福岡フェスの目玉企画、「演出家コンペ」の公開プレゼン審査の結果が出た。
意外、といえば意外、順当と言うと「うーん」という結果。
例年通り「書類審査」前の「実質応募」がどれくらいかわからないけれど、
去年から一つ多い5つが公開プレゼン審査に進出。
・・・・ ここから先は機密上「少しぼやかして」書いています。・・・・
Aはまあ、チェーホフを「やりなれている」強みが出た。
Bはものすごく「新鮮」な「会話劇」に仕上げてる。
・・・ ここまでは見手の自分でもすんなり次に進出と決められる。・・・
Cはとにかくプレゼンの段階で穴が多くてしんどかった、ゆえに「消し」た。
問題はDとEのどちらを「ふるい落とす」ことになるか。
どちらも「物語」をちゃんとした形で「掘り下げて」理解しようとする姿勢が
十分に出ていたように見える。
方法論は「言葉」を「掘り下げる」か、「言葉」を「身体言語で補う」かという
真逆のアプローチングだったけれど。
また今年も「次段階に十分な態勢で臨めるか、否か」というところが
ふるい残った、ふるい落ちたを決めたと思う。
去年はプレゼンから公開審査まで3ヶ月、今年は少し余裕があって4ヶ月。
公開審査でフルを求めるのは酷だとしても、8割の仕上がりで来てほしい。
それならば、プレゼンの段階で5割以上の出来を感じさせないとまずい。
・・・ただそれだけ。