喜多院法興寺

住職のひとりごと

世界初、ES細胞治療の臨床試験…脊髄損傷患者に注入

2009-01-24 10:58:10 | Weblog
読売新聞
 {【ワシントン=増満浩志】米バイオベンチャー企業「ジェロン」(カリフォルニア州)は23日、人間の 胚 ( はい ) 性幹細胞(ES細胞)を応用した治療の臨床試験を、世界で初めて行うと発表した。

  脊髄 ( せきずい ) 損傷で歩けなくなった患者に、ヒトES細胞から作製した細胞を脊髄に注入、神経系細胞を再生させる。

 AP通信によると、臨床試験の第1段階は今夏に開始。損傷から1~2週間の患者8~10人を対象に、中枢神経を保護する細胞に育つ細胞を注入する。治療の安全性を確かめるのが目的だが、マヒした感覚や運動機能の回復など、治療効果も同時に調べる。同社は、ラットなどの実験で治療の安全性や効果を確かめ、臨床試験の実施を米食品医薬品局(FDA)に申請。今週、承認が下りたという。}

 世界初、ES細胞治療の臨床試験の実施を米食品医薬品局に申請し、承認が下りたという。脊髄を損傷した患者にヒトES細胞から作製した細胞を脊髄に注入、神経系細胞を再生させる。マヒした神経が再生され、歩けるようになれば夢の治療が可能になる。成功を祈りたい。