蹴球放浪記

緩まない、緩ませない。
横着しない、横着を許さない。
慌てない、「だ」を込める。

わたしの「辞書」はどれだけできた?

2009-08-31 22:02:02 | Hiroya's Note

 選挙、結果引き分けじゃねーか、と言ってみる。
「当選しなければいけない人」が力及ばず、
「当選してはいけない人」が簡単に当選してしまう現実、いまだ変わらず。
政権交代で「政策」という道具を使って首は絞められるだろうが、
まあいい、じぶんらにはもっと大事な問題がある。

 「自分で自分の辞書」を作る作業、というやつが。

 あらゆることを「変えていく」ということは「自分で自分の辞書」を
作っていく、ということなのだ、と世の中を見渡して感じる。
「他人の辞書」に頼っているうちは何も変わらない、
だって、自分の見た「現実」は自分の「言葉」でしか伝えられない。

 自分の言葉を広げるために「辞書」というものはあるのだ。
先の見えないこれから、「自分の辞書」を持っているのと
持っていないのとはすごい違いになりそうだ。

 まだまだうまくできていないよな。


とりあえず。

2009-08-24 23:28:44 | 舞台のこと

 意外な形で収まった、ということで。
・・・自分のミスが元でえらいことになってたようで。
てか、至極当然の反応だよなぁとある種の申し訳なさと
「何でこういうことしかできないのだ」とじぶんの情けなさに
きょう行くまで悶えてたのですよ。

 で、今日のロングラン、あるプレイヤーの動きがぶれていた。
いつもぶれる、ということのない子だったのに、微妙なところで
ぶれていた、机の間と間をうまく渡ってムーブマイムやっていたけど、
今日はカタカタよくぶつかっていた(以下略。

 今日の幕間は「シークレット・シークレット」だって。
・・・本編にはないねたを混ぜながら、「まっくろくろすけでておいで」で
  話を〆て、そこから先の本編展開も幕間の内容に乗っかって
  アドリブ満載で楽しかった。
あと、「ボーナス・トラック」も会っていろんなこと忘れて素直に楽しめた。


わたしは、今、こうして、ここにいる。

2009-08-21 20:48:18 | 舞台のこと

 今シーズンのぽんプラザロングランの演目、
そおいえば、自分が最初に見始めた舞台のひとつなのですよ。
ちょうど、舞台計画の仕事を始めて「わたしは」と「ひらく」という作品を
立て続けに二本やって、足りないところはどこなんでしょうね、と
いろんなところにいろんなものを見始めた時期。

 で、ちょうどその前の日に、自分がいたところで
「自分は一体なにをどうしたらいいかわからない」苛立ちを
いつものように糞女の人生と絡めてひどくぐだぐだと話して、
「現時点に満足している人」から「自信を持てよ」といわれて、
「あなたにいったい何がわかる」とお茶を入れたマグカップを
ぶち割って、回りをパニックにさせて、結果薬が増えて
一週間の強制休暇、おまけに家族はみんな上の妹のことで
初めての海外旅行でハワイ。

 久しぶりにひとりで生活する中で舞台見に行って、ご飯作って食べて、
次の日は北芸行って、ご飯作って食べて、あとはごろごろして
ご飯作って食べて、電話線引っ張るのに立ち会って、ご飯作って食べて、
舞台計画のトレーニングに出て家族が帰って来ての一週間。

 そういうことで内容も薄ぼんやりだったし、感覚も薄ぼんやり。
しかし、「k2t3って、(というかごとーかおり)すげえな」という印象が強く残った。
次の公演も追っかけようとチケット買ったけれど、それからが大変。

 じぶんが薬の使いすぎで「毒の塊」になって、身動きが取れなくなって、
薬抜きの一週間にちょうど公演の日程が重なって、
その前に自分と出会ったいろんな人のイメージを借りて自分が自分を責めやがる。
それが昼間、夜はとんがったイメージが頭の中をぐるぐるして眠れない。
たまって、たまって、死のうとしても死ねなくて、それだったら生きよう、と
言うことになって、広告配りの仕事を始めて、お金のことを片つけて、
われらが愛媛を少し気にし始めて、舞台計画をやり直して、
なんだかんだがあって、今がある。

 初日は話の中身を追っかけながら自分の来た道を振り返る必要があった。
・・・だって次の日、挨拶回りでそういう話をすることが毎週金曜の決まりごと。

 幕間の爆走蝸牛は夜の怪談話を「キング・オブ・ザヒル」という
アメリカン・アニメの「父ヒルが夕方その友達と家の前の道路で
 缶ビール飲みながらぐだぐだ話して、ぐだぐだ相槌打つ」場面を
懐中電灯使ってやってみました、の趣。
さとねーさんの持つ「花とゆめ」ワールドと博多演劇の最新形に加え、
「そういう引き出しもあったのね」という驚きがあった。


続、どうそうかい。

2009-08-18 20:00:18 | 舞台のこと

 こないだ、同窓会に行く途中にギャラクシーの恵美嬢に見つかって、
ごにょごにょと立ち話をする。

 え:「k2t3のろんぐらん、ちけかいましたかぁ」
 ひ:「うん、かったよ、ばくかたとぎゃとしーくれっととちぇけらのぶん」
 え:「うぁ、すごいですねぇ」
 ひ:「ほんとうはね、いちまんえんもする『あいあんまん・ちけっと』
     ほしかったんだけど、ほら、どにちしごとでひるまいけないから」
 え:「なんかうわさではいちまいうれたらしいですよ、あいあんまん」
 ひ:「うぞっ、どこのものずきだよ(・・・ぐっ、ぐやじぃ)」
 
 なんか用事があったらしく急いでいたようで、これ以上足止めさせちゃ
申し訳なかったなぁ、指名したいが、ギャラクシーはフリーで遊び行くのが
自分のルールにしているので余計申し訳ない。

 てなわけで、いよいよあさってから福岡演劇のお祭り
「ぽんプラザロングランシアター」が始まるよ。

 今年の演目はk2t3の「アーリーmyラブ」。
2004年2月にくうきさんのワンコインシアターで初演かけたやつの
ほぼ新版をやるそうな(そおいえば、ごとーさんいないし)。
おはなしはぶっちゃけ言えば、学校の同窓会で起こった
いろいろなことを通して「(おんなのこの)人生って何なんだろ」を
深く考えさせながら笑わせる、このカンパニーが一段上がるきっかけに
なった演目。

 見所はk2t3の世界観にぱずーのお掃除おばちゃんと、
みねおさんという福岡でも独特の間合いを持つプレイヤーがどう絡むか、
そして福岡の名だたるカンパニーが幕間にどう得意技を繰り出すか、
この二点。

・・・ああ、わくわくしてきた。