喜多院法興寺

住職のひとりごと

ES細胞使い視力回復に成功

2012-01-25 06:28:28 | Weblog
(読売新聞)
 {米バイオ企業のアドバンスド・セル・テクノロジー社は23日、あらゆる細胞に変化できるES細胞(胚性幹細胞)から作った網膜細胞を、ものがほとんど見えない患者2人に移植して視力を回復させることに成功したと発表した。

 英医学誌ランセットに掲載された。ES細胞を使った治療で効果が論文として報告されたのは初めて。

 同社は2010年11月から、ともに網膜に原因があって視力が低下した加齢黄斑変性症の70歳代女性と、スターガート病の50歳代女性に臨床試験を実施。ES細胞から作った網膜色素上皮細胞5万個を、片側の目に移植した。

 その結果、70歳代女性はそれまで手の動きしか識別できなかったが、移植の1週間後には指の本数を数えられるようになった。50歳代女性も識別できる文字の数が増えたという。手術から4か月が経過した時点でも、移植した細胞の異常増殖など、安全上の問題は見られないという。同社は、さらに多くの患者で安全性と有効性を確認する。}

 角膜の異常でほとんど目が見えない患者二人ににES細胞から作った網膜細胞を移植して視力を回復させることに成功したと発表した。
手術の結果、一人は手の動きがわかるようになり、もう一人の患者は識別できる文字の数が増えたという。手術ごの細胞の異常もなく安全上の問題もないという。今後目の見えない患者にとって朗報となることでだろう。