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喜多院法興寺

住職のひとりごと

運慶仏像 依頼者は?三越、12・5億円で落札

2008-03-21 08:25:13 | Weblog
産経新聞
 {【ニューヨーク=長戸雅子】鎌倉時代の仏師、運慶の作品とみられる「木造大日如来坐像」が18日、ニューヨークのクリスティーズで競売にかけられ、日本の三越が1280万ドル(約12億5000万円、手数料を除く)で落札した。クリスティーズによると、海外で落札された日本の美術品としては過去最高の金額。国宝級の可能性もあり、海外流出が懸念されたが、三越の落札で海外流出の危機はひとまず免れた。

 文化庁によると、運慶の作品(推定を含む)の多くは国宝か重要文化財に指定されている。文化財保護法では指定された文化財の輸出を禁止しているが、この仏像は関東地方に住む収集家が所有。2004年に所有者から問い合わせを受けた東京国立博物館が鑑定し、運慶の可能性が高いと認定していたという。

 落札された仏像はヒノキ製で高さ66・1センチ。表面は金で彩色されており、鎌倉時代初期の1190年代ごろの作品とみられている。

 クリスティーズでは推定落札額を150万ドル(約1億5000万円)から200万ドル(約2億円)と予測していたが、世界中から応札が相次ぎ、予測額の6倍に達したという。}

 鎌倉時代の仏師、運慶の作とみられる「木造大日如来坐像」が18日、ニューヨークで競売にかけられ、日本の三越が1280万ドル(約12億5000万円、手数料を除く)で落札したという。なぜ、運慶の「木造大日如来坐像」を外国に売り飛ばしたのか。本来、文化財保護法で輸出を禁止している。ならばなぜ、東京国立博物館が運慶の作と鑑定した段階で、文化財としなかったのか。運慶は敬虔な仏教信者だ。仏像製作にあたり、信仰の対象仏として心血を注いで製作したと思う。

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