかも??」と思いながらも、流されて進むのを利用して舵を切って無事最良と思える場所にアンカーを入れることが出来ました

ヨットで世界を周っていると、海上で色々なトラブルは発生します。

プロのエンジニアが近くに居ることは殆どありませんから・・・全て自分で直さなければなりません。

だから・・・ここの場合なら携帯電話は繋がるし、イザとなったらプロを呼べます。

でも・・・一時間余り掛けて自分でやりました

Oリングを入れるの忘れて組みなおしはしましたが・・・立派なもんです

外海に出ると・・・15メートル程の風で白波が立って、うねりも結構ありましたが・・・幸い斜め後からの風だったのでセールを揚げて7~8ノットで快調に帆走

「ウネリが後から来る感じ」がまるで太平洋や大西洋を横断していた時とそっくりでした

八十氏と交代しながら舵を持ちましたが・・・懐かしかったです。

青島(富岡港の沖)を越えると・・・風はあるけれど波は無くなります

これもまた・・・まるでカリブ海のようでした。

カリブ海にはネックレスの片側のように、島が繋がっています。

東側は大西洋で大きなウネリがあるんですが・・・西側は風は同じように吹いているけれど、島影になるので波もウネリも消え快適なクルージングができます

それで冬になると(常夏)世界中からヨットが集まるんですが・・・

気温こそ違うもののセーリングの感じは「カリブ海」

橘港に入ってヨットを繋ぐと・・間もなく近藤氏がテクで到着

二隻のヨットを並べて・・・繋ぐと・・・間も無く、森田氏、芹田氏、今別府氏、三谷氏が到着して宴会が始まりました

途中から三谷奥さん、大学生息子も加わって・・・夜中まで騒ぎました

相変わらず僕は一番沢山呑んで・・・食べて、喋って・・・呑み過ぎです

ヨットで目覚めて、デッキで朝食

そして今回のメイン作業の「常アンカー入れ」が始まったんですが・・・これが・・前日は勿論、この季節に奇跡の様な「暖かくて無風の日和」

昼過ぎから雨にはなったんですが、無事4個のアンカーを入れ終えて、二隻のヨットがいつでも停めておける状態になりました

次はその二隻のヨットに渡る為のボートを運んで来て、繋ぐ作業です。

これはユニックが借りられたらすぐにしたいと思っています

その他小さな作業や、陸地側のロープを繋ぐ場所は「仮止め」状態ですがそれらはボチボチ愉しみながら一人か二人でやります。

現在はその場所にテクだけ停めているんですが・・・いい具合です

明日は「鯛釣り」に行くのでホロホロは別の場所へ繋いで帰りましたが、数日中にホロホロもそこに繋ぎます

昨日も今日も愉しく、幸運な日でした
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

明日からヨット三昧?

2009年11月20日 21時53分00秒 | ヨット世界一周クルージング
今日予定していたボート運びが、ユニック車の都合がつかず中止となったので、終日倉庫ハウス周辺で過ごしました

