喜多院法興寺

住職のひとりごと

女性差別撤廃への対応「日本は不十分」 国連委が勧告

2009-08-22 09:06:47 | Weblog
朝日新聞
 {【ニューヨーク=松下佳世】日本における女性差別撤廃条約の実施状況を6年ぶりに審査していた国連の女性差別撤廃委員会が18日、日本への勧告を盛り込んだ最終見解を公表した。前回03年の審査後に出された勧告への対応が「不十分だ」として「遺憾」を表明。夫婦同姓や結婚可能年齢の男女差といった民法の差別的規定の改正や、女性の雇用環境の改善などを改めて求めた。

 見解では少子化・男女共同参画担当大臣の任命、女性の社会進出の数値目標などを盛り込んだ第2次男女共同参画基本計画の策定といった取り組みが評価された一方、一般職と総合職などの「コース別雇用管理」の形をとった「間接差別」や、男女の賃金格差への懸念が繰り返された。特に、民法改正が行われていないことについては「直ちに行動を」と求めた。

 性差別による人権侵害で国の対応が不十分な場合に委員会へ直接訴える道を開く「個人通報制度」についても、この制度が盛り込まれた選択議定書の批准を検討するよう提案。レイプや性暴力を扱ったビデオゲームや漫画の販売禁止、従軍慰安婦問題の「恒久的解決」に向けた取り組みも勧告した。}

 日本は諸外国から見ると男女差別が残っている国の印象が強い。結婚年齢でも男女の年齢が違うことや、女性が6か月経ないと再婚できないと規定に対し是正が勧告された。男女の賃金格差や、一般職と総合職などの「間接差別」をゆしている。昔のままの民法に改正を迫った。日本の常識は世界の非常識に写るようだ。

甘く見ていた新型インフルエンザが夏に猛威

2009-08-21 06:27:48 | Weblog
8月20日付 編集手帳 読売新聞
 {穏やかな表情で近づき、相手が気を許したと見るや、牙をむく。兵法三十六計のうち第十計、〈笑裏蔵刀〉はそういう戦術をいう。

◆うさんくさい商品や利殖法を勧める連中の術策としては珍しくもないが、ウイルスはどこでこの悪知恵を仕込んだのだろう。この春に新型インフルエンザの第1波を経験して、「なあんだ、威力はこの程度だったの?」と気を許し、用心のカブトの緒を緩めかけた方もあったろう。

◆晩夏の列島を見舞った第2波はいささか様相を異にしている。国内の死者は3人を数えた。本格的な流行の始まりと見られる。甲子園につどう高校球児にも感染がおよんだという。

◆こちらにも「科学」と「情報」二刀流の兵法がある。政府はワクチンなどの準備を急ぎ、自治体と医療機関は連携を密にし、各人は時と場合に応じてマスクの着用を怠らない。カブトの緒を締め直すことから始めよう。

◆兵法の第三十五計〈連環〉の計は、敵の様子を細大漏らさず観察し、複数の策を連続して、あるいは同時に繰り出して敵の動きを鈍くする計略をいう。冷静に、あわてずに、全部やる。〈連環〉のときである。}

 健康そうな日ハムの主力選手が新型インフルエンザに感染し、甲子園の高校球児までも感染が広がっている。この新型インフルエンザに感染しても死ぬ事はないと、安心していたが、すでに3人が亡くなっている。夏には広がらないと専門家の医師は言っていたが裏切られた。この冬には第3波が襲来して死者が増えるのではと不安にかられる。


アクアライン実験開始後、平日は71%交通量増加

2009-08-19 06:37:56 | Weblog
読売新聞
 {県は17日、自動料金収受システム(ETC)搭載の普通車の通行料を800円に値下げする社会実験を今月から始めた東京湾アクアラインのお盆時期までの交通量(速報値)を発表した。社会実験を開始する前の週と比較した結果、土日で27%、平日で71%増加し、特に景気対策の値下げから対象外になっていた平日で大きな効果を示した。

 調査は、アクアラインに設置した自動計測装置によって、前輪と後輪の距離が5・5メートル未満の小型車と、以上の大型車とを区分して計測した。対前年同時期で比べると、小型車は土日で70%増、平日は38%増、大型車は土日20%増、平日32%増だった。

 県道路計画課は「平日で交通量が順調に増加し、実験の効果が具体的に表れている」と話した。}

 8月からアクアラインが平日でも800円になる事が決まった。しかし、我が愛車にはETCが搭載されていなかった。必死にETCを探し漸く搭載することが出来た。お盆は忙しいので、これから横浜に行くのを楽しみにしているところだ。

記事円周率計算、世界記録を更新=2兆5000億けた、スパコンで-筑波大

2009-08-18 07:48:12 | Weblog
時事通信
 {筑波大計算科学研究センターは17日、同センターのスーパーコンピューター「T2K筑波システム」を使い、3.14で始まる円周率を2兆5769億8037万けたまで計算したと発表した。2002年に東京大などのチームが達成した1兆2411億けたの世界記録を更新した。

 同システムは、約640台のCPU(中央演算処理装置)をつなぎ合わせ、毎秒95兆回の計算が可能。東大チームの記録が約600時間(検証計算含む)かかったのに対し、今回はスパコンの高性能化と算出プログラムの効率化により、けた数が2倍になっても、計算時間は73時間36分(同)と8分の1になった。} 

 我々素人は円周率を2兆5769億8037万けたまで計算したと事が、どうだというのか、よく理解できない。高性能コンピューターを640台つなげて全体で毎秒約95兆回の演算を行う超並列スーパーコンピューターを使発表した。確かに1台でも不具合があると計算ができない。システムの信頼性が検証することが狙いなのか。

お盆は田舎に帰り先祖の墓参り

2009-08-17 06:40:24 | Weblog
 編集手帳 読売新聞
 {〈合併に村の名消えて他郷めく故郷に父母の墓を洗へり〉。先日編まれた平成万葉集の中に、印象深い一首があった。詠んだのは東京都の原澤司さん76歳
◆もとより津々浦々の地名を知っていたわけではないが、このところ、ニュースの中に聞き覚えのない自治体の名が出てくることが多い。平成の大合併とやらで、味気ない地名や珍奇な地名も増えた。

◆引き換えに、10年前は3200以上あった市町村の数は半減した。景色やにおいは変わらねど慣れ親しんだ村の名は消えて、故郷のような故郷でないような、しっくり来ない思いで墓参りをした人も多いのではないか。

◆今ではお盆にお墓を清め、お参りすること自体が貴重なものになりつつある。〈迎へ火も送り火もなくマンションの盂蘭盆(うらぼん)静かに暮れてゆきたり〉。これは愛知県の佐々木よし子さん57歳の歌。寂しいと感じるか、時代の流れと感じるか、それぞれあろう。

◆きのうときょう、ふるさとから都会へと帰るUターンのラッシュはピーク。この風物詩が続いていることに少し安堵(あんど)する。高速道路の渋滞など、大変でしょうが、みなさんお気をつけて。}

 今年のお盆は、高速料金が1000円で、故郷に帰省する人が多いとテレビのニュースで言っていた。寺としてお盆は一年を通じ、一番の行事であり、忙しい日々が続いた。昨日はいすみ川の河口で毎年恒例の川施餓鬼と灯籠流しが行われた。近隣の初盆の家族が大勢集まって、川面に灯籠を浮かべ、新盆精霊との別れを惜しんだ。