喜多院法興寺

住職のひとりごと

台湾留学生2人殺害、容疑者が任意同行中に自殺

2012-01-10 06:25:23 | Weblog
(読売新聞)
 {東京都台東区のマンションで住人の台湾籍の女性2人が殺害された事件で、殺人容疑で指名手配されていた台湾籍の留学生・張志揚容疑者(30)が9日、名古屋市内で警視庁の捜査員に任意同行される途中、隠し持っていた刃物で自分の首を刺し、自殺した。

 同庁は任意同行の方法に問題がなかったかどうか調べている。

 同庁の発表によると、組織犯罪対策2課の捜査員が同日午後6時20分頃、名古屋市中区内の商業ビル地下1階で張容疑者を発見。身体検査を行い、車で愛知県警中署に任意同行したが、同署の玄関前に到着した際に果物ナイフ(刃渡り11センチ)で自分ののど元を刺したという。張容疑者はナイフをズボンの中に隠し持っており、同庁は身体検査が不十分だった可能性があるとみている。署で指紋採取して本人確認をした上で逮捕する予定だった。}

 台湾人2留学生殺害の容疑者を名古屋市内で任意同行中、自殺を図って死亡した、と発表した。警察署の前の捜査車両内で、ズボンの中に隠し持っていた果物ナイフで自分の首を刺したという。なぜ身体検査を念入りに行わなかったのか、不思議だ。まして2人も殺害している容疑者が、自殺する事は容易に想像がつくはずだ。これで事件の全容がつかめなくなる。遺族の気持ちを考えると、やるせない気持ちになる。前回、オウム真理教元幹部の平田信容疑者を本部前で「門前払い」する失態があったばかりだと言うのに。呆れる。