久しぶりに家にいると仕事が溜まっています。

忙しくても、少しづつ畑仕事は合間をみてやっていたんですが・・・

今日は「間引き」「耕し」「定植」「種蒔き」「収穫」「肥料撒き」「草抜き」「虫取り」と「消毒」以外畑でする仕事の全種類をしました

今日初めて収穫した「ワケギ」とイカの味噌和えは大好物で、晩酌が進みました

ラジコン天国の木具氏が友達(岡本氏)と来てくれて、デッキでお茶しました

化膿止めに抗生物質はまだ飲んでいますが、左手の腫れは少し収まってきました

先日から毎日準備していたヨットの繋留場所作りですが、明日はいよいよヨットを運んできます

朝から徳島へ行って、八十氏と二人でホロホロを橘湾へ。

近藤氏はテクを淡島漁港から橘港へと、二隻のヨットを持ってきて、明日はヨットで眠ります

そして明後日の日曜日は朝から定位置にヨットを停められるよう「常イカリ」をニ隻分入れて、繋留開始となります

とりあえず三月の山旅出発まで、ホロホロはその場所に繋ぐ予定です。

家から近いし遊べる橘湾なので、度々出港したいと思っています

サーモン三谷氏、マカナ品川氏、マハリン森田氏、芹田氏、テク近藤氏、ホロホロ溝田と大勢です

船頭ばかりなので・・・少々心配ですが


それから、今後の予定を一年間変えることに決定しました

しばらく前に、バスの車検が再来年の八月まであることに気付いたんです(気付くまで来年の八月までと思い込んでいた)

バスは重量税が高いので車検費用が30万円ほど掛かります

一年にすると車検分は15万円なんですが、それ以外に保険代と自動車税が掛かります。

車検が残っている再来年の分を捨てるか、オーストラリアへ行くのを遅らすかで随分迷っていたんです

そんな事で、来年は三月末に徳島を出て日光白根山の麓、丸沼高原スキー場で5月連休までスキーをして、その後9月まで主に甲信越と東北の山登りをします

前の予定では八月初めに山旅から戻って11月にオーストラリアへ出発でした

変更した予定は一年先送りで再来年、三月末からスキーに行って八月初めの車検が切れる頃に戻って、11月にオーストラリアへ出発します

これで無駄が無くなり、予定していた山の殆どに登れることになりそうです

オーストラリアドルには交換も済ましているので、為替の心配もありません。

そんなんで来年も9月から再来年の3月まで徳島で過ごすことになりましたので、ここにご報告いたします

計画は時々変更するので、この程度の遅れや前倒しは余り気にはしてません




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

若返りました

2009年11月19日 19時31分52秒 | ヨット世界一周クルージング
朝起きて、左手の甲を見ると・・・

皺がすっかり無くなって、赤ちゃんを思い出すようにポッテリしてました

エイに刺されてからも、そんなに腫れた事無かったんですが・・・

どうも、昨日作業したのと、風呂に入ってイッパイ呑んだのがいけなかった??ようです。

痛みは傷の奥にホンの少しあるだけです。

それまで、化膿止めの抗生物質を飲んで無かったんですが、朝食の後から飲み始めました

それが効いてか、今も朝と変わりありません

ヒジ位まで丸々してますが、それでもじっとしてられない性格なので、少し畑を耕し、ミズナの苗を植えました

舟を運びたくて、先日からずっとクレーン車(ユニック)が空くのを待っているんですが・・・今日もダメで来週もダメみたいです

倉庫に入れている、前に加工して時々前の川で遊んでる「アウトリガーカヌー」でとりあえず、ヨットまで渡ったり、戻ったりしようと考えています。

そして、時間が空いたので前からしようと思っていた「免税軽油」の手続きをしました

一般にガソリンスタンドで売っている軽油には「道路税」が30円余り含まれて居ます。

船は普通、道路を走りませんから、その分の税金を免除してもらう手続きがあるんです。

船の検査証と印鑑を持って行って、数枚の紙に書き込むだけで、極めて簡単です

船の他に農業用、建設機械用などが免税されます。

民主党が公約通り、道路税を廃止すれば、同じような値段になるんでしょうが・・・税収が足りないから、多分無理でしょう。

夕方、八十氏が寄ってくれて、今度の月曜日に「鯛つり」に一緒に行くことになりました

手の腫れも明日には引くでしょう

今日もイッパイ呑みましたが

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

準備が・・・

2009年11月16日 18時56分02秒 | ヨット世界一周クルージング
今日はテク近藤氏と一緒に、新しく停める予定の(橘湾)ヨットへ渡る為の舟を、クレーン車(ユニック)で、小松島市和田島から橘湾へ運ぶ予定でした

