まあ、福岡フェスのシリーズチケット、パッケージされている分は
皆勤することが筋、ということはね、けれどベアスタ行きたかった。
・・・うわさによると段階的なことをやったらしく、それでまた勝った、ということらしい。
ますます「今までの仕切りってどうだったんだろ、ささえるってなんなんだろ」という
思いが強くなった。
さて、福岡フェスが終わったぞ。
「シーズンの総まとめ」という流れをここ数年間で作れた・・・かな。
このシーズン全体の最大の収穫F'sの「ロン通り十三番地」を広く「お披露目」できて、
ホルブラも「2007年三部作」の次展開を見せることができた、
ヒットステージやMMST、アントンクルーという「新しい発見」もあった。
これに関西の実力派が絡んできて、口直しに東京の商業枠というパッケージが
完成の域に近づいた感が。
このシリーズにあわせて「周縁企画だぁ」と若手のカンパニーが甘とう館や
ぽんプラザで積極的に興行を打っている。
・・・だからこそ、もうひとひねりほしいな、いろんな意味で。
「ドラマドクター」というポジションで質をあげるやり方があるのならば、
「ホールドクター」という形で「箱の使い方」の質を上げるやり方もありでは?
「この箱はこういう特性があるから灯の遣い方に気をつけて」とか
「物語をうまく見せるための舞台の使い方と客席の配置」を
アドバイスするチームがあったらいいな、と思った。
「チャレンジ枠」と銘打たれているのだから総倒れにならない配慮は
必要だと思いますが、どうだろう?
「客席をある程度削る勇気」が重要なのかもしれない。
ぽんプラザと西鉄ホールの真ん中のポジションができる150から250クラスの
演り手にとっては使いやすい、見手にとっては行きやすい箱が
福岡には大博多と使えたら千代のガスホールしかない現実から見ても。