うべプラネタリアン

プラネタリウム解説の活動を通じ、いろいろ感じたことをさまざまに語りたく....

今宵も人にる呼びかけるほどの....(81)

2007年04月19日 23時32分25秒 | うべプラネタリアン
星空ではなかったが、天体観望会には初めての方が多く来られた。
友達の友達から声をかけられたので....との話。
うべプラネタリウムネットが一人歩きをはじめた気配。
うれしいことだ。
そんな初めての人々の中にあって、小学生の夏菜さん莉菜さん姉妹は、
あちらの望遠鏡こちらの望遠鏡と、くるくるとミズスマシのようにわたりあるき、
余裕の対応をしてくれた。
その存在は、なんともいえない和やかさを作り出してくれるので、すごい手助けになる。
それにしても、大人達は、なぜ、あの土星の美しさを見て同じことを言うのだろう。
「あらま、うっそぉ!どこにシールが貼ってあるのかしら」だと。
こちらも「あ、バレましたか」と、てきとーな無駄口をたたくのだが、それは、マジに取られかねないから、止そう。
自分のデジカメに土星を撮りこんで、「すっごくうれしい」と子ども以上に喜ぶ若いお母さんの表情にあうと、
「あ、星好き病に感染したな」とぐふっと笑ってしまう。
そんなとき、チラと横を見ると、夏菜さんコロコロ笑っている。

今宵のように、晴れているが霞の濃い時は、望遠鏡で見る細い月が美しい。