朝、近藤氏が倉庫ハウスに来てくれたので、すぐにクレーン車持ち主に電話を入れたら

突然仕事で、三日間使う予定になったそうで、予定の仕事が出来なくなりました。

何もかも順調に行っていると、思ってくれている方も多い僕なんですが、こんな事は常にあります。

ただ、そんな常にある事を「うまくいかない」と思わない性格なだけです

それで、近藤氏が居るので、他に二人居ないと出来ない仕事を・・・と考えたら、
先日修理したホロホロのジブセール(前帆)を取り付ける事。

もうひとつ、ケンチョピア(現在ホロホロを置いている徳島県庁前の泊地)のホロホロの定錨を一つ余分に入れる事。

そのついでに、ホロホロの船底を潜って掃除しておこうと考えて、潜水用ボンベを借りに行き、それらの準備をして、徳島へ

荷物を運び、ホロホロに積み込んで、セールを取り付け、橘港の係留地に使う、ロープを買ったり、新しい橘湾の詳しい海図を買って、古い海図に書き加えたり(25年の間に石炭火力発電所が出来たり、港が整備され、大きく変化している)

仕事が終わったマカナ品川氏が来て、橘湾の泊地や遊びについてミーティング

明日は朝から、僕はホロホロに潜って、船底掃除します

そんなんで、今日はホロホロで泊まります

今、近藤氏の家に来て、ブログを書いているんですが・・・これから一杯飲んで夕食をいただきます

ロープが予想外に高くて、予算が少しオーバーしそうです

でもまあ、順調?に橘湾の停泊準備は進んでいます

ほんとは・・・ちょっと・・・

気持ちの持ちようですが・・・
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

真鯛豊漁

2009年11月15日 20時46分30秒 | ヨット世界一周クルージング
好きなもの(事も含む)が沢山あって、嫌いなものは極めて少ないんですが、「漁」も好きな事の一つです

今日は、思っていたより朝早く(寝ていた)「鯉を頂戴」と言う人が来ました。

昼過ぎに、同郷の友達「竹田氏」が来てくれる事になっていたので・・・

昼まで時間が出来たので「コロガシ漁」に

二時間余りで33匹。

しかし・・・鮎が前回より一段と貧相になっていました

産卵を終えて、「死を待つ鮎」の姿です。

針が掛かっても、強く瀬切る事は出来ず、僅かな引っ張りだけです。

でも・・・干物にすれば結構良い肴になるので、大勢の人達が竿を振っていました

予定通り、昼過ぎに竹田氏到着

デッキでお茶を飲み、蟹を食いながら話したんですが・・・

最近、氏はマラソンに凝っています。(この前会った時は自転車に狂っていた)

週に5日は10キロ以上走るそうで、その内の一日は25キロ走るそうです

去年出場した「徳島マラソン」に今年も出場すると張り切っています。

目標はフルマラソンの「年齢別日本新記録」を自分が塗り替える事だそうなんですが・・・

最近・・・足が痛い・・・そうです。

どうも、走っていると「中毒」になるらしく、走らないと気分が悪いんだそうです

僕が思うに、走りすぎだし・・・マラソンしていると、脈拍数が減るそうなんですが・・・それが、余り体に良くないと聞いたような気もします(スキンダイビングも脈拍数が減ってくる)

マラソンをしていた人が「短命か長生きか」は別として、何でも「丁度良い加減」は「誰でも」難しいんですね。

僕は「山登り」に転向するように、勧めたんですが・・・

夕方、大川氏が釣った魚のお裾分けを届けてくれました

そして・・「橘湾にヨットを繋げるようにする」と言うと、先週すぐ近くの島影で真鯛の30センチから50センチを二人で22匹釣ったそうで・・・

そこは、今回新しく確保しようとしている場所から、足が遅いヨットでも20分ほどで行ける場所だから、この週末に常錨を入れて泊地が完成したら、「真鯛釣りに行こう」と言う事になりました

そんなんで・・・土曜日に完成させて、日曜日は真鯛釣りの予定です

土曜日完成しなかったら・・月曜は祭日だから・・月曜になるか??

