うべプラネタリアン

プラネタリウム解説の活動を通じ、いろいろ感じたことをさまざまに語りたく....

オリオン座流星群 3 ...(191)

2007年10月22日 20時05分52秒 | うべプラネタリアン
昨夜は、結局、11時までねばってすっきり晴れず、三々五々解散した。
が、11時40分頃からすっかんぴんに晴れた。
晴れたが、流れ星はてんで飛ばなかった。
だから結局昨夜は何だったんだろうということになった。
まぁたいていこんなもんだ。
夜、しみじみと話していると、他の雑念がないから、65歳と11歳がいい会話ができる。
カナンが、「ねぇせんせ、星を見ていてぞくぞくっとすることある?」と聞くから、
「あるよ、いつもある。今だにある。夏菜は?」
「あるってば、あたりまえじゃん。さっきも“すばる”見てて、背骨のあたりが震えたもん」
「そう、私もね、夏菜より6倍も生きてるから数限りなく星を見てきたけど、
毎たび何かでそんな同じ思いをするよ」
「星の世界って何故かそんなもん持ってんだ、いいなぁ~」
こんな会話ができるから、流れ星を見に行ってひとつも流れなくても(たまたま私は“No Get”←くそっ!)、
ムラ雲流れていらいらするような夜空でも、ほんのり芯は熱いのだ。

画像は最近NASAが配信したすばらしいオーロラ。すばるも写っている。
こんなんカナンといっしょに見ることができたら、大熱が出るやろな、二人とも。