喜多院法興寺

住職のひとりごと

「茨城医療センター」が診療報酬を不正請求

2009-08-14 09:36:33 | Weblog
読売新聞
 {東京医科大(東京都新宿区)が運営する「茨城医療センター」(茨城県阿見町)が診療報酬を不正請求したとされる問題で、厚生労働省関東信越厚生局が立ち入り調査を始めたことが、13日分かった。

 同センターは昨年4月以降の診療報酬の請求で「不適切な算定があった」と、7月21日に発表し、計約1億2000万円の返還を検討している。

 関東信越厚生局によると、同センターは「不適切な算定」の発表直前、同局の茨城事務所(水戸市)に「基準適応の辞退届」を提出。これを受け、厚生局が今月に入り、立ち入り調査を開始した。

 不正請求が確認されれば、市区町村や患者などに診療報酬を返還するよう指示する。悪質性が高いとされれば、保険医療機関の指定や、保険医登録の取り消し処分の可能性もある。

 同局医療指導課は、「調査をしているのは事実だが、調査中であり、公表できることはない」と話した。}

 大学病院が経営している「茨城医療センター」が診療報酬を不正請求したとされる問題で、厚生労働省関東信越厚生局が立ち入り調査を始めた。東京医科大が運営する「茨城医療センター」「不適切な算定」を故意に行うとは信じがたい。真実を明らかにして、即刻、診療報酬を返還すべきだ。

地震で女性が自宅で大量の本に埋もれて死亡

2009-08-12 07:02:05 | Weblog
8月12日付 編集手帳(読売新聞)
 {書物を詠んだ短歌のなかでは異彩を放つ一首だろう。歌人の道浦母都子(もとこ)さんに阪神大震災の歌がある。〈本は凶器 本本本本本本本本本本 本の雪崩〉(朝日出版社刊「悲傷と鎮魂」より)

◆誇張ではないことをきのう、静岡県を襲った震度6弱の地震で知る。会社員の女性が自宅で大量の本に埋もれて死亡しているのが見つかった。死因との関連はまだ分からないが、本は普段、床に積み上げていたという

◆本、食器、あるいはテレビと、身の回りの品が突然、凶器に変じて牙をむくのが地震の怖さだろう。負傷者は100人を超えた。西日本で大雨が多くの人命を奪ったばかり、自然の猛威がつづく

◆宇宙から届く若田光一さんの映像に拍手し、皆既日食に息をのみ、天の高みを仰いで胸をときめかせた夏である。遠くは見えても1秒後の未来が見えない

◆〈人は山と蟻(あり)の中間だ〉。アメリカ先住民オノンダガ族の格言という。自然の前で人間は微小の存在にすぎないのだと、説いた言葉だろう。そのことを現代人に諭すのなら、もっと穏やかな諭し方があろうにと、荒ぶる天地に恨み言を告げずにはいられない。}

 身の回りの物が突如として、凶器にかわる。自然に対して人間の力はほとんどない。いかに科学が発達しても、未来を予測することが出来ない。恐いものに地震雷火事親父と言うが、恐いものトップは地震だ。他の物と比べスケールが違う。


暗闇の濁流8km流された女子中学生救助

2009-08-11 06:39:07 | Weblog
時事通信
 {台風9号の接近に伴う豪雨の影響で多くの死者を出した兵庫県佐用町では、鉄砲水に流された女子中学生が間一髪、住民らに救助された。

 消防団に所属する男性(45)は9日午後10時半ごろ、同町上月にある自宅から偶然外に出た際、「助けてー」という女の子の悲鳴を聞いた。しかし、辺りは真っ暗な上に激しく雨が降り続き、女子生徒の姿は全く見えない。近隣住民らに呼び掛け、懐中電灯を照らしながら、声を頼りにしばらく探し歩き、自宅から約100メートル離れた田んぼ付近で女子生徒を発見した。

 生徒は何かに必死にしがみ付いている状態で、男性らは「すぐ行くから待っとけ」と声を掛けた後、胸まで水につかりながら何とか救助した。

 生徒はすり傷などはあったものの、意識ははっきりしていたという。「大丈夫、立てるか」と尋ねると、ほっとした表情を浮かべ、歩くこともできた。男性は「消防団員として当たり前のことをしただけ。女の子が助かって何よりだ」と話した。

 救助後、女子生徒を一時預かったという電気店経営の男性(49)によると、女子生徒は約8キロ離れた自宅近くから流されて来た。男性の娘と同級生といい、生徒は姿を見掛けると、安心したのか涙を流していたという。} 

 普通だと濁流に呑み込まれたら、生きて救助は難しい。今回は奇跡的に闇夜の中で偶然にも消防団の男性が、女の子の悲鳴を聞いた。声が聞こえるが真っ暗で何も見えず。近所の住民と協力して、女の子を発見救助した。女の子は自宅から約8キロも流されて、救助された。

iPS細胞、作製効率百倍…京大・山中教授ら

2009-08-10 05:41:54 | Weblog
iPS細胞の作成効率向上=がん抑制遺伝子が「妨害」-実用化に前進・京大山中教授(時事通信) - goo ニュース
読売新聞
 {がんの発生を抑える遺伝子の働きを調節し、iPS細胞(新型万能細胞)の作製効率を大幅に高めることに、京都大学の山中伸弥教授のチームが成功した。

 京大のほか、米欧の3チームもほぼ同様の成果をあげ、英科学誌ネイチャー電子版に10日、同時発表した。

 p53という遺伝子は、発がん物質などによって細胞のDNAが損傷を受けると、修復したり、細胞を「自殺」させたりしてがんの発生を抑える。

 山中教授らは細胞に四つの遺伝子を入れてiPSを作る際、p53の働きが活発になることから、p53がじゃましていると考えた。p53を欠損させたマウスや、その働きを弱めた人の細胞で試すと、iPS細胞の作製効率が10~100倍高まった。

 また、米ソーク研究所のチームは、p53の働きを弱めたマウスの細胞から、二つの遺伝子だけでiPS細胞を作ることに成功した。

 山中教授によると、p53の働きを弱めたままではがんになってしまうが、iPS細胞を作った後で元に戻すことは可能という。}

 再生医療の切り札としてiPS細胞は期待が高いが、作成効率が良くなかった。しかし、研究チームはp53と言うがん抑制遺伝子がiPS細胞化を妨げていることを突き止め、効率を向上させた。p53を取り除いたマウスや、働きを弱めた人の細胞で試すと、iPS細胞の作製効率が10~100倍高まった。再生医療が急速に進化する事を期待したい。

乾電池ロボ「24時間耐久」完走…ギネス認定

2009-08-07 06:29:57 | Weblog
読売新聞
 {パナソニックの乾電池「EVOLTA(エボルタ)」を動力源とし、フランスのルマンで24時間耐久走行に挑戦していた車両型ロボット(全長30センチ、幅20センチ、高さ20センチ)が6日夕(現地時間6日午前)、23・726キロを走り抜き、ギネス記録に認定された。


 単3形電池2本を背負ったロボットが、「ル・マン24時間耐久レース」の舞台となるサーキットに特設した1周4185メートルのコースに挑んだ。日本時間5日午後5時にスタートしたが、途中で動かなくなるアクシデントがあり、再挑戦した同型の2号機が達成した。}

前回はグランドキャニオンの崖をロープをよじ登り、今回はルマンで24時間耐久走行に挑戦した。この車両型ロボットは、エボルタ乾電池2本で23・726キロを走り抜き、ギネス記録に認定された。エボルタ乾電池は凄いが、このロボットを作った人は天才だ。