喜多院法興寺

住職のひとりごと

<瓶入り手紙>ギリシャ人元船長、恋文返却に感謝 太平洋漂流、12年ぶり

2010-07-09 06:32:10 | Weblog
毎日新聞
 {鹿児島県・奄美大島に漂着した瓶入りのラブレターが6日、12年ぶりに差出人のギリシャ人元船長、スタブロス・ドラカキスさん(72)に返却された。アテネの日本大使館大使公邸で受け取ったドラカキスさんは「手紙を拾い、手を尽くして届けてくれた皆さんに感謝したい」と感激した。

 ラブレターは98年11月、米ハワイ沖を貨物船で航行していたドラカキスさんが、故郷の妻子を思い瓶に入れて海に投じた。昨年11月に海岸に漂着しているのを島に住む会社員、常田誠さん(38)が見つけた。差出人の住所がなく、手紙の翻訳や照会に9人がかかわった。

 常田さん家族は北村隆則ギリシャ大使に、ラブレターとともに発見の経緯を説明した手紙を託した。ドラカキスさんは「常田さん家族の丁寧な手紙にとても感激した。必ず返事を書きたい」と語った。報告を受けた常田さんは「拾ったときには、本人に届くとは思いもしなかった。夢のようです」と振り返った。

 この話題は地元の新聞やテレビで大きく報じられた。パプリアス大統領も同日、離任あいさつで訪ねた北村大使に「とても感動的な話ですね」と取り上げた。【足立旬子】}

ハワイ沖でビンに入れた手紙が、12年掛かって鹿児島県・奄美大島に漂着した。この手紙を見つけた常田誠さん(38)差出人の住所がなく、手紙の翻訳や照会にかなり苦労したらしい。調べてみるとギリシャの人が書いた手紙と分かり、北村隆則ギリシャ大使に託した。書いたギリシャ人元船長に奇跡的に届けられた。夢のある話だ。