日曜に終ってからでも近いから行けそうですが・・・

船釣りの短い竿に・・リール。大きなウキ。

道糸は4号、ハリス3号、チヌ針4号を枝で三つ付けるそうです。

上にグレ釣りのカゴとカゴの下にオモリ、カゴの中にアミエビ、針にもアミエビを付けるそうですが・・・

一人10匹も釣れたら料理が大変だから・・・2~3匹づつ釣りたいですね

「皮算用」は得意ですから

でも漁師さんは一人で毎日50匹位釣るそうです

冬中ずっと釣れると言うから・・・真鯛も沢山いるもんですね



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

橘湾を愉しむ準備

2009年11月14日 20時27分35秒 | ヨット世界一周クルージング
昨日決めたことなんですが

橘湾に「ハグレモノ6兄弟」のヨットが自由に繋げ、絶好のスポットを、世界レベルで愉しめるように繋留場所を確保しようと、言う話の続きです

世界中のヨッティから「日本人ヨッティはマリーナからマリーナ、漁港から漁港にしか移動できない。そして上陸して飯を食うとすぐ戻る」と笑われないように(日本以外の国のヨットの楽しみ方は、入り江や島影に錨を入れて、そこで遊び、泊り、お酒も食事もするんです。)

繋留可能場所は、ホロホロが世界一周に出る前に繋留していた所です。

ここは台風が来ても、凌げる場所なんですが、それでもウネリはかなり入ってました

簡単な繋留方法では、岸に打ち付けられて、沈没したヨットもあるほどなんです

ところが・・・メンバーの情報で、その入り口方向に防波堤が出来ることが解りました

そして、今日、朝一番にそれを確認に行ったら、「完璧」になるんです

幸いにも、我々が繋留したいと言うのに、合わせた様に完全に安心できる泊地になることが解ったんです

そうなると・・・一日も早く「場所取り」しないと、誰かに先を越される心配があります

そんなんで・・・今日手配できる(無理やりしたんだけど・・)常錨の中古を買いに行きました

拝み倒して、でも新品から比べると半額以下で4個入手

もう一つの問題は、そこにヨットを繋いだ場合、岸から離れているので乗船、下船時に岸からヨットまで渡る舟か桟橋が必要なんです

それで、安い舟を探していたら・・・

「先日の増水で流れてきた舟がある」とメンバーの一人が言うので、拾得物で届けて、持ち主の申告が無かったら、もらえるような準備をしました

しかし・・・考えてみると・・それには3ヶ月待たなければなりません

そんなに待っている余裕がないんです

それで・・・アチコチの漁師友達に電話をして、「不要なボートありませんか?」と聞いていると・・・

「使わないけど・・タダではなあ~・・・」「ほなビール1ケースでどう?」「仕方ないな~・・・」と話しが決まりました

見に行くと・・・

19フィートなので少し大きすぎるんですが・・・デッキ張りなので、雨が幾ら降っても沈む心配はありません

ペンキを塗ったり、少し手を加えれば、充分役目を果たしてくれそうなので、月曜日にクレーン付きトラックで運びに行く事にしました

アンカーも4個入手出来たので、二隻のヨットを繋留出来る様にしたいと考えています。

僕が徳島に居る間は、ホロホロもケンチョピアからそこへ移動します

当分夏は居られないけど・・・

そうすれば・・何時でも簡単に出港して、橘湾を愉しめます

無人の島影にアンカーを入れて、静かに一日を過ごすのもいいもんです

勿論、泳いだり、潜ったり、釣りをしたりもします。

そんな事を夢見ながら、今日は一日中、走り回り、電話を掛けまくりましたが・・・

完全に全ての手配が順調に進みました

友達は有難いですね

今月中には、二隻のヨットがそこに繋がれる事になるでしょう

乗下船用の舟、アンカー、係船ロープ、チェーン、シャックル、ブイ、ペンキ、他クレーンなど、全て含んで一人当たりの負担金が1万5千円以内(全部で9万円)で納める予定なんですが・・・

何とかなりそうな・・・気がします



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヨットクラブで蟹、スッポン宴会

2009年11月08日 19時08分12秒 | ヨット世界一周クルージング
昨日の話しです。

僕が所属しているヨットクラブは「ACC」と略して言ったりしますが、正確には「阿波クルージングクラブ」と言います。

会員数は60名ほどだと思うんですが・・・会費(年間12000円)納入者はそれより少ないと思います

県内のヨットの殆どは「ケンチョピア」に繋留していて、そのケンチョピアは徳島県庁庁舎のすぐ前の「新町川」にあります。

ホロホロは南岸の上流から3隻目なんですが・・・(余談)

「ACC」のクラブハウスも新町川に面した二階建てで、一階はミーティングルーム兼宴会場、二回はシャワールームや倉庫となっています

このクラブハウスは賃貸で(メンバーのコネで安くしてもらっているけど)毎月家賃が必要です

クラブハウスの前の岸壁も県から借りています。電気代、水道代、ガス代など・・

全てを年会費だけでは納めきれないので・・・何か「催し事」があれば、そこで会費を集めて、余った分を維持費に回そうと頑張っています

最近はクラブハウスのすぐ前に、ヨットが四隻繋げるポンツーン(浮き桟橋)を設置したくて、皆さん頑張ってくれています。

・・・でも・・がんばれば・・・すぐに結果に結びつくほど、世の中うまくは出来てなくて・・・

そんなクラブハウスで昨日は僕が「鍋奉行」でスッポン鍋からスッポン雑炊

モクズガニの茹でたのを、食べ方レクチャーから始めて・・

そしてそれらは・・・スッポン鍋の味付けミスで慌てたけど最終的に何とか「ごまかし」に成功

二匹の合計5キロのスッポン肉、50匹のモクズガニを20人ほどが最後の最後まで完食しました

皆さんが納得してくれた「珍味宴会」だったと思っています

長く育ててきたスッポンも、モクズガニも成仏したことでしょう

宴会が終って、サーモン三谷氏と僕は繋留場所へ移動。(サーモンとホロホロは隣り合ってる)

そしてホロホロでまた、軽く呑んで各艇にて就寝

僕はまた、先日の「封筒型寝袋」で寝たんですが・・・

先日「テク」で寝た時は快適だったんですが・・・ホロホロだと・・広すぎて・・転げまわってしまうんです

そんなんで・・・今日の朝に、次回からは・・ちゃんと布団で寝ようと、一部屋を専用寝室にしてみました

エンジンを掛けて、エンジンルームを点検すると、発電機を回しているVベルトが二本とも、緩んで切れそうだったので交換

ヨットに居たら、したいことがイッパイなんだけど・・・マカナの品川氏が来て、サーモン三谷氏共々ヨットを後にして、クラブハウス前に置いていた車へ。

そして解散。

家に戻ると・・美由紀は不在。

苗を立ててあった「太ネギ」を畑へ定植したり、虫を探していたら・・・美由紀も戻り昼食。

間もなく、阿南の実家へ戻っていた品川氏が、淡島漁港に停めている「テク」を見に行っていて・・・徳島へ帰る前に倉庫ハウスに寄ってくれました

一緒に西方山まで散歩

品川氏は去年、今年とフルマラソンに出場、完走している位だし、毎週3~4回は10キロ以上走っていると言う通り、僕とは大きな差でした

少し運動量を増やして、体重を減らそうと思っている溝田ですが

今晩も、昨日の晩も明らかに食べ過ぎ。健康診断の結果が送られて来て「全て異常なし」だったけど・・・「体重増加傾向」と書かれていました

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヨットを持つと言うことは・・・

2009年10月08日 22時12分45秒 | ヨット世界一周クルージング
25歳から外洋ヨットを持っている僕ですが・・・日本に居ると台風が来る度に苦労を重ねています

14年間の海外クルージングでは台風シーズン(場所によってはハリケーンと呼ぶが)を避けてクルージングしていたのとオーストラリアやニュージーランドではハリケーンシーズンを安全な泊地で半年を過ごしたけれど・・ハリケーンが来なかったので日本でしかそんな心配をしたことがありません

とにかく日本でヨット(船)を持っていると「厄介」です

そもそも「厄介」の語源は「家抱」だそうですが・・・

台風は四国沖で進路を少し東に変えてくれたので風も雨も予報の半分ほどでした

それで倉庫ハウスもホロホロも「ハグレ者兄弟諸氏」のヨットも何事もなく朝を迎えました

でも「厄介」なヨットは・・・台風対策していたのを「通常繋留」に戻さなければなりません

余分に入れたアンカーを引き揚げたり、余分に繋いだロープを外すんです。

そんなんでテク近藤氏とマハリン森田氏と僕の三人で昼にケンチョピアで合流して5時半まで頑張りました

「厄介」だから辛いかと言えば・・・決して辛くは無いんですが・・・三日も続けてしまうと結構疲れます。

仕事だと文句を言いたくなるほど疲れます。

何がそこまでさせるのかと考えて見れば・・・やはり・・・「夢を載せるモノ」だからとしか・・・

ホロホロの場合だとその上に「多くの思い出も載っている」から・・・

台風は厄介だけど・・・「ヨットを見直す」機会も与えてくれました

もしかすると・・・感謝しなければならないのかも??

ホロホロで作業をしていて・・・今回もまた・・・もっと来てやらないといけないと思った次第です

今月に入って「ヨット三昧」だった僕の生活も明日から平常に戻ります

毎年10月初めに一年分の費用を払い出すのも出来ていません。

ここ数日、野菜の虫退治は美由紀がしてくれていたようですが・・・明日から僕がしなければ

適当な雨が降ったので鮎も下ってきただろうから「コロガシ漁」も獲れそうです

もちろんモクズガニも下ってきてるでしょう

ウナギも

耳が不調だから潜りには行けませんが・・・気合を入れて遊びます

話しが変わりますが

先日、HPの掲示板に「ヨットでフィリピンへ行きたい」と書き込みがあったので2007年5~6月にフィリピンから日本へ戻った時のブログを読み返したついでに2006年のブログも少し読み返してみました

そしてブログを書くと言うのは・・書いていて良かったな~・・と思いもしました。

僕のブログは「そのまま書いている」のでその時の事(ほとんど忘れている)がありありと思い出せます

毎日一時間と言うのは努力も要りますが・・・時間が取れる方は書いてみるといいと思いますよ。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヨットと台風

2009年10月07日 19時16分11秒 | ヨット世界一周クルージング
ヨットに限らず「船」を持ち「海上係留」していると・・・

台風が発生した時点から心配が始まります

「家」を持っていても心配はあるし、農作物などは完全に風から囲うのは不可能に近いので同じように心配があるんですが

ヨットも含め「船」の場合は移動できるので場所を選び、予想される風に耐えられるイカリを入れ、岸にもしっかり繋げばかなりの確率で被害を無くす事ができます

それは・・・言い換えると台風対策をせずに被害を受けたら「後悔」する事にもつながります。

そんなんで・・・昨日も殆ど一日対策に時間を掛けたのに・・・

今日も朝の七時に家を出て戻ったら夕方の5時でした

何をしたかと言えば・・・

僕のヨット、ホロホロ3世はジブセール(前帆)を普段はファーリングと言って「巻き付けてあります」そのままだと風の抵抗が大きいので巻きを解いてヨットから外しました

それからデッキ(甲板)の上にテンダー(上陸用小型船)を載せていたのでそれも抵抗になるので下ろして軽トラに積んで持って帰りました。

それからヨットの船尾側に今まで3つのイカリを入れて三本のロープで岸壁に寄って来ないようにしているんですが・・・今回の台風の進路から考えて北西からの強い風が心配なのでそちらに新しく一つのアンカーを入れました

岸壁側に普段二本のロープで繋いでいるのを台風対策で二本増やし合計4本にしました。

友達(我等の特別グループ)のヨット5隻も同じようにアンカーを余分に入れたりロープを増やしたり、帆を降ろしたり、カバーなど飛ぶ可能性があるものを縛ったり、これを夜勤明けの近藤氏と二人で雨が降る中やっていた訳です

これだけしたら安心か?と言うと・・・それが・・安心までは行きません。

自分達のヨットもここまでしても何が起きるか解らないし・・・ケンチョピアには他にも沢山のヨットや釣り船があります

中には殆ど「台風対策をしない船」(見捨てられたような・・・)も結構あるんです

そんな中にロープが傷んでいる船もあり・・・時々切れて船が流れます

そんな船が・・・「当たってくる」事もあるんです

「物を持つ」と言う事はヨットに限らず「心配の種」なんですが・・・「愉しみの種」でもあるから・・・頑張るしかありません

猛烈台風18号は紀伊半島に上陸しそうですが・・阿南市の蒲生田岬をかすめて進むので確実に暴風域(中心に近い)に家も倉庫もヨットも入ります

地震も津波も要らないけれど台風も要らないものですね。

土木業者は喜ぶようですが・・・

大きな被害が予想されています。

みなさん方がご無事でありますように

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

広島~徳島 ヨット回航を振り返り

2009年10月06日 21時37分09秒 | ヨット世界一周クルージング
昨日のことからです。

朝6時に小豆島の草壁港で目覚めた近藤、森田、芹田、溝田の四人は連日のトラブルから反省し、心を入れ替えて今日の本番「鳴門海峡越え」を前に慎重な出発前点検をしました

そして減っていたエンジンオイルを補充し、昨晩交換した後の充電運転で緩んでいたVベルトも閉めなおして7時過ぎに出発。

間もなく小雨となったんですが・・・斜め前からセーリングに良い風が吹いてきました

そこで帆を一杯に出してヒール(ヨットが風を受けて傾く状態)させながら「機帆走(エンジンと帆の両方で走る事)」を始めたんですが・・・・

「音がおかしい!」と近藤氏が・・・

そしてエンジンルームの確認に行った近藤氏が・・・

「火花が出ている」と

実はこのヨット、ヤフーのオークションに一ヶ月ほど前に出品されていて、それを森田氏が落札したものです

落札してすぐ近藤、森田、芹田の各氏の今回の3名と三谷氏の四人で広島まで見に行ったものの・・・エンジンとその周辺が「悪そう」なのでキャンセルして戻ってきた経緯があります。

しかし・・・数日して・・森田、近藤の両氏が相談の結果「何とか直せるだろう」と決断したのです

だから・・初めからエンジンとその周辺に不安があったんですが・・・その通り故障が続きました

そして今回の火花はエンジン全体を載せている台の問題でヒールするとエンジンの一部がヨットの内部に当たるんです。

それで・・・傾かないようにセールを下ろしてエンジンだけで走る事になりました

でも気付くのが早かったので大事には至りませんでした

順調に走って鳴門海峡まで二時間ほどの所に来て・・・「潮の時間」を聞くと・・・

ちょうど海峡に入る時間と潮流が一番早い時間がピッタリでした

おまけに・・・昨日は「大潮」で流れが「9ノット」になっていました

鳴門海峡は日本でも有名な「海の難所」です

そこを小型ヨットが渦がそこらじゅうに出来るような「大潮の最強潮流時」に越えるなんて・・・自殺行為です。

そこで急遽近くの港へ入港し時間待ちをすることに

そしてその時間待ちを「観潮船」に乗って渦潮見物に行きました。

さすが・・大潮の最強潮流は凄いです

海に段差が出来て・・次から次へと大きな渦が発生して移動します。

そんな中を一隻の貨物船が凄い勢いで抜けて行きましたが大きな貨物船でもかなり揺れていましたから・・・

僕は何度も通っていますが小型ヨットは「潮止まり」前後の僅かな時間が安全?なだけ。

特に大潮の場合「潮止まり」が短いですから・・・そして・・近藤氏が「大鳴門海峡」は前に僕と一緒に通った事があるので「小鳴門海峡」を通ろうと言う事になってコースを変更

狭いけど・・・流れもあるけど・・「大鳴門」よりは少ない流れの「小鳴門海峡」を無事抜けました

「潮待ち」をしたのでケンチョピアに到着したら雨が降る薄暗がりの6時でした

三谷氏が出迎えと手伝いに来てくれていました

ところが・・・ご存知のように台風が接近中です

それで・・・・予定していた係船場所は台風に耐えられる場所でなかったので安全に台風がやり過ごせる場所を探してウロウロ

結局簡単に横付けできる場所は無くて・・・三谷さんにアンカーやロープを運んでもらってヨットとヨットの隙間へ入れることに

三つのアンカーからのロープを船尾にとり、前にも三本のロープをとって・・・これで何とか台風に耐えれるだろう??と思う状態になったのが夜の11時

それから・・・うどんを食べて風呂へ行き、一杯呑んだら・・・短いブログを書いた時間になってしまったんです

今日は朝から・・警察署の食堂で朝食。

そしてホロホロを「時化繋ぎ(台風が来る場合余分のロープで繋ぐ他色々と対策しなければならない)」して・・・

広島~乗って帰ったヨット用にロープを買ったり、更に繋いだりしたら午後二時半

家に帰ったらすぐに柳田氏がミカンと柿と飼っているモクズガニの餌用のカボチャを届けてくれて・・・蟹を茹でて食べながら暫くお話し

美由紀がプールから戻ってきて間もなく夕食。

台風情報を睨みながらブログを書いているんですが・・・心配です

それは2007年6月に日本へ戻ってきたホロホロ3世がケンチョピアへ常イカリを打ち込んで停めてから今まで珍しく徳島に台風が来たことがありませんでした。

と言う事は・・・あそこで初めて経験する台風なんです

大丈夫と思いたいんですが・・・今回のは・・猛烈台風(英語ではスーパータイフーンと言う)だから・・・だいじょうぶかな~

明日もう一度確認に行ってみようと思います

話は戻りますが・・・

今回の回航で思ったんですが・・やはり「乗ってないヨット」(持ち主が長い間乗って走っていなく愛情を注いでなく、夢を乗せていないと言う意味)を久しぶりに動かすとトラブルが極めて多くなると・・・解りきっていることだけど・・・

トラブルが続く中でも一日当たりの航海距離を短めに計画していた(広島~徳島を4日間)のと途中に観光や宴会時間を充分にとっていたので・・・

最後まで笑いが絶えず(さすがに昨日の晩は疲れてましたが)愉しく過ごせたことは非常に良かったと思います

森田氏が名付けたヨット(Y29)の名前はマハリン(maharin)です(オーナーは森田氏と近藤氏の共同所有)

しばらく整備に時間が掛かりそうですがよろしくお願いいたします
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

広島→徳島、最後のトラブル

2009年10月06日 00時56分23秒 | ヨット世界一周クルージング
日々成長増大するトラブルに

今日は致命的トラブルが発生すると四人が四人共緊張の朝を迎えました。

そんなことで・・朝からエンジンをチェックし、オイルを足してVベルトも締めなおして出港したんです

でも今日は疲れているし遅いので・・・その理由も含め明日のブログにて報告いたします。

三谷氏にご協力を頂き、幸い現在ケンチョピアの中で広島から五泊目の夜を森田、近藤、芹田、溝田と四人揃って迎えています。おやすみなさい
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする