喜多院法興寺

住職のひとりごと

高校野球決勝戦、九回二死で日本文理脅威の粘りに感動

2009-08-26 08:54:04 | Weblog
 8月25日付よみうり寸評(読売新聞)
{〈野球はツーダウンから〉――すごいものを見せてくれた。それも決勝戦の九回二死からのこと
◆10―4と6点差の最終回、二死無走者という土壇場からだった。日本文理(新潟)のナインはだれもあきらめなかった。これぞ高校野球の神髄だと思った。

◆冷静に選んだ四球からつなぎにつないだ猛打で5点。あと1点こそ及ばなかったが驚異の粘り、誇れる準優勝だ。これまで新潟県勢の甲子園はベスト8が最高で、準決勝、決勝進出は今回が初めて。勝った中京大中京(愛知)は対照的に7度目の制覇だ。

◆「新潟代表が決勝まで勝ち残ったことがすでに勝利者。すさまじい九回の反撃で勝った気分にさせてくれる敗戦でした。ありがとう故郷の球児たち」と新潟市出身の漫画家・水島新司さん。

◆日本文理ナインは晴れやかな笑顔だった。大魚は逸したが、自分たちの野球をやり遂げた手応えは十分だったのだろう。監督に「火縄銃」といわれた打線は今や「ダイナマイト」に成長した。

◆あきらめない若者の成長は素晴らしい。}

 バスガイドにせがみ、高校野球の決勝を見たいと、旅先のバスの中の観戦となった。九回二死になり日本文理、最後の攻撃に入ると、山道に入り電波が途絶えた。10―4と6点差の最終回に1点が入り、テレビが写らない間、さらに3点が追加された。1点差になりった車中に、歓声がわき起こった。逆転は出来なかったが、日本文理ナインの脅威に粘りにエールをおくった。