喜多院法興寺

住職のひとりごと

上総国薬師如来霊場会中開帳特別法要

2015-04-26 17:16:47 | Weblog

上総国薬師如来霊場会では中開帳(五月八日~六月八日)を実施するに当たり、去る四月十六日に、七十名が参加して結願寺である芝山町の観音教寺本堂にて特別祈念法要が行われた。午前十一時より進藤明照師の半鐘の合図で霊場会順に住職たちが入堂、特別記念法要が執り行われた。上総国薬師如来霊場会中村守正会長導師はのもと、会奉行に田中隆鏡副会長の司会進行で、霊場会会員住職出仕により特別祈念法要が執り行われた。
松崎馨田師の法要宣言の後、経頭の渡邊秀雄師の発声でご法楽が開始された。懺悔文・三帰礼文・十善戒・三昧耶戒.真言・開経文・般若心経・光明真言の後、詠頭の中村隆智師が発声して、*1ご詠歌(薬師如来、観音教寺)が奉詠された。ご宝号・ふ普えこう回向で法要を終えた。
続いて導師である中村会長が「上総国薬師如来霊場会が出来て十七年が経過し、今回で三回目のご開帳になること。会長が霊場会に入った経緯を話された。「秘仏のお薬師様が何十年もご開帳せず、ご開帳の方法も分からなかったが、霊場会の加入で念願のご開帳を果たせたこと。もう一つは、三十年前に大腸ポリープが肥大し、腸閉塞の状態で大腸を六十センチを切除、そのご癌の転移もなく、元気に過ごせたのは、お薬師さまのお陰なので、会長職を引き受けた。」と挨拶した。
その後、法要終了宣言を岩瀬弘明師が行い、本堂前にて参加者全員による、記念撮影があり、護摩堂にて記念式典が行われた。
高野公義師の開会宣言で式典がスタートした。来賓を代表して新上総三十三観音霊場会庄司斉彦会長は「兄弟霊場会として互いに頑張りましょう」と挨拶した。続いて観音教寺の山主である濱名徳永大僧正の挨拶では、薬師霊場会発足の経緯と思い出話が話せれた。観音教寺の稲垣弘事務局長の乾杯で、懇親会が始まった。中村会計から観音教寺さんを始め、多くの賀儀について報告があった。会場は司会の田中副会長の軽妙な話術に式典と懇親会が盛り上がった。今後の計画に反映しようと檀信徒から、アンケートを募集、和やかなうちに式典懇親会が進み、鈴木政雲副会長から、中締め終了宣言がり、全てを終了した。
* 1「薬師仏 願へもろびと身の病こころの病 得ざるはなし」「ありがたや信心癒すのりの寺 るりのくすしも みてのまにまに」

http://white.zero.jp/yakushi/gyoji/gyoji.